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「島原の乱」ではいろいろ起こった

2018/5/18

5月13日(日曜日)に
「『島原の乱』その時に何がおこった」というイベントを催しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは当館イメージキャラクター「宗茂と誾千代」と
島原城で活動されている、島原城七万石武将隊との
交流イベントとして開催したものです。

 

 

さて今回のイベントは、午前の陣:トークセッションと、午後の陣:歴史演舞の二部構成。

午前の陣では「学芸員が語る御家の事情-立花・鍋島・細川のうごき-」と題して
各家をよく知る学芸員たちが、島原の乱において、九州の大名たちは何を思って出陣し
どのように働き、乱の後はどうなったのかを解説しました。

出演していただいた学芸員は
細川家:林千寿さん(八代市立博物館
鍋島家:富田紘次さん(公益財団法人鍋島報效会 徴古館
立花家:白石直樹さん(柳川古文書館
という豪華メンバー。

 

 

 

 

 

 

この日だけを狙い澄ましたかのような雨にも関わらず
90名以上のみなさまにご参加いただきました。

 

 

 

 

 

 

before 島原の乱から、本戦を経て、after 島原の乱まで
時間の関係で駆け足とはなりましたが
濃密なトークセッションとなりました。

配付資料の中から、各家の関係系図を公開いたします。

立花家だけがシンプル

 

 

 

 

 

 

 

 

また各家の島原の乱について
参考となる展覧会や参考図書を紹介しているサイトを以下にあげておきます。

・八代市立博物館 秋季特別展覧会「天草・島原の乱 徳川幕府を震撼させた120日」(2002年10月25日-11月24日)

・公益財団法人鍋島報效会 徴古館 第81回展「佐賀藩 初代藩主の子供たち」展(2017年9月4日-11月4日)

柳川の歴史4『近世大名 立花家』

 

午前の陣が終わるとお昼です。

イベントに合わせて柳川藩主立花邸 御花の総料理長監修の
お弁当(予約制)が30食限定で販売されました。
その名も「しまばら花風味」弁当。

 

 

 

 

 

 

 

ちなみにお弁当箱は「月高忠心」弁当と同じです。

2年前のあの日のお弁当

 

 

 

 

 

 

 

 

「しまばら花風味」弁当の中身がこちら。

 

 

 

 

 

 

肉に魚に海老に、野菜もたくさん。
味もボリュームも大満足のお弁当でした。

 

お昼休憩の間に、会場では午後の陣の準備が進んでいました。

 

 

 

 

 

 

晴天であれば、東庭園が午後の陣の会場となる予定でしたが
あいにくの雨のため、午前の陣と同じ会場となりました。

御花スタッフの迅速かつ的確な動きにより
15分ほどで会場設営完了。

隣の会場で催されていた別の会の終了を確認後
音を出してのリハーサルを行いました。

 

島原七万石武将隊のブログによると
カメラの角度の関係で、松倉重政さんが太鼓を打ち鳴らす勇姿が
公式写真に残されていないとのことでしたので
リハーサル時に撮影した一枚をここに掲載しておきます。

 

 

 

 

 

 

 

午後の陣の歴史演舞では
まず当館公式イメージキャラクター「宗茂と誾千代」feat.忠茂による演舞から。

戦う忠茂(右)、ナレーションは誾千代(左)

 

 

 

 

 

 

初お目見えのレプリカ采配

 

 

 

 

 

 

 

 

つづいて島原城七万石武将隊の演舞。

 

 

 

 

 

高力忠房さん(左)、天草四郎時貞さん(中)、松倉重政さん(右)
の3名が出演されました。

 

合同で常陸帯を舞った後は、お客さんも含め全員で勝ち鬨。

 

 

 

 

 

 

 

 

島原城七万石武将隊と立花家史料館公式イメージキャラクター「宗茂と誾千代」の
交流イベントは、これで終わりではありません。

5月19日、20日には島原で
「天真乱漫~乱れるように楽しむ島原」が開催されます。

かんざらしを作ったり、具雑煮を食べたり、夜の島原城を散策したりと
乱れるように楽しめる内容が用意されているようです。

事前予約制のプログラムは、すでに締め切られていますが
20日の演舞はどなたでもご覧いただけるとのことですので
お時間がある方はぜひ島原へ。
20日に限らず、ご旅行は(柳川を経由してから)ぜひ島原へ。
イベントの時ではなくても、きっと乱れるように楽しめると思います。

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雷切丸ブログ「戦国ぱーく」

2018/3/8

立花雷切丸、はじめてのおつかい…ではなく、ぶろぐでござります。

 

弥生三日四日と、肥後の地に日本中の武士が参集された「戦国ぱーく 武士の魂」にて
宗茂様誾千代姫様にお供仕りました。

 

当世の熊本城…。

 

 

 

 

 

 

必ずや力強きお姿が蘇ることでござりましょう。

わたくしの過ごした時を思えば、蘇るまではあっという間にござります。

 

立花家中は400年前も当世も、士気が高うござりまするな。
やる気に満ちた柳川本陣でござります。

 

 

 

 

 

 

 

そして、居並ぶ武士の中で、殿と姫が一番光輝いておったのは
言うまでもござりませぬな。( `―´)ノ

 

 

 

 

 

 

 

 

初日の武士の茶会では、殿と姫が客としてご相伴仕ったのでござりますが、正客は細川忠興殿。
戦国時代もそして蘇って当世でも、相変わらず宗茂様と忠興殿は仲良しでござりまするな。

 

 

 

 

 

 

 

大名方は誠に仲がよろしいのでござりまするが、
歌仙殿はわたくしをどのように思っておられるか(´・ω・`)

 

ここだけの話、忠興殿の家臣、松井興長殿が
わたくしにずーっと熱視線を送っておられるのを感じておりもうした…
「雷切丸、儂の刀になれ」と、
殿のおらぬ間に危うく持っていかれそうになったのでござりまするが、
誾千代姫様に助けていただきもうした。
何故か抗いがたい気分になりもうす。
危険な御仁にござりまする…。☠

 

誾千代姫様は、初日に「我が殿一番」という戦にて一番の栄誉を勝ち取りもうした。
流石わが姫にござります。
殿は「誾千代が儂の悪口を言うかもしれぬので見て参る」などと申しておられましたが、
内心嬉しゅうて落ち着かぬご様子であった事、わたくし知っておりまする。

 

 

 

 

 

 

 

平成二の丸合戦へは、殿と共に参陣いたしましたが、
特別な刀で戦うという決まり事により、
わたくしとは離れて戦っておったのでござります。
わたくし、殿が心配でそちらばかり見ておりました…
と言うよりも…殿が別の得物を手にしておるのが気に食わなかったのにござります。( 一一)

 

 

 

 

 

 

 

翌四日は見事な快晴!

