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立花家史料館はしばらくお休みです

2020/4/5

前回のブログでは「車でのおでかけは立花家史料館へ」などと言っておりましたが
それからほんの数日で状況がまったく変わってしまいました。

福岡での感染者が急増したこともあり
立花家史料館は4月6日(月)から19日(日)まで
臨時休館することが決まりました。
※追記 臨時休館は5月6日まで延長いたします。
今後も延長の可能性がありますので、おしらせの最新情報をご確認くださいますようお願いいたします。
※5月1日追記 臨時休館は5月31日まで延長いたします。

 

 

 

 

 

 

開館の時期につきましては状況を鑑みて判断しますので、いまのところ未定です。
決まりましたら公式サイトtwitterでおしらせします。

 

休館に伴い、4月10日から始まる予定だった
特集展示「立花家の宝刀と柳川藩ゆかりの刀工」は開始日を延期します。
開始日はいまのところ未定ですが
これまた決まりましたら、公式サイトtwitterでおしらせします。

しばらくお待ちください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夏に予定していた、こども企画展「あつまる!アニマル!たまに…オバケ?」は開催を中止し
特集展示「立花家の宝刀と柳川藩ゆかりの刀工」の最終日を9月14日とします。

今年はお休み

 

 

 

 

 

 

 

 

 
もうひとつ大切なおしらせです。
公益財団法人立花財団は4月13日~19日の期間、休業します。
※4月7日追記 休業開始期間を前倒しし、4月8日~19日に変更となりました。
※さらに追記 休業期間は5月6日まで延長しております。

今後も延長の可能性がありますので、おしらせの最新情報をご確認くださいますようお願いいたします。
※5月1日追記 休業期間は5月31日まで延長になりました。
の期間は、電話やメール、郵便等の対応はできません。
休業期間につきましても、さらに延長する可能性があります。

 

では情報を整理します。

  • 立花家史料館の臨時休館
    → 4月6日(月)~5月31日(日) ※延長の可能性あり
  • 公益財団法人立花財団の休業
    → 4月8日(月)~5月31日(日) ※延長の可能性あり
  • 特集展示「立花家の宝刀と柳川藩ゆかりの刀工」
    → 開始日未定~9月14日(月)
  • こども企画展「あつまる!アニマル!たまに…オバケ?」
    → 開催中止

 

最後に、家での時間を充実させるプランのご提案です。

YouTube立花家史料館公式チャンネルを見る

チャンネル登録者数のアップにご協力いただけたら幸いです。
おすすめベスト3はこちら

誾千代ってどんな人?

 

へっちゃらへいたろうシリーズ(全3巻)

 

柳川みのり幼稚園劇 立花宗茂―天に向かって、恥じぬ生き方こそ「立花」

 

Google Arts & Culture で遊ぶ

当館のコレクションを高解像度で見たり
オンライン展示で「名勝立花氏庭園の歴史」や「伯爵令嬢立花文子」の物語を知ったり
いろいろな楽しみ方があります。
さらに世界中の美術館・博物館へweb上で旅することもできます。

 

「立花宗茂と誾千代」が大河ドラマになったら…を妄想する

配役やストーリー展開、ロケ地や撮影セットなどを妄想してみましょう。
予算や年齢、史実等で縛りをかけて現実的に妄想するもよし
すべてを解き放ったあなただけのドリームプランを妄想するもよし。
妄想は自由です。しかも楽しい。

 

それでは、またお会いできるときがきたら
こちらから呼びかけますので
それまでお互い元気にお家で過ごしましょう。

 

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立花家史料館 夏の思ひ出 その壱

2016/8/24

柳川市の小学校は、今日で夏休みも終わり、明日から授業が始まります。

そこで立花家史料館でも、暑かったこの夏を日記風に振り返ってみることにしました。

 

【7月1日】

大廣間の保存修理工事が始まる。

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西洋館横にクレーンがやって来て作業開始。

大廣間では、金甲の片付け。

20160701_f1

 

 

 

 

 

 

 

一方、大阪では
「とんブラ2016戦国バル」に出演する
当館スペシャルサポーター・立花宗茂さん(熊本城おもてなし武将隊)をサポートするべく
史料館スタッフも柳川キャラバン隊(with金甲)に参陣。

20160629

 

 

 

 

 

 

 

【7月2日】

アクロス福岡の文化学び塾で
次回展示の事前レクチャー講座。

 

11月13日開催のイベント
立花宗茂と小説『無双の花』
『無双の花』朗読と葉室麟氏との語りで辿る、宗茂と誾千代、官兵衛と清正の心」
情報解禁

特報チラシ表

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【7月3日】

館長は、北九州で立花家の茶道に関する講演会。

館では、迫り来る展示替えの準備大詰め。

 

