立花家史料館 Tachibana Museum

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工芸の美

芥子雛人形

蛤天橋立根付

はまぐりあまのはしだてねつけ

江戸時代末期〜明治時代 懐玉斎正次(かいぎょくさいまさつぐ)

根付の名工として知られる懐玉斎正次(1813〜1892)の作。象牙容彫(かたほり) で日本三景のひとつ天橋立の風景をわずか4センチ程の蛤の中に再現している。肉眼では細部まで確認するのが困難なほどのミクロの世界が、全く破たんなく展開しているのは驚異的である。

※容彫:写実的で立体的な丸彫

御花 立花財団