実は、三日の雨はわたくしのせいではないかと殿から責められておりました。
わたくし、晴天祈願をするなど今までござりませんのでやり方がよくわからずに困りもうしたが、
初めて、てるてる坊主なるものをこしらえもうした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

四日が晴れたのは、きっとそのせいでござりましょう!( `―´)ノ

殿から「これは、雨乞いか!」と叱られもうしたが…。

 

殿と姫に続き、わたくしも舞台での名乗り「立花家の捲土重来」をご披露できましたのは、
立花家の宝刀の化身としては、この上なき誉れ。

やや気分が高ぶり雷を落としてからのことは、よく覚えておりませぬが…
きっとご先代道雪様もお慶びにござりましょう。

…動画なるものがあるのでござりまするかっΣ(゚Д゚)… … …

 

と、ともあれ、わたくしの殿への忠誠は、
二日目の「我が殿一番」を聴いていただきますればわかっていただけるものと存じまする。

これも、ここだけの話、当初は一分間の主張と聞いておったのでござりますが、
舞台直前に「四〇秒にてお願いいたす」と運営殿から告げられ、慌てもうした。
臨機応変な刀剣ではござりませぬ故。

しかたありませぬ!早口で推して参った!
殿!わたくしやり通しましたぞ。

 

熊本城ツアーでは、誾千代姫様と遠足のようで楽しゅうござりました。

 

 

 

 

 

 

 

あま姫さま、覚兵衛殿について多くを学んだ一日にござりました。
覚兵衛殿はお客人の足が汚れぬようにとの細やかな心遣い、

 

 

 

 

 

 

 

わたくしもすぐに真似いたしました!

 

 

 

 

 

 

わたくし、人の姿になって日も浅い故、よきことと思うものはすぐに真似て学びまする。

 

そして、その後は城彩苑にて、殿と姫と共に舞台を務めもうした。

殿の盃のお話しを少々いたしましたが、
この続きは、弥生十八日、立花家史料館でのフラッシュトークにて、
殿と共にご披露いたしまする故、ぜひお越し下され!

その前の週、十一日のフラッシュトークでは誾千代姫様とともに参戦いたしまする。
こちらもお聴きいただきとうござりまする。

 

最後は日本中の武士たちの演舞がとりおこなわれましたが、
刀剣の身でありながらはじめて演舞というものもやらせていただきもうした。

雷切丸、ずいぶんと長き時を殿のおそばに控えておりもうしましたが、
このような体験ははじめてでござりました。
百年の後も忘れることのできぬ思い出となりもうした。

 

兵どもが夢の跡、、、のようでござりまする。

 

 

 

 

 

 

 

これからもぜひ皆様にお会いしとうござります。
こちらの出演情報をご覧いただき、お越し下さります事お待ちもうし上げておりまする!

 

 

立花雷切丸

 

 

 

こちら、行長殿よりいただいた我らの写真、
わたくしの此度一番好きな写真にござりまする。
宝物にいたしまする!

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『無双の花』を咲かせた朗読舞台

2017/5/18

昨年の11月13日、あるイベントを開催しました。

それは
「立花宗茂と誾千代 -葉室麟『無双の花』朗読イベント-」

直木賞作家・葉室麟さんによって立花宗茂の後半生が描かれた小説『無双の花』の朗読。

 

 

 

 

 

葉室さんと『無双の花』担当編集の池田幹生さん(文藝春秋)
それに立花家17代当主・立花宗鑑の鼎談。

 

 

 

 

 

 

朗読出演者である熊本城おもてなし武将隊による演舞。

 

 

 

 

 

 

以上、3部で構成されたイベントでした。

この日のことは当館館長の書いた立花宗茂450ブログで様子がうかがえます。

 

あれから半年。
5月14日(日)。

「朗読舞台上映とその後の物語
葉室麟 小説『無双の花』朗読舞台-戦国最強の夫婦 立花宗茂と誾千代-」

を半年前と同じ会場で開催しました。

前回の朗読舞台の映像を上映、さらに物語のその後を朗読でお楽しみいただくという内容です。

準備段階のあの日々を思い起こすと、遠い目になってしまいそうなので
すべてすっ飛ばして前日の準備の話から。

 

会場は柳川総合保健福祉センター「水の郷」水の郷ホール。
立花氏庭園から、すぐ近くの場所にあります。

必要なものを運び込み、映像のチェック。

 

 

 

 

 

 

館長室の壁に投影したときはあんなに小さかったのに、こんなに大きくなって。
大きなスクリーンでみなさんにお見せできることに感慨ひとしお。

 

当日は朝から、スタッフ総出で準備作業です。

 

 

 

 

 

 

ロビーには、前回作製した大型バナーが再び登場。
さらに今回の出演者のバナーも並んでお客様をお出迎え。

その間、舞台ではリハーサルが行われていました。

舞台からの景色

 

 

 

 

 

 

 

 

主催者の当初の予想を大きく上回る数のお客様がお越し下さり
会場は満員になりました。

当館館長と柳川市長の挨拶の後
昨年の朗読イベント第1部の上映のはじまりはじまり。

 

 

 

 

 

 

会場はシーンと静まりかえり、みなさん映像に見入っているご様子。

 

一方その頃、控室では出演者の着付けとヘアメイクが行われていました。
前回の凛々しい甲冑姿とは打って変わって、艶やかな打掛姿の誾千代が完成。
「誾千代」の朗読者は橋本あかねさんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

立花夫婦

 

艶やかな衣装は初めての橋本さん。
控室前の廊下で歩く練習をします。

台本を手に持って、ここをこのくらい持ち上げて…

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに、髪の後ろ側はこうなっていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

上映もいよいよ終盤に差し掛かった頃、出演者が舞台袖に控えます。
この日下ろしたての夏衣装を身にまとって気合い十分な
細川忠興さん(熊本城おもてなし武将隊)の背中。

 

 

 

 

 

 

 

その後の物語の朗読は
誾千代との永別、雪下との別れ、柳川城への再封の3場。

 

 

 

 

 

 

前回の映像を編集するとき気付いたことなのですが
「語り」の島津義弘さん(熊本城おもてなし武将隊)のアップがない。
一番口を動かしているにも関わらず、映像が少なくて申し訳なかったです。

そんなことを思い出しながら今回の映像を確認してみたところ
ちゃんと島津さんのワンショットが撮影されていました!
ありがとう、柳川フィルムコミッション!(撮影をお願いしていました)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

奥州南郷(現在の福島県棚倉町)が物語の舞台となる場面では
棚倉町からご提供いただいた美しい風景写真を、背景に映しました。

宗茂たちも目にしたであろう、山々に囲まれた景色が
美しい物語にさらに花を添えてくれました。

 

 

 

 

 

 

棚倉町からは、パンフレットやカードも届きました。
宗茂ゆかりの地めぐりでは、ぜひ棚倉も訪ねましょう。

 