【7月4日】

史料館が展示替え休館の期間、柳川藩主立花邸 御花の庭園入口で配布する
クリアファイル・絵葉書セットの袋詰め作業。

特集展示「よくわかる刀剣のみかた-柳川藩主立花家伝来の刀剣」終了。

 

【7月5日】

展示替え初日。

大活躍した雷切丸も収蔵庫へ。

立花家史料館公式twitterより

立花家史料館公式twitterより

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【7月6日】

大廣間の工事現場では足場の設置が着々と進む。

20160706

 

 

 

 

 

 

 

 

【7月8日】

こども企画展「あつまる!アニマル!たまに…オバケ?」はじまる。

おおさかチラシ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

展示替えに伴い、音声ガイドも更新。
こども企画展部分の声の出演は、板橋涼太さん。

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「へっちゃらへいたろう」第1話スタート。
第1話のピックアップオバケはフレンドリーオバケ「ひとつめのすけ」

ひとつめのすけ

やぁ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【7月9日】

なぜか電話問い合わせの多い日。

18時過ぎに地震。

 

【7月13日】

柳川藩主立花邸 御花が施設メンテナンスのため全館休館。
それに伴い史料館も臨時休館。

史料館スタッフは出勤。
雷雨の中、某館の方が某資料の調査のため来館。
(情報の詳細は9月初旬に公開予定)

 

【7月14日】

NHK BSプレミアム「華族150年の旅路~激動を生き抜いた日本の名家~」(9月10日放映)の取材対応。
今日は史料館内で甲冑を撮影。

 

【7月15日】

昨日に引き続きテレビ番組取材対応。
西洋館2階に染付藤文ティーセットをセッティングしての撮影に立ち会い。
遂に伯爵令嬢・立花文子に光が当てられ、わくわくする。

立花文子(1910-2010)

立花文子(1910-2010)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

福岡県博物館協議会(於石橋美術館)に出席。

 

「とんブラ2016戦国バル」の映像をYouTube公式チャンネルで公開。

 

【7月16日】

Google Arts & Culture の日本の匠プロジェクトをご覧になった海外の方からお問い合わせあり。

最近海外からのお問い合わせが多くなってきた。
「世界の立花家史料館」の片鱗が見えてきた予感。あくまで予感。

 

【7月20日】

総務ミーティング。

 

【7月24日】

コーエーのダーク戦国アクションRPG『仁王』に立花宗茂が登場し
主人公「ウィリアム」と戦うとの情報があったため
今日の宗茂くんに「ウィリアム」と言わせる。

20160824_04

立花家史料館 スタッフブログより

 

 

 

 

 

 

しかし誰にも気づかれず、twitterの「ブログ更新しました」は誰にもリツイートもされず、
スタッフからも「ウィリアムって何ですか」と言われる始末。

宗茂くん、ウィリアムさん、何かごめんなさいでした。

 

【7月25日】

「へっちゃらへいたろう」第2話スタート。
第2話のピックアップオバケはゆらゆらオバケ「ヒョウたん」

ヒョウたん

ゆらゆらしてるだけ 特になにもしない

 

 

 

 

 

 

 

 

【7月27日】

修理工事のために、朝からとてつもなく大きなクレーン車がやってくる。

20160726_01

 

 

 

 

 

 

 

高橋紹運の菩提寺である天叟寺で、岩屋城戦没者法要(431回目)。
1回も途切れず続いているとのこと。
読経の後、柳川みのり幼稚園の園児による劇「道雪と紹運~宗茂ふたりの父~」が披露される。
(この劇は10月1日の上半期発表会でも披露されるそう)
ちなみに前回の劇「立花宗茂-天に向かって、恥じぬ生き方こそ『立花』」はこちら。

 

平成28年度第2回文化講座開講。

 

立花家史料館が登録博物館となる。

 

【7月28日】

年に一度の早朝清掃日。

展示係ミーティング。

 

【7月29日】

資料係ミーティング。

大名道具収蔵館研究会と九州大名家資料研究会の開催についての打ち合わせ。

 

24日の「ウィリアム」の反省を踏まえてツイート。

20160824_05

立花家史料館公式twitterより

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで7月が終わる。
その弐に続く。

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「立花宗茂」を演じた幼稚園児たち-祝卒園-

2016/3/18

2月20日、柳川市の水の郷ホールで
学校法人大屋学園 柳川みのり幼稚園
第42回発表会が開かれました。

園児たちの、この1年の成長を発表する会です。

発表会のプログラムの最後には
年長・年中さんたちによる劇「立花宗茂」が上演されました。

 

