2021/5/7
ご無沙汰して申し訳ございません。
前回投稿から1年ちょっと過ぎてしまいました。
この1年についてごくごく簡単に振り返ります。
緊急事態宣言を受けて、立花家史料館は昨年の4月6日から6月1日まで休館しました。
立花邸も閉鎖
西洋館や家政局の電気も消えました
ちょうど桜の季節でした
約2か月の休館を経て、6月2日からは開館時間を短縮して、毎年恒例の刀剣展を開始。
通路を限定しての開館
秋には博物館実習の学生さんの受け入れも行い、10月3日からは秋のテーマ展を開催。
立花宗茂の柳川再封400年記念特別展も、12月4日にはなんとか無事に開幕することができました。
そして今年の4月25日、立花家史料館は開館27周年を迎え、これからの幸いへ願いをこめた、宗茂所用兜紅白スタイルのケーキでお祝いしました。
またこの期間の大きな出来事といえば、クラウドファンディングへの挑戦があります。
2か月の休館と、その後の入館者数の激減により運営費が非常に逼迫。
立花財団の所蔵する立花家伝来品が散逸の危機に陥ってしまったことから、クラウドファンディングでご支援をお願いしましたところ、おかげさまで当初目標の3倍以上にあたる2200万円余をご支援いただきました。