誾千代の侍女「かの」と宗茂の3番目の正室「菊子」の部分の朗読は
柳川市内の高校の放送部で活躍中の、吉富千紘さんにお願いしました。
高校生とは思えないほどの堂々たる朗読に拍手が送られます。

 

 

 

 

 

 

宗茂と誾千代(霊)の対面と別れで朗読は終わり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

休憩を挟んで、前回の第2部(葉室さんと池田さんと立花家当主の鼎談)の上映。
これは、全30分程度の内容を20分に編集したものをご覧いただきました。

 

最後は熊本城おもてなし武将隊の演舞。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイクや音響のトラブルはあったものの
そこは臨機応変な対応に定評のある武将隊。
会場には笑顔があふれました。

 

 

 

 

 

 

そして最後はみんな揃ってエイエイオーで締めました。

 

前回(11月)と今回(5月)の朗読は
YouTubeの立花家史料館公式チャンネル
期間限定公開します。

第1弾の公開は5月20日。
以後1場ずつ、毎週土曜更新予定です。
どうぞお楽しみに。

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朗読上映イベント時のお宿をお探しのあなたへ

2017/3/29

昨年11月13日、立花家史料館では
「立花宗茂と誾千代-葉室麟『無双の花』朗読イベント-」を開催しました。

イベントの一場面

 

 

 

 

 

 

会場いっぱいのお客様にお越しいただき
大盛況のうちに幕を閉じました。

 

 

 

 

 

 

 

このときの興奮がよみがえるイベントが
来たる5月14日に開催されます。

「葉室麟 小説『無双の花』朗読舞台 -戦国最強の夫婦 立花宗茂と誾千代-
朗読舞台上映とその後の物語」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨年の朗読は、京へ上る宗茂と病身の誾千代の別れの場面まででした。
今回は、昨年の朗読(全4場)を上映した後
物語のその後が、舞台上で朗読されます。

その他の詳しい情報はこちらをご覧ください。
なお葉室麟さんの舞台上へのご出演はありません。

今年生誕450年を迎えた立花宗茂と、おんな城主関連で人気上昇中の誾千代。
二人の物語をぜひ朗読でお楽しみ下さい。

 

 

さて、イベント前日もしくは当日に泊まる宿をお探しのあなたへ
耳よりな情報をお届けします。

柳川藩主立花邸御花では
5月13日、14日に九州戦国御膳プランでご宿泊のお客様へ
特別なサービスがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「九州戦国御膳プラン」については以下のブログで事細かに解説されていますので
ご参照ください。

柳川藩主立花邸御花 スタッフブログ
九州戦国御膳with熊本城おもてなし武将隊 試食編その①
九州戦国御膳with熊本城おもてなし武将隊 試食編その②
九州戦国御膳プラン、出陣!

※特典の武将めざまし時計は、ときどきアップデートされています。
ブログ掲載時とは内容が変わっている場合もあります。
詳しくはフロントスタッフへお問い合わせください。

 

【特別なサービス その1】
朗読上映イベントの整理券をご用意します。

4月1日より立花家史料館受付で配布する、朗読上映イベントの整理券。
13日、14日にご宿泊の方には、この整理券をお取り置きしておきます。

 

【特別なサービス その2】
特製「立花宗茂兜ケーキ」をご提供。

柳川藩士の血を引くパティシエが作る、特別なデザートがこちら。

 

 

 

 

 

 
輪貫と鳥毛を再現したフォルム
口いっぱいに広がるチョコレートの芳醇な甘さ
宗茂ファンにも、そうでない人にも嬉しい一品です。

 

【特別なサービス その3】
立花家史料館ノベルティのタンブラーをプレゼント

こちらが立花家史料館でノベルティとして製作したタンブラーです。

さてこの台紙に使われているのは何の写真でしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正解は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宗茂の兜の後立でした。

 

タンブラーをくるりと回すと反対側はこんな感じです。

さてこの部分に使われているのは何の写真でしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正解は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鉄皺革包月輪文最上胴具足の胴の部分でした。

このように、さりげなく宗茂なデザインにしていますので
オフィスや街中でもお気軽に使えるのではないかと存じます。

 

リラックスタイムにも睨みをきかせていたいあなたのために
替えの台紙もご用意いたしました。

 

 

 

 

 

 

みんな大好き「べっきどうせつ」。
色を塗るもよし。このまま使うもよし。
お好みの戸次道雪にしてお楽しみください。

 

なおこちらのタンブラー、ちょっと使ってみたのですが
洗う際には本体をカバーから取り出した方がよさそうです。

この状態にして洗おう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

隙間から水が入り、戸次道雪(の台紙)がしわしわになってしまいましたので。
密閉ではないので、斜めにすると中身が滴り落ちます。持ち歩きの際はご注意を。
容量は、街のコーヒーショップのショートサイズぐらい。
耐熱は100度。
あたたかいお飲み物と、宗茂・道雪への熱い想い(100度以下で)を注いで
楽しくお使いください。

 

最終的にタンブラーの解説になってしまいましたが
本題は
5月13日、14日に柳川藩主立花邸御花の九州戦国御膳プランで宿泊すると
特別なサービスがいろいろある
ということでした。
是非ともこの機会のご利用をおすすめします。

 

最後にフロントスタッフからのお願いをお伝えしておきます。
ホームページからもご予約いただけますが
整理券の件などでお尋ねしたいこともありますので
お電話でご予約ください
だそうです。

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葉室麟『無双の花』朗読イベント 当日のご案内 -物販と配布物、そして終演後編-

2016/11/11

今日は何の日?
ポッキー&プリッツの日、電池の日、鮭の日などなど
いろいろありますが
立花家史料館的には「イベントの2日前の日」です。

 

いよいよ明後日に迫りました
葉室麟『無双の花』朗読イベント。

朗読イベントチラシオモテout

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当日のご案内も最終回
「物販と配布物、そして終演後」編です。

これまでのおしらせはこちらからどうぞ。
1.アクセス編
2.受付と開場から開演まで編
3.開演中編

 

①ホールロビーホワイエにて、
・単行本『無双の花』(税込1,512円)
・文庫本『無双の花』(税込551円、限定ブックカバー付)
・朗読イベントパンフレット(税込500円、限定300部)
の販売をいたします。
販売時間は13:10~14:00 と 15:45~16:15
当日いずれかをお買い上げいただいた方でご希望の方には
「戦国最強の夫婦、立花宗茂と誾千代」ポスターを差し上げます。

 

単行本『無双の花』はこちらです。

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文庫本には、イベント当日限定の特製ブックカバーがついています。
デザインは2種。

表面

表面

 

 

 

 

 

 

裏面

裏面

 

 

 

 

 

 

 