園児たちが劇の準備のために、立花家史料館を訪れたのは
去年の10月のこと。

20160317_01

 

 

 

 

 

 

表紙に「立花宗茂」と書かれたファイルを手に
熱心に説明を聞き
鋭い質問を投げかける姿に
これはただの幼稚園児ではないと感じた我らスタッフ。

その後、練習を見学しに何度か園を訪れ
その度に、やはりただものではない感を新たにし
迎えた本番の日。

立花家史料館は園の許可を得て、動画撮影に赴きました。

そのとき撮影した劇のすべては
YouTube立花家史料館公式チャンネルでご覧いただけます。
セリフの字幕入りです。
幼稚園児による本格時代劇を是非お楽しみください。

 

 

 

さてここからは、当日の模様を
なるべくたくさんの写真を使ってご紹介したいと思います。
(写真の大半は柳川フィルムコミッション撮影)

 

20160317_02

 

 

 

 

 

 

開幕に先立ち当館館長より協賛のご挨拶をいたしました。

 

物語は関ヶ原の戦いの局地戦のひとつ、大津城の戦いから始まります。

西軍に加わった立花宗茂はこのとき、大津城の京極高次を攻めていました。

 

まずはオープニング。

20160317_03

 

 

 

 

 

 

 

整列して控える金甲隊。

 

20160317_04

 

 

 

 

 

 

 

 

 

音楽に合わせて凛々しく踊る金甲隊。

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1,2,3,4,5,6,7!

 

 

 

 

 

 

 

速いカウントで激しく戦う金甲隊。

 

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やあっ!やぁっ!

 

 

 

 

 

 

 

中央にいる月輪の兜を被った勇ましい武者こそ
我らが立花宗茂です。

 

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武者たちは片手側転で退場。

 

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そこへ誾千代と女鉄砲隊が登場し
側転で戦います。

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女鉄砲隊は、ブリッジからの

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くるん!
アクロバティック鉄砲隊。

 

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負けじと側転で激しく戦う金甲隊。

 

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武将たちが気持ちをひとつにしたところで

いよいよ本編の始まり。

 

宗茂に関ヶ原での西軍の敗北が伝えられます。

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お味方は敗れました

 

 

 

 

 

 

 

退却を指示する宗茂の手には、金地三日月図軍扇が。

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退却じゃ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その姿を舞台袖から見守る島津義弘。
そっと出番を待つ背中には丸十。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

退却の際、自分たちの安全よりも領民のことを考え
瀬田の唐橋を焼かなかった宗茂。
このことを徳川家康も褒め称えましたと説明する
司会役の誾千代と女鉄砲隊。

「立花は花も実もある武将である」

「立花は花も実もある武将である」

 

 

 

 

 

 

 

大坂から船に乗り込み柳川を目指していたところ
薩摩へ帰る途中の島津軍(西軍)に出会いました。

20160317_16

島津軍は関ヶ原でずいぶんと兵を失ったようでございまする

 

 

 

 

 

 

 

今こそ父の敵を討つ好機であるという十時連貞に対して
いまは、同じ西軍として戦った味方同士助け合うときであると
たしなめる宗茂。

たわけ!

たわけ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宗茂は島津義弘に、薩摩まで守ることを申し出ます。

さぁ、我らが国許へ参りましょうぞ

さぁ、我らが国許へ参りましょうぞ

 

 

 

 

 

 

 

宗茂も島津義弘も、無事に国許へ帰ることができました。
しかしその頃、徳川家康から鍋島直茂へ
ある命令が下りていたことを説明する司会役の女鉄砲隊。

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恐ろしい命令がおりていました

 

 

 

 

 

 

 

鍋島直茂は、倅が石田三成に味方したのは
若さ故の過ちであり、厳しく言い聞かせていると弁解しますが
家康は赦しません。

すぐに帰って宗茂の首級を挙げてこいと命令します。

さもなくば、鍋島の領地を召し上げるぞ

さもなくば、鍋島の領地を召し上げるぞ

 

 

 

 

 

 

 

 

園児たちは一人で何役もこなすため
リバーシブル仕様の陣羽織を着用しています。
島津義弘は、ひっくり返すと由布惟信になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、柳川城にいる宗茂のもとへ、鍋島の侵攻が伝えられました。

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鍋島が全軍をあげて参ったか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに黒田如水、加藤清正の進軍も伝えられ
宗茂は家臣達に出陣の用意を命令。
厳しい戦いに備え、自らも戦場に出ることを決意します。

わしも獅子奮迅の戦いをいたすぞ!

わしも獅子奮迅の戦いをいたすぞ!