あらためて感謝申し上げます。
さて2021年5月現在、立花家史料館は感染症対策を万全にしたうえで、必要最小限の人員での開館を維持しています。
開館時間や休館日は公式サイト内のカレンダーでご案内しています。
このような状況ですので、先の予定がなかなかご案内できなかったり、急に変更となったりする場合がありますが、何卒ご了承ください。
急な変更等は公式サイトや公式twitterアカウントでおしらせいたしますので、そちらをご確認ください。
また学芸員につきましては、現在も業務縮小が続いています。
レファレンスやお問い合わせメールへの対応に時間がかかる等、ご不便をおかけしておりますが、何卒ご理解をいただきたく存じます。
スタッフが誰一人欠けることなく博物館活動を続けられることに感謝しつつ、私たち立花家史料館は、これからも活動の充実を目指してまいります。
タグ: 展示案内, 立花財団, 黒田屋さんのケーキ
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2020/1/31
立花家史料館では、新しい掲示物を出しました。
史料館を運営する公益財団法人立花財団の活動をご支援くださっている
賛助会員のみなさまの芳名板です。
感謝の気持ちをこめて掲げております。
なお寄付者一覧は当財団の公式サイトでも公開していますが
サイトの方は月1回の更新ですので、随時更新の芳名板とは違っている場合があります。
ご了承ください。
いつかここがいっぱいになるほどのご支援がいただけるよう
今後もスタッフ一同、精一杯取り組んでまいる所存です。
それではここからは当財団の賛助会について、Q&A方式でご案内いたします。
Q. (公財)立花財団の賛助会に入ると何があるの?
A. 会員のみなさまにはご入会の際に
キラキラのメンバーシップカードと入会記念品をお送りします。
史料館の調査研究活動の成果として、年間を通して展示をご覧いただけたり
会員様限定の特別プログラムへの参加のご案内があります。
またゴールド会員の方へは学芸員による解説をご用意いたします(要予約)。
Q. 税制上の優遇措置ってあるのかしら?
A. 当財団は「特定公益増進法人」に指定されていますので
当財団へのご寄付は、税制優遇(寄付金控除・損金算入)の対象となります。
ご入会の際に発行する「領収書」は、税制上の優遇措置を受けるために
確定申告時に必要な証明書となりますので、大切に保管してください。
Q. でもお高いんでしょう?
A. 当財団の賛助会は1口3,000円。会員期間は1年間です。
1~2口はシルバー会員、3口以上はゴールド会員で
他に法人会員(3口以上)もあります。
継続的にご支援いただける場合は「継続寄付」でお申し込みください。
会員期間が1年毎に自動的に更新(つまり会費が引き落とし)されます。
Q. あら意外とお手頃なのね。どこで申し込めばいいのかしら?
A. ご寄付はこちらのサイトからお申し込みください。
インターネット上でクレジットカード決済により受け付けております
会員期間が1年間の「都度寄付」は、立花家史料館受付でもお申し込みいただけます。
Q. わたしは名前を出したくないんだけど、それでも大丈夫?
A. 寄付者一覧にお名前を公開してもいいかどうかは、お申し込みの際にお尋ねしますので
匿名希望の方も、どうぞ安心してお申し込みください。
Q. ところで賛助会員芳名板はどこに掲示してあるの?
A. 立花家史料館展示室入ってすぐの右手壁に掲示しております。
タグ: パネル, 立花財団
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2018/12/30
もうすぐ新しい年を迎えますが
みなさんのお家ではカレンダーの準備はととのいましたか。
当館学芸室ではこれまで、収蔵資料画像ご利用の成果物としてお送りいただいた
甲冑カレンダーや刀剣カレンダーを愛用しておりました。
甲冑も刀剣も全国の選りすぐりの作品が月替わりで登場し、とても楽しみなのですが
毎年当館の収蔵品が採用されるわけではなく
各人が手元の卓上カレンダーで済ませる年もありました。
そんな一昨年の暮れ、突然華やかなカレンダーが送られてきたのです。
東宝の女優さんカレンダー。
一昨年に開催したイベント時に衣装をお借りした
高津装飾美術株式会社が送ってくださいました。
表紙は長澤まさみさん。
さらに各月を名だたる女優さんが彩ります。
早速学芸室のドアにかけてみたところ
殺風景な部屋が華麗に変身。
さすがは長澤まさみさん。
無骨なヘルメットにも負けず、輝いています。
華やかさをもたらすこの素敵カレンダーには
学芸室ドアの主となっていただくことにしました。
毎日幾度となく開け閉めするドアですが
そのたびに目に入るのが素敵カレンダーだと、気持ちも華やぎます。
ただ、なんとなくめくらないうちに日々が流れてゆき
結局一年間、表紙の長澤さんを眺めて過ごしました。
そして今年の12月、またまたやってきたのです。
あの素敵カレンダーが。
2019年版東宝カレンダー。
またまた表紙は長澤まさみさん。
なんでも15年間も東宝カレンダーの表紙を飾っておいでだそうです。
2018年とは雰囲気の違う髪型に、赤い服もよくお似合いです。
○月の女優さんは誰でしょうクイズをしたり
2018年カレンダーと女優さんラインナップを比べたりと
みんなでひと通り楽しんだ後
またまた学芸室のドアに鎮座していただきました。
2019年も学芸室を華やかにしてくださることでしょう。
せっかくいろんな女優さんが出演していらっしゃるので
来年こそは月が変わる度にめくろうと思います。
