立花家史料館 Tachibana Museum

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過去の展示

柳川藩主立花家の花・文・武 〜春の展示〜

平成24年2月11日(土)〜4月8日(日)

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「柳川藩主立花家の花・文・武-春の展示-」のテーマは「展示室でお花見を」です。“花”と“文”の分野では、柳川藩主立花家に伝来した5千点もの大名道具の中から、梅や桜で彩られた調度類・茶道具・能装束などを集めました。特に絵画は、柳川藩の御用絵師による掛軸や、近年発見された亜欧堂田善の油彩画など、桜を題材とした華やかな作品を一挙に展示します。また、婚礼調度として調えられた茶弁当や華やかな提げ重が並び、まさに江戸時代のお花見気分をお楽しみいただけます。

“武”の分野では、初代藩主宗茂所用の甲冑2領をはじめとする歴代藩主の甲冑のほか、立花家伝来の武具・馬具の中から、選りすぐりの名品を紹介します。

主な展示作品

名称 制作年代 作者/所用者
白綸子地網目に四季花束模様打掛 江戸時代後期 12代藩主室純姫所用
木地桜樹文文箱 江戸時代末期〜明治時代  
賀茂人形 江戸時代末期〜明治時代  
梅に鶯図蒔絵盃 江戸時代中期 古満巨柳
賀茂人形 江戸時代後期  
御所人形 江戸時代後期  
有職雛 江戸時代後期  
牡丹唐草蒔絵雛調度 江戸時代後期 江戸七澤屋製
色絵藤桜槌車図水指 江戸時代初期 京都
沖の石図蒔絵組盃 江戸時代中期〜後期  
萌葱地桐笹蒲公英模様舞衣 江戸時代後期  
黄地梅薔薇文唐織 江戸時代中期  
梅図 明治時代以降 賛 三条実美
花葉写生帖 大正時代  
瀧に桜図 江戸時代後期 梅沢晴峩
花下遊楽図 江戸時代後期 亜欧堂田善
鉄皺革包月輪文最上胴具足 桃山時代 初代藩主立花宗茂所用
金箔押桃形兜 江戸時代初期  
金溜地塗籠弓 江戸時代初期 初代藩主立花宗茂所用
鉄錆地桜文亀甲鉄繋畳具足 江戸時代初期 3代藩主立花鑑虎所用
鉄錆地雲龍文打出縦矧両引合胴具足 江戸時代中期 7代藩主立花鑑通所用
紫羅紗筒袖陣羽織 江戸時代後期 12代藩主立花鑑寛所用

御花 立花財団