2010/10/22
先週、西鉄福岡駅のイベントブースにおいて、特別展「立花宗茂」のPR活動が行われました。
このイベントは西鉄、南海電鉄、和歌山県九度山町、柳川市の共同PRキャンペーンで、九度山町からは真田幸村の甲冑隊が、柳川からは立花宗茂の甲冑レプリカと古武道隊が参加しました。
実は立花宗茂と真田幸村は同じ1567年生まれ。同じく1567年生まれの伊達政宗らと比べると宗茂の知名度は決して高いとは言えませんが、この特別展を契機に、宗茂の知名度が少しでも上がればいいなと思っています。
その後、博多のぽんプラザホールで公演された「雷神の足」を観賞してきました。劇中の「雷神」とは雷を切ったという伝承をもつ大友の将、戸次道雪のことですが、その道雪の輿をかつぎ、文字通り「足」となって活躍した人々を描いた物語でした。
道雪の輿の担ぎ手として、博多の祇園山笠の舁き手を登場させている点がユニークです。
また、登場人物それぞれが生き生きと魅力的にあらわされ、演出もあっと驚く仕掛けが施されており、とても楽しめました。
地元柳川の人々にも、是非見ていただきたい作品です。
タグ: 宗茂プロジェクト400, 池田商会
Posted in 特別展「立花宗茂」 | 西鉄イベント&「雷神の足」観賞 はコメントを受け付けていません
▲ページの先頭へ
2010/10/12
今週末、福岡市博多区のぽんプラザホールで、戸次道雪を題材にした演劇、「雷神の足」が上演されます。
ご存知の通り、戸次道雪は立花宗茂の養父であり、柳川・立花家の初代当主です。落雷によって下半身が不自由となったため、戦場では輿にのって指揮を執ったという伝説がありますが、本作品のタイトルもこの伝説にちなんだものと思われます。
ちなみに、一般には「立花道雪」の名前で知られていますが、道雪が生前に「立花」姓を名乗ったことはないようです。
これは、大友宗麟にたびたび反旗を翻した立花家の姓を名乗ることを、道雪が憚ったためといわれています。
柳川・立花家の初代ですので、立花道雪と表記したいところですが、上記のような理由から、当館では戸次道雪(あるいは戸次鑑連)と呼んでいます。
ややこしいですね。
このように、衰退する大友家に忠誠をつくし、最後まで支え続けた将、戸次道雪の登場する「雷神の足」が、10月14日〜10月17日にかけて、ぽんプラザホールで上演されます。
最終日、17日のチケットは好評につき、すでに完売したそうです。
私も台本を拝見いたしましたが、とても面白そうな設定で上演が楽しみです。
公演情報は下記のとおりです。
なお、詳細は(劇)池田商会様のサイトをご覧ください。
http://www.geki-ikeda.com/
(劇)池田商会 第十回本公演 瀧猫亭「雷神の足」
作・演出 瀧本雄壱
日時:
10月14日(木)19:00〜、15日(金)19:00〜、16日(土)13:00〜、19:00〜、17日(日)13:00〜
会場: ぽんプラザホール(福岡市博多区祇園町8-3)
問い合わせ: info@geki-ikeda.com
タグ: 池田商会
Posted in 一般 | 雷神の足 はコメントを受け付けていません
▲ページの先頭へ