これから先、甲冑や刀剣のカレンダーへ当館収蔵品が採用された際に実現するであろう
かっこいいカレンダーと素敵カレンダーとの競演が楽しみです。
さて、2018年も間もなく幕を閉じようとしていますが
立花家史料館は年末年始も休まず開館しています。
28日からは新春テーマ展「めでたづくし」が始まりました。
多種多様な「おめでたい」デザインの作品をあつめてきた展示室で、皆さまの新春を寿ぎます。
太宰府へ初詣においでの折は、ちょっと足をのばして
ぜひ柳川へもお越しください。
まもなく来る年がいい年でありますように。
タグ: 立花財団
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2014/4/24
立花家伝来品の展示のはじまりは、昭和26年まで遡ります。
当時は「御花歴史資料館」という名称で、場所も現在とは違うところにありました。
その後、「短刀 銘 吉光」が国宝に指定されたり
「松濤園」が国名勝に指定されたりを経て
平成6年4月25日に「御花史料館」が開館しました。
開館直前のまっさらな状態の展示室
平成23年には「立花家史料館」と改称。
そして明日、当館は開館20周年を迎えます。
20周年を翌日に控えた展示室
昭和12年から現在までの「立花家史料館のあゆみ」は、こちらをご覧ください。
さて現在立花家史料館では、20周年を記念して
「マイルストーンバナーを探せ!」を開催しています。
史料館のあゆみを記したマイルストーンバナーが、史料館公式サイトのいろいろな場所に登場。
それぞれのバナーの文字の中には、色の違う文字がひとつ含まれています。
それを全部で5つ集めて組み合わせると、立花家史料館にとって重要なキーワードがあらわれます。
それを持って史料館にお越し下さい。
バナーは4月13日から3日おきに出現しており
すでに4つは出現済みで、最後のバナーは明日登場します。
ただしどこに出現しているかは秘密。ぜひ探してみてください。
なお誾千代展の際のカウントダウンバナーとは違い
今回は、応募期間中は消えませんのでご安心を。
正解者の中から抽選で5名様に
柳川藩主立花邸 御花お食事券(5,000円相当)と
立花氏庭園友の会のパス(一年間有効:5,000円相当)の豪華セットが当たります。
お食事券5,000円といえば
例えば、料亭集景亭ダイニングのステーキせいろが、2人前(税別)お召し上がりいただけます。
釜飯ご膳であれば、3人前(税別)です。
さらに、応募いただいた方先着50名様には、期間限定絵はがきを差し上げます。
その絵はがきがこちら。
立花宗茂所用の「鉄皺革包月輪文最上胴具足」と「金地三日月図軍扇」
それから宗茂の杏葉紋と忠茂の祗園守紋の表された「軍旗」の3点がデザインされています。
これらを点線で切ったり折ったりすると
かっこいい「立花宗茂 甲冑飾り」が出来上がります。
端午の節句にぴったりですね。
桃形兜の桃太郎も、一緒に並んで嬉しそう。
場所をとらないので、机の上や玄関など、お好きなところで
いつでも宗茂の甲冑に親しむことができます。
「マイルストーンバナーを探せ!」の応募期間は
4月25日から5月11日まで。
みなさんのご来館とご応募を、お待ち申し上げております。
タグ: 立花財団
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2013/12/26
財団法人立花財団が発足して早二十日余り。
立花家史料館にはいろいろな変化がありました。
運営組織の移行(一番大きい変化)
公式サイトリニューアル(ちょこっと)
友の会発足(会員募集中)
史料室にコピー機導入(うれしい)
そして館長室の復活!
実は現在の史料館の建物が出来たときから「館長室」はありました。
しかしいつしか「館長室」はその役割を変え、スタッフの控え室として使われていたのです。
このたびの財団発足と同時に、館長室が本来の形に復活することとなり
師走の第3週、4日間かけて工事が行われました。
これまでスタッフ控え室兼物置として使われていたこの部屋。
寒々とした雰囲気が漂っています。
別の角度から見てみましょう。
壁紙が大変なことに…
それが、なんということでしょう。
素敵な館長室へと大変身を遂げました。
コーディネーターさんが、(室長改め)館長のイメージで決めたというカーテンが
堅さの中にもエレガントさの感じられる空間を演出。
応接セットも入りました。
これでいつでもお客様をお迎えできます。
さらにもうひとつ変化が。
館長室脇は、以前はただの「スペース」でした。
それが、なんということでしょう。
売店とは新しい壁で仕切られ、デスクとチェアが置かれ
「財団総務の仕事スペース」に見事変わりました。
これで財団に関する諸々のお仕事もはかどることでしょう。
新しい館長室ができ、そして世間はクリスマス。
ということで…
クリスマスツリーを飾ってみました。
素敵なお部屋に素敵なツリー。
気分の盛り上がった我々スタッフは
館長室完成とかクリスマスとか誕生日とかいろんなことおめでとう
という意味を込めて、くす玉を割ることにしました。
こちらのくす玉は、館長がネスレで購入。
中にお菓子が入っています。
さぁ、割りましょう。ぱちぱちぱち
あれ、ひもが切れてしまいました。
えーい、手で開けてしまえ。
無事に割れました。
「おめでとう」の文字と連なるお菓子。
今後この素敵空間は
館長の仕事部屋、そして応接室として、大いに活躍してくれることでしょう。
タグ: 立花財団
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