朗読イベントパンフレットはこちらです。

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中身をチラ見せ。

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小説の時代背景の解説や、『無双の花』に対する葉室さんの思い
武将さんたちの蔵出し写真に
立花宗茂さん(熊本城おもてなし武将隊)と誾千代役の橋本あかねさんの対談
などなど、盛りだくさんの全24ページです。

パンフレットは限定300部、イベント日のみの販売ですので
お買い忘れのないように。

 

ご希望の方に差し上げるポスターはこちらです。

 

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商品をお買い上げの際にお申し出ください。

 

②会員様(ピンクチケットをお持ちの方)へは
パンフレットをお一人様一部差しあげます。

このパンフレットです

このパンフレットです

 

 

③終演後は16時30分をもって
ロビーからのすみやかな退出をお願いいたします。

 

スムーズな退出にご協力ください。

 

④当日は混雑が予想されます関係上
出演者および登壇者との写真撮影、サイン等への対応はいたしかねます。
ご理解ご協力をお願いいたします。

 

出演の熊本城おもてなし武将隊の武将さんと写真を撮りたい、サイン(花押)が欲しいという方は
後日熊本へ遊びに行きましょう。
また誾千代役の橋本あかねさんは、観光柳川キャンペーンレディ水の精のおひとりですので
柳川市のイベント等に出演されています。

 

 

 

 

【新商品情報】

イベントでの販売はありませんが
11月13日に、柳川藩主立花邸 御花の売店で
立花宗茂所用「鉄皺革包月輪文最上胴具足」の3Dプリントフィギュアが発売されます。

 

当館所蔵の鉄皺革包月輪文最上胴具足を3D撮影し
16分の1にしたものです。

価格は5,400円(税込)、限定20個とのことです。

立花宗茂さん(熊本城おもてなし武将隊)の武録でも紹介されています。

 

さらに、売店で500円以上のお買い物をして
朗読イベントの整理券、または当日会場で配布される売店のチラシを提示すると
ポストカードのプレゼントがあるそうです。

 

売店の営業時間は9時から18時まで。
イベントの前でも後でも、お立ち寄りいただけます。

 

 

4回にわたってお送りした「当日のご案内」もこれにておしまい。
それでは13日に、水の郷ホールでお待ちしています。

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葉室麟『無双の花』朗読イベント 当日のご案内 -アクセス編-

2016/11/7

立花宗茂と誾千代-葉室麟『無双の花』朗読イベント-
いよいよ今週末に迫ってきました。

朗読イベントチラシオモテout

 

 

 

 

 

 

 

 

 

立花家史料館公式サイトでは先週から、当日についてのご案内を掲載していますが
ここではそれらをもう少し詳しくお話しします。

まずは会場(水の郷)へのアクセスから。

 

①駐車場が大変混雑することが予想されます。
バス等公共交通機関の利用や、お車を乗り合わせての
ご来場をお願いいたします。

 

◆(西鉄柳川駅方面より)西鉄バスの場合
西鉄柳川 → 御花前
御花東庭園から出会い橋を渡って徒歩約7分

本数は少ないです

 

 

 

 

 

 

 

本数が少ないのでご注意ください。

御花からの水の郷までの経路はこちら。

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◆(西鉄柳川駅方面より)堀川バスの場合
西鉄柳川 → 水の郷
下車すぐ

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こちらも本数は少ないです。
会場のすぐ前に停車するので、歩く距離は短いです。

 

②朗読イベントにお越しのお客様は
「水の郷」の正面駐車場の駐車はご遠慮ください。
ホール裏側に本イベントのための駐車場が第1~第3までございます。
11時30分以降、係員が誘導を開始いたしますので
それに従って順にご駐車くださいますようお願いいたします。

 

たくさんの方のご来場が見込まれますので
広い駐車場を確保しました。

第1~第3駐車場の場所は以下のとおりです。

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駐車場の係員の指示に従って、駐車してください。

駐車場から会場へのルートには、ご案内の表示を出します。

 

③身障者用駐車場は、水の郷正面入り口付近に4台分ございますが
一般のご利用者ですでに満車になっていることが予想されます。
お時間にゆとりを持ってお越しください。

 

④11月13日は福岡マラソン開催日です。
福岡市内は交通規制がかかっているところがございますので
福岡方面からお越しになる方は
お時間にゆとりを持ってお越しください。

 

余談ですが

イベント当日、柳川藩主立花邸 御花内のレストランは
予約で満席とのことです。
御花周辺にも素敵なお店がたくさんありますので
ぜひ検索してみてください。

twitterの館長アカウントでも、いくつかご紹介しているようです(10月30日あたりのツイート)。

 

次回は「受付と開場から開演まで」編です。

 

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立花家史料館 夏の思ひ出 その弐

2016/10/8

10月だというのに真夏日が続いていましたが
どうやら昨日から涼しくなってきた柳川です。

涼しくなったことで、ようやく夏を振り返る気持ちになりました。

そんなこんなでだいぶ時間があきましたが、その壱の続きです。

 

【8月1日】

10月1日から始まる「Sumitada~戦国・南蛮・キリシタン~」で
雷切丸を展示予定の大村市立史料館
書類のやり取りをしているところに
「今は雷切丸の展示をしていますか」という
お客様からのお問い合わせあり。
大村での展示の告知解禁は9月に入ってからであるため
「今は展示していません」とだけ答える。

国宝や重文よりも雷切丸の展示に関するお問い合わせの方が多い。

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人気者

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【8月6日】

柳川藩主立花邸 御花で七福神まつり(1日目)開催。

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七福神のみなさん

 

 

 

 

 

 

 

立花家史料館ではまつりに合わせて「ナイトギャラリーツアー」を催す。

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「芸州武太夫物語絵巻」の解説とカッパの手(?)の公開

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「カッパの手」の登場は4年振り。
想定以上の数の方にご来館いただき
へいたろうもカッパの手もさぞ喜んだことだろう。

 

【8月7日】

柳川藩主立花邸 御花で七福神夏まつり(2日目)開催。

西の空に怪しげな雲

西の空に怪しげな雲

 

 

 

 

 

 

 

立花家史料館ではまつりに合わせて「ナイトギャラリーツアー」を催す・・・予定だった。

途中で突然の雷雨となり、まつり会場が東庭園から松濤館元禄の間に移動。
雷雨(しかも暗い)の中、史料館へお客様を誘導するのは危険との判断から
ナイトギャラリーツアーは中止となる。
へいたろうもカッパの手も「この天気では仕方ない」と納得してくれたことだろう。

なお、この日の出来事について綴られた
立花宗茂さん(熊本城おもてなし武将隊)の武録を読んだ
多数の御花スタッフが感激の涙を流したという。

 

【8月9日】

10月8日から始まる「戦国鳥獣戯画」という番組のサイトを発見する。
戦国鍋TVスタッフによる制作の模様。

立花宗茂は出てくるのか、出るのであれば何の動物なのか。
とても気になる。

トリ系希望

トリ系希望

 

 

 

 

 

 

 

 

【8月10日】

リオ五輪で、柳川出身の坂井聖人選手(水泳)が銀メダルを獲得。
柳川ではお祝いの花火が上がる。

 

【8月16日】

お昼頃、史料館の外で3歳くらいのお子様が
「たまにおばけー たまにおばけー」
と言いながら走り回っているのを目撃する。

20161008_05

このとき開催していたこども企画展

たまにオバケ、楽しんでくれたのだろうか。

 

【8月17日】

柳川古文書館での次回展示について
古文書館の学芸員さんと打ち合わせ。

20161008_07

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【8月18日】

保存修理工事中の大廣間の瓦撤去作業を撮影しに行く。

マイヘルメット着用

マイヘルメット着用

 

 

 

 

 

 

 

 

服の中まで埃まみれになる。

 

【8月19日】

twitterの館長アカウントのフォロワーが1000を超えたので
記念品を作って配布するらしい。

記念品はブラックサンダー雷切丸くんバージョンに決定した模様。

 

【8月20日】

柳川藩主立花邸 御花の売店から、「立花宗茂展」の図録が完売したと報告あり。

 

天華百剣-斬-」の公式twitterで、アンケートを行っているのを発見。

20161008_08

「天華百剣-斬-」公式twitterより

 

 

 

 

 

 

 

雷切丸に投票。

 

【8月23日】

10月から始まる柳川藩主立花邸 御花の新宿泊プラン「九州戦国御膳」の
お料理の試食会が開かれる。

そのときの楽しそうな様子は御花スタッフのブログをご覧ください。

九州戦国御膳with熊本城おもてなし武将隊 試食編その①

九州戦国御膳with熊本城おもてなし武将隊 試食編その②

 

【8月24日】

社食(御花の)に、総料理長お手製の佃煮がそっと置いてある。

ご飯がどんどんすすむ美味しさ。

 

【8月27日】

9月1日の写真撮影に使用するため
誾千代モデル甲冑を写真スタジオに発送する。

 

先日投票した「天華百剣-斬-」のアンケート結果は雷切丸が最多得票だったらしく
巫剣「雷切丸」が紹介されていた。
そこに「豆腐のような精神力で」とあったので
なんとなく立花家のレシピにあった「細切り肉と豆腐のコロッケ」のレシピを
twitterの公式アカウントに載せたところ
思わぬリツイート数で驚く。

20161008_10

立花家史料館公式twitterより

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【8月31日】

昨年の9月から1年間、立花家史料館のスペシャルサポーターとして
広報普及活動にご活躍いただいた立花宗茂さん(熊本城おもてなし武将隊)。
スペサポとしての活動は今日まで。

 

こうして8月は終わる。

・・・その参につづくかもしれません。

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立花家史料館 夏の思ひ出 その壱

2016/8/24

柳川市の小学校は、今日で夏休みも終わり、明日から授業が始まります。

そこで立花家史料館でも、暑かったこの夏を日記風に振り返ってみることにしました。

 

【7月1日】

大廣間の保存修理工事が始まる。

20160701

 

 

 

 

 

 

西洋館横にクレーンがやって来て作業開始。

大廣間では、金甲の片付け。

20160701_f1

 

 

 

 

 

 

 

一方、大阪では
「とんブラ2016戦国バル」に出演する
当館スペシャルサポーター・立花宗茂さん(熊本城おもてなし武将隊)をサポートするべく
史料館スタッフも柳川キャラバン隊(with金甲)に参陣。

20160629

 

 

 

 

 

 

 

【7月2日】

アクロス福岡の文化学び塾で
次回展示の事前レクチャー講座。

 

11月13日開催のイベント
立花宗茂と小説『無双の花』
『無双の花』朗読と葉室麟氏との語りで辿る、宗茂と誾千代、官兵衛と清正の心」
情報解禁

特報チラシ表

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【7月3日】

館長は、北九州で立花家の茶道に関する講演会。

館では、迫り来る展示替えの準備大詰め。

 

【7月4日】

史料館が展示替え休館の期間、柳川藩主立花邸 御花の庭園入口で配布する
クリアファイル・絵葉書セットの袋詰め作業。

特集展示「よくわかる刀剣のみかた-柳川藩主立花家伝来の刀剣」終了。

 

【7月5日】

展示替え初日。

大活躍した雷切丸も収蔵庫へ。

立花家史料館公式twitterより

立花家史料館公式twitterより

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【7月6日】

大廣間の工事現場では足場の設置が着々と進む。

20160706

 

 

 

 

 

 

 

 

【7月8日】

こども企画展「あつまる!アニマル!たまに…オバケ?」はじまる。

おおさかチラシ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

展示替えに伴い、音声ガイドも更新。
こども企画展部分の声の出演は、板橋涼太さん。

20160824_02

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「へっちゃらへいたろう」第1話スタート。
第1話のピックアップオバケはフレンドリーオバケ「ひとつめのすけ」

ひとつめのすけ

やぁ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【7月9日】

なぜか電話問い合わせの多い日。

18時過ぎに地震。

 

【7月13日】

柳川藩主立花邸 御花が施設メンテナンスのため全館休館。
それに伴い史料館も臨時休館。

史料館スタッフは出勤。
雷雨の中、某館の方が某資料の調査のため来館。
(情報の詳細は9月初旬に公開予定)

 

【7月14日】

NHK BSプレミアム「華族150年の旅路~激動を生き抜いた日本の名家~」(9月10日放映)の取材対応。
今日は史料館内で甲冑を撮影。

 

【7月15日】

昨日に引き続きテレビ番組取材対応。
西洋館2階に染付藤文ティーセットをセッティングしての撮影に立ち会い。
遂に伯爵令嬢・立花文子に光が当てられ、わくわくする。

立花文子(1910-2010)

立花文子(1910-2010)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

福岡県博物館協議会(於石橋美術館)に出席。

 

「とんブラ2016戦国バル」の映像をYouTube公式チャンネルで公開。

 

【7月16日】

Google Arts & Culture の日本の匠プロジェクトをご覧になった海外の方からお問い合わせあり。

最近海外からのお問い合わせが多くなってきた。
「世界の立花家史料館」の片鱗が見えてきた予感。あくまで予感。

 

【7月20日】

総務ミーティング。

 

【7月24日】

コーエーのダーク戦国アクションRPG『仁王』に立花宗茂が登場し
主人公「ウィリアム」と戦うとの情報があったため
今日の宗茂くんに「ウィリアム」と言わせる。

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立花家史料館 スタッフブログより

 

 

 

 

 

 

しかし誰にも気づかれず、twitterの「ブログ更新しました」は誰にもリツイートもされず、
スタッフからも「ウィリアムって何ですか」と言われる始末。

宗茂くん、ウィリアムさん、何かごめんなさいでした。

 

【7月25日】

「へっちゃらへいたろう」第2話スタート。
第2話のピックアップオバケはゆらゆらオバケ「ヒョウたん」

ヒョウたん

ゆらゆらしてるだけ 特になにもしない

 

 

 

 

 

 

 

 

【7月27日】

修理工事のために、朝からとてつもなく大きなクレーン車がやってくる。

20160726_01

 

 

 

 

 

 

 

高橋紹運の菩提寺である天叟寺で、岩屋城戦没者法要(431回目)。
1回も途切れず続いているとのこと。
読経の後、柳川みのり幼稚園の園児による劇「道雪と紹運~宗茂ふたりの父~」が披露される。
(この劇は10月1日の上半期発表会でも披露されるそう)
ちなみに前回の劇「立花宗茂-天に向かって、恥じぬ生き方こそ『立花』」はこちら。

 

平成28年度第2回文化講座開講。

 

立花家史料館が登録博物館となる。

 

【7月28日】

年に一度の早朝清掃日。

展示係ミーティング。

 

【7月29日】

資料係ミーティング。

大名道具収蔵館研究会と九州大名家資料研究会の開催についての打ち合わせ。

 

24日の「ウィリアム」の反省を踏まえてツイート。

20160824_05

立花家史料館公式twitterより

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで7月が終わる。
その弐に続く。

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「立花宗茂」を演じた幼稚園児たち-祝卒園-

2016/3/18

2月20日、柳川市の水の郷ホールで
学校法人大屋学園 柳川みのり幼稚園
第42回発表会が開かれました。

園児たちの、この1年の成長を発表する会です。

発表会のプログラムの最後には
年長・年中さんたちによる劇「立花宗茂」が上演されました。

 

園児たちが劇の準備のために、立花家史料館を訪れたのは
去年の10月のこと。

20160317_01

 

 

 

 

 

 

表紙に「立花宗茂」と書かれたファイルを手に
熱心に説明を聞き
鋭い質問を投げかける姿に
これはただの幼稚園児ではないと感じた我らスタッフ。

その後、練習を見学しに何度か園を訪れ
その度に、やはりただものではない感を新たにし
迎えた本番の日。

立花家史料館は園の許可を得て、動画撮影に赴きました。

そのとき撮影した劇のすべては
YouTube立花家史料館公式チャンネルでご覧いただけます。
セリフの字幕入りです。
幼稚園児による本格時代劇を是非お楽しみください。

 

 

 

さてここからは、当日の模様を
なるべくたくさんの写真を使ってご紹介したいと思います。
(写真の大半は柳川フィルムコミッション撮影)

 

20160317_02

 

 

 

 

 

 

開幕に先立ち当館館長より協賛のご挨拶をいたしました。

 

物語は関ヶ原の戦いの局地戦のひとつ、大津城の戦いから始まります。

西軍に加わった立花宗茂はこのとき、大津城の京極高次を攻めていました。

 

まずはオープニング。

20160317_03

 

 

 

 

 

 

 

整列して控える金甲隊。

 

20160317_04

 

 

 

 

 

 

 

 

 

音楽に合わせて凛々しく踊る金甲隊。

20160317_05

1,2,3,4,5,6,7!

 

 

 

 

 

 

 

速いカウントで激しく戦う金甲隊。

 

20160317_06

やあっ!やぁっ!

 

 

 

 

 

 

 

中央にいる月輪の兜を被った勇ましい武者こそ
我らが立花宗茂です。

 

20160317_07

 

 

 

 

 

 

武者たちは片手側転で退場。

 

20160317_08

 

 

 

 

 

 

そこへ誾千代と女鉄砲隊が登場し
側転で戦います。

20160317_09

 

 

 

 

 

 

女鉄砲隊は、ブリッジからの

20160317_10

 

 

 

 

 

 

くるん!
アクロバティック鉄砲隊。

 

20160317_11

 

 

 

 

 

 

負けじと側転で激しく戦う金甲隊。

 

20160317_12

 

 

 

 

 

 

 

 

 

武将たちが気持ちをひとつにしたところで

いよいよ本編の始まり。

 

宗茂に関ヶ原での西軍の敗北が伝えられます。

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お味方は敗れました

 

 

 

 

 

 

 

退却を指示する宗茂の手には、金地三日月図軍扇が。

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退却じゃ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その姿を舞台袖から見守る島津義弘。
そっと出番を待つ背中には丸十。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

退却の際、自分たちの安全よりも領民のことを考え
瀬田の唐橋を焼かなかった宗茂。
このことを徳川家康も褒め称えましたと説明する
司会役の誾千代と女鉄砲隊。

「立花は花も実もある武将である」

「立花は花も実もある武将である」

 

 

 

 

 

 

 

大坂から船に乗り込み柳川を目指していたところ
薩摩へ帰る途中の島津軍(西軍)に出会いました。

20160317_16

島津軍は関ヶ原でずいぶんと兵を失ったようでございまする

 

 

 

 

 

 

 

今こそ父の敵を討つ好機であるという十時連貞に対して
いまは、同じ西軍として戦った味方同士助け合うときであると
たしなめる宗茂。

たわけ!

たわけ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宗茂は島津義弘に、薩摩まで守ることを申し出ます。

さぁ、我らが国許へ参りましょうぞ

さぁ、我らが国許へ参りましょうぞ

 

 

 

 

 

 

 

宗茂も島津義弘も、無事に国許へ帰ることができました。
しかしその頃、徳川家康から鍋島直茂へ
ある命令が下りていたことを説明する司会役の女鉄砲隊。

20160317_20

恐ろしい命令がおりていました

 

 

 

 

 

 

 

鍋島直茂は、倅が石田三成に味方したのは
若さ故の過ちであり、厳しく言い聞かせていると弁解しますが
家康は赦しません。

すぐに帰って宗茂の首級を挙げてこいと命令します。

さもなくば、鍋島の領地を召し上げるぞ

さもなくば、鍋島の領地を召し上げるぞ

 

 

 

 

 

 

 

 

園児たちは一人で何役もこなすため
リバーシブル仕様の陣羽織を着用しています。
島津義弘は、ひっくり返すと由布惟信になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、柳川城にいる宗茂のもとへ、鍋島の侵攻が伝えられました。

20160317_22

鍋島が全軍をあげて参ったか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに黒田如水、加藤清正の進軍も伝えられ
宗茂は家臣達に出陣の用意を命令。
厳しい戦いに備え、自らも戦場に出ることを決意します。

わしも獅子奮迅の戦いをいたすぞ!

わしも獅子奮迅の戦いをいたすぞ!

 

 

 

 

 

 

 

しかし由布惟信は
赦しを乞うために使者を立てているのに
殿が出陣すれば家康へ反逆ありと思われる
と述べ、これを押しとどめます。

どうする宗茂。

そこへ現れたのは、妻の誾千代。
彼女も宗茂が城に留まることを願います。

立花の「義」は皆が示してくれまする

立花の「義」は皆が示してくれまする

 

 

 

 

 

 

 

家臣達の忠義に男泣きする宗茂。

こうしていよいよ八院合戦が始まりました。

 

勇猛果敢に戦う小野鎮幸。

立花武士の心意気を見せよ!

立花武士の心意気を見せよ!

 

 

 

 

 

 

 

女鉄砲隊を率いる誾千代。

ばん!ばん!

ばん!ばん!

 

 

 

 

 

 

 

そんな中、立花三太夫は討ち取られてしまいました。

うっ これしき

うっ  これしき

 

 

 

 

 

 

 

三太夫の戦死を聞いた小野鎮幸は
敵の本陣へ突撃を開始。

ものども、続けー!

ものども、続けー!

 

 

 

 

 

 

 

しかし敵の矢に倒れ、薦野成家に助けられます。

水田口より駆けつけました

水田口より駆けつけました

 

 

 

 

 

 

 

立花鎮実・親雄親子は、退却する自軍を助けようと
殿(しんがり)を引き受けます。

やー!我こそは立花鎮実!

やー!我こそは立花鎮実!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

激しく戦いますが、2人とも敵に斬られ
遂に倒れてしまいます。

 

小野鎮幸は無事に城まで撤退。
その頃、黒田官兵衛と加藤清正の間では
和睦の話し合いがなされていました。
ということを説明する司会の女鉄砲隊。

宗茂公を助けるために

宗茂公を助けるために

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実は本番当日、黒田官兵衛役の子はインフルエンザで
お休みしなければならなくなってしまいました。
代役を務めた官兵衛ちゃんは、とっても上手に演じましたが
念のためにと、補佐もついていました。
ですので赤合子の兜の子、銀色の前立の兜の子、二人ともが官兵衛です。

清正殿、此度は大儀でござる

清正殿、此度は大儀でござる

 

 

 

 

 

 

 

話し合いの結果
官兵衛が家康に話をし、清正が宗茂と家来を引き受けることとなり
早速、柳川城へ使者を遣わすことにしました。

 

一方、柳川城。
負傷した小野鎮幸を見舞う宗茂。
手前にいるのは医者です。

鎮幸、傷の手当てを

鎮幸、傷の手当てを

 

 

 

 

 

 

 

清正の申し出を受けることにしたことを鎮幸に伝えます。
城を枕に討ち死にするという鎮幸を
私利私欲のために領民たちを巻き込んではならぬと
説得する宗茂。

和泉、堪えてくれ

和泉、堪えてくれ

 

 

 

 

 

 

 

 

やがて迎えた開城の日。
城の周りには多くの民が集まっていました。

柳川から出て行かんでくださいませ

柳川から出て行かんでくださいませ

 

 

 

 

 

 

 

庄屋の樺島式部と檀大炊介は領民を代表して
共に戦うことを申し出ますが
宗茂はその志だけを受け取って、柳川を去っていきます。

お帰りをお待ちしておりまする

お帰りをお待ちしておりまする

 

 

 

 

 

 

 

 

宗茂は流浪の生活の後
20年後に再び柳川に帰ることができました。
ということを説明する司会の女鉄砲隊たち。

立派な生き方が道を開いたのでしょうか

立派な生き方が道を開いたのでしょうか

 

 

 

 

 

 

 

20年振りに柳川へ帰ってきた宗茂。

これからは柳川のために力を尽くす

これからは柳川のために力を尽くす

 

 

 

 

 

 

 

領民たちは温かく迎えてくれ
柳川を子々孫々まで豊かな土地にしていこうと決意します。

えいえいおー!

えいえいおー!

 

 

 

 

 

 

 

柳川の人々は難事業を成し遂げ
柳川の地を豊かな土地にしていきました。

これで立花宗茂公の物語を終わります

これで立花宗茂公の物語を終わります

 

 

 

 

 

 

 

最後はみんなで礼をして劇は終了。

ありがとうございました

ありがとうございました

 

 

 

 

 

 

 

 

ここから先は、園児には(お客さんにも)サプライズの出来事です。
無事に終えて、園児たちが舞台袖でほっとしているところに、突如響き渡る
「敵襲!」の声。

20160317_42

 

 

 

 

 

 

客席後方から現れたのは
熊本城おもてなし武将隊の黒田官兵衛さん、そして島津義弘さん。

さらに舞台上には加藤清正さんと
我が立花家史料館スペシャルサポーターでもある立花宗茂さんまでもが。

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突然の武将隊の登場に驚く園児たち(以下みのりっこ)。

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みのりっこは、熊本城おもてなし武将隊のことをよく知っており
普段からYouTubeを見ながら演舞の練習をしていたそうです。

いきなり目の前に現れた本物に大変驚いたようではありましたが
そこはただものではないみのりっこ。
騒ぐでもなく、きちんと正座をしてじっと見つめていました。

20160317_46

 

 

 

 

 

舞台上では武将隊による演舞が行われています。

20160317_44

 

 

 

 

 

 

柳川での演舞ということもあって
清正さんがいるにも関わらず、宗茂さんセンターでの為虎添翼。
ありがとうございます。

20160317_48

 

 

 

 

 

 

 

続いては名乗り。
まずは官兵衛さんから。

我が知略天下に捧げる所存に候

我が知略天下に捧げる所存に候

 

 

 

 

 

 

次に島津さん。

中央突破にて切り抜けるのみよ

中央突破にて切り抜けるのみよ

 

 

 

 

 

 

そして清正さん。

せいしょこさんと呼ばれたい

柳川の民たちにもせいしょこさんと呼ばれたい

 

 

 

 

 

 

最後に我らが宗茂さん。

天に向かって恥じぬ生き方 我が立花の道tなり

天に向かって恥じぬ生き方 我が立花の道なり

 

 

 

 

 

 

熱き想いをこの胸に。

我ら熊本城おもてなし武将隊

我ら熊本城おもてなし武将隊

 

 

 

 

 

 

 

その姿を見つめるみのりっこ(着替えた金甲隊)。

20160317_47

 

 

 

 

 

 

朝早く会場入りして、お芝居をずっと鑑賞していた武将さん達が
感想を発表するのに際し
自分たちの役を演じたみのりっこを舞台に呼びました。

20160317_54

 

 

 

 

 

 

真っ先に飛び出してくる宗茂くん。

遂に揃いました。
ダブル軍師。

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ダブル鬼島津。

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ダブルせいしょこさん。

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ダブル西国無双。

20160317_61

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

官兵衛さんは甲冑(なんと牛乳パック製)の正確さを褒め称える。

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まさに戦う姿 正装だと

 

 

 

 

 

 

 

島津さんは武士の言葉遣いや立ち居振る舞いができていたことを褒め称える。

このまま薩摩に連れて帰りたいくらいじゃ

このまま薩摩に連れて帰りたいくらいじゃ

 

 

 

 

 

 

 

清正さんは、清正くんがとてもお気に入り。

養子にならんか お主

養子にならんか お主

 

 

 

 

 

 

 

宗茂さんは、我々の心の内を代弁してくれたというような出来映えであったと褒め称える。

これまでの努力は絶対に己の力になる

これまでの努力は絶対に己の力になる

 

 

 

 

 

 

 

このあとは最後のお楽しみ。
みのりっこは熊本城おもてなし武将隊の演舞「虎熊一刀」を踊れると聞いた宗茂さんが
みんなで一緒に踊ろうと提案。

20160317_63

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「我らと共に踊ってくれるか」

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はーい

 

 

 

 

 

 

 

何も言わずとも、後ろ向きに座り準備の体勢に入るみのりっこに
にやにやの止まらない宗茂さん。

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いつも練習しているだけあって、みんな上手に踊ります。

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ダブル宗茂のシンクロ率の高さ。

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みんなのお気に入りの部分。

 

 

 

 

 

 

 

楽しく踊った後は、記念撮影タイム。

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右に左に中央に、まんべんなく顔を向けて。

20160317_71

はっ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後は会場全体での勝ち鬨です。

えいえいおー!

えいえいおー!

 

 

 

 

 

 

 

こうして第42回発表会は幕を閉じました。

20160317_72-2

 

 

 

 

 

 

 

この日武将さんたちは、みのりっこに気付かれないようにと
朝早くに極秘で会場入り。
控え室で発表会の演目をずっと見ていました。

控え室にあったみのりっこの絵に興味津々の武将さんたち。

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わくわくしながら待っていた様子がうかがえます。

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出番が近付くと、それぞれの位置にスタンバイ。

宗茂さんは舞台上手の幕の陰に隠れます。

拙者泣きそう

拙者泣きそう

 

 

 

 

 

 

 

清正さんは、舞台裏の通路に。

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楽しそうな清正さんですが、この後悲劇が。

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舞台下手へ退場した一部の園児が、上手からの登場のために
舞台裏通路を通ったのです。

このとき、ひとりの子がはっきりと「くまもとじょうおもてなしぶしょうたい」と発音していました。

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清正さん苦笑い。
我々の段取り確認不足でした。すみません。

なお下手にいた宗茂さんのことは、スタッフが身を挺して隠しました。

 

さて、見事なお芝居を成し遂げた年長組さんたちは
昨日、無事に卒園式を終えたそうです。
おめでとうございます。

 

卒園を前にした3月11日、記念の川下りがあり
その帰りに再び立花家史料館を訪問してくれました。

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宗茂の甲冑の正式名称(鉄皺革包月輪文最上胴具足)を
すらすらと言える様子に
周囲にいた観光客のみなさんが、思わず拍手する場面も。

甲冑を手作りして着たことがあるからでしょう
甲冑に対する興味の度合いがとても高いみのりっこ。

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次回の劇は戸次道雪と高橋紹運が出てくるとのことで
通りすがりに道雪の肖像画を見つけ
思わず立ち止まるみのりっこ。

「どこにある絵か知ってる?」

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ふくごんじー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正解です。

 

小学校に入ったら、郷土の歴史の勉強の中で
きっと「立花宗茂」が出てきます。

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そのときにはまた立花家史料館を訪ねてくれることを願います。

柳川市内の小中学生は入館無料ですので。

 

ごそつえん  おめでとうございます。

たちばなむねしげの  げき

とっても  じょうずでした。

しょうがくせいになっても

また  たちばなけしりょうかんに  あそびにきてね。

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番外編-雷切丸くんブログ-「雷切丸は見た!~殿といっしょ」

2016/3/11

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立花家史料館のブログにて皆様方に御目文字かないましたこと、恐悦至極に御座ります。

わたくし、立花雷切丸と申しまする。

むかし、立花家初代・戸次道雪様の御太刀「千鳥」と名乗っておりましたが、道雪様が雷神を切ったあの日からわたくしは「雷切丸」となりました。

 

 

当世に蘇りし我が殿、立花宗茂様の後を追って目覚めしわが魂は、今新しき体「新雷切丸」をいただいて熊本城におられる宗茂さまのお側近くお仕えしておりまする。

殿の片腕として、日々、たいへんな働きぶりで御座ります。<(`^´)>

 

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史料館館長殿にこの場をお借りして、書き記すのは、殿といっしょに過ごした日々のこと。

わたくし、ついったーをつかいこなせるだけにあらず、ぶろぐもつかいこなせる刀なので御座ります。<(`^´)>

 

わたくし、当世に蘇り、「ちよこれいと」なるものを知ってしまい申した。

禁断の甘露に御座りまする。

誾千代姫様から殿へと預かりし「ちよこれいと」、ひとつだけ、食べてしまい申した。姫様まことにまことに申し訳御座りませぬ。

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殿に大目玉をくってしまい申した。(ノД`)・゜・。ひとつだけに御座りますよ…。

清正殿からもたしなめられ申した。

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心を入れ替えての日々の働きを見ていただき、

殿から「行くぞ!雷切!我らが故郷へ!」のお言葉\(^o^)/

 

2月20日のあの日、柳川みのり幼稚園で小さな武将たちが演じた劇―立花宗茂 天にむかって恥じぬ生き方こそ「立花」に、はせ参じたときの事で御座ります。

前日から武者ぶるい止まらず、殿から「早く床に着け!」と叱られもうしたら、やっぱり当日は雨でござった…解せぬ。

 

園児たちには秘することと、起請文まで交わしてのご出陣、殿もわたくしもいつになく緊張しておりました。

出陣前の加藤様、島津様、黒田様、そして殿、緊迫のご様子で御座りました。

わたくしも震えておりました。

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舞台上手の袖、黒幕の陰にずっとひそんでおられる殿は…Σ(゚Д゚) 黒幕……殿には似合い申さぬお姿でござりますが、なにやらずーっと嬉しそうで御座りましたね。

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そして、この後、衝撃のご出陣。

400年前も殿は、このように突然敵をつくという驚くべき戦いを得意としておられました。

 

清正さまっ!なんという迫力で御座りましょうか。

…それにしても、殿、嬉しそうすぎで御座ります。(;一_一)

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しかし、さすがに殿!

いざ私を帯びて、事にかかるとこの美しき武者振り!

雷切丸の誉れに御座りまする!

わたくしの勇姿もご覧くだされ。

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わたくし、殿が日の本一の武士と信じて疑いませぬが、

この日の加藤様、島津様、黒田様のお姿… ちとくらくらとき申した。

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殿!胸をはって生きておりまする!

 

立花雷切丸に御座りました。

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