 

 

 

 

 

 

 

しかし由布惟信は
赦しを乞うために使者を立てているのに
殿が出陣すれば家康へ反逆ありと思われる
と述べ、これを押しとどめます。

どうする宗茂。

そこへ現れたのは、妻の誾千代。
彼女も宗茂が城に留まることを願います。

立花の「義」は皆が示してくれまする

立花の「義」は皆が示してくれまする

 

 

 

 

 

 

 

家臣達の忠義に男泣きする宗茂。

こうしていよいよ八院合戦が始まりました。

 

勇猛果敢に戦う小野鎮幸。

立花武士の心意気を見せよ!

立花武士の心意気を見せよ!

 

 

 

 

 

 

 

女鉄砲隊を率いる誾千代。

ばん!ばん!

ばん!ばん!

 

 

 

 

 

 

 

そんな中、立花三太夫は討ち取られてしまいました。

うっ これしき

うっ  これしき

 

 

 

 

 

 

 

三太夫の戦死を聞いた小野鎮幸は
敵の本陣へ突撃を開始。

ものども、続けー!

ものども、続けー!

 

 

 

 

 

 

 

しかし敵の矢に倒れ、薦野成家に助けられます。

水田口より駆けつけました

水田口より駆けつけました

 

 

 

 

 

 

 

立花鎮実・親雄親子は、退却する自軍を助けようと
殿(しんがり)を引き受けます。

やー!我こそは立花鎮実!

やー!我こそは立花鎮実!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

激しく戦いますが、2人とも敵に斬られ
遂に倒れてしまいます。

 

小野鎮幸は無事に城まで撤退。
その頃、黒田官兵衛と加藤清正の間では
和睦の話し合いがなされていました。
ということを説明する司会の女鉄砲隊。

宗茂公を助けるために

宗茂公を助けるために

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実は本番当日、黒田官兵衛役の子はインフルエンザで
お休みしなければならなくなってしまいました。
代役を務めた官兵衛ちゃんは、とっても上手に演じましたが
念のためにと、補佐もついていました。
ですので赤合子の兜の子、銀色の前立の兜の子、二人ともが官兵衛です。

清正殿、此度は大儀でござる

清正殿、此度は大儀でござる

 

 

 

 

 

 

 

話し合いの結果
官兵衛が家康に話をし、清正が宗茂と家来を引き受けることとなり
早速、柳川城へ使者を遣わすことにしました。

 

一方、柳川城。
負傷した小野鎮幸を見舞う宗茂。
手前にいるのは医者です。

鎮幸、傷の手当てを

鎮幸、傷の手当てを

 

 

 

 

 

 

 

清正の申し出を受けることにしたことを鎮幸に伝えます。
城を枕に討ち死にするという鎮幸を
私利私欲のために領民たちを巻き込んではならぬと
説得する宗茂。

和泉、堪えてくれ

和泉、堪えてくれ

 

 

 

 

 

 

 

 

やがて迎えた開城の日。
城の周りには多くの民が集まっていました。

柳川から出て行かんでくださいませ

柳川から出て行かんでくださいませ

 

 

 

 

 

 

 

庄屋の樺島式部と檀大炊介は領民を代表して
共に戦うことを申し出ますが
宗茂はその志だけを受け取って、柳川を去っていきます。

お帰りをお待ちしておりまする

お帰りをお待ちしておりまする

 

 

 

 

 

 

 

 

宗茂は流浪の生活の後
20年後に再び柳川に帰ることができました。
ということを説明する司会の女鉄砲隊たち。

立派な生き方が道を開いたのでしょうか

立派な生き方が道を開いたのでしょうか

 

 

 

 

 

 

 

20年振りに柳川へ帰ってきた宗茂。

これからは柳川のために力を尽くす

これからは柳川のために力を尽くす

 

 

 

 

 

 

 

領民たちは温かく迎えてくれ
柳川を子々孫々まで豊かな土地にしていこうと決意します。

えいえいおー!

えいえいおー!

 

 

 

 

 

 

 

柳川の人々は難事業を成し遂げ
柳川の地を豊かな土地にしていきました。

これで立花宗茂公の物語を終わります

これで立花宗茂公の物語を終わります

 

 

 

 

 

 

 

最後はみんなで礼をして劇は終了。

ありがとうございました

ありがとうございました

 

 

 

 

 

 

 

 

ここから先は、園児には(お客さんにも)サプライズの出来事です。
無事に終えて、園児たちが舞台袖でほっとしているところに、突如響き渡る
「敵襲!」の声。

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客席後方から現れたのは
熊本城おもてなし武将隊の黒田官兵衛さん、そして島津義弘さん。

さらに舞台上には加藤清正さんと
我が立花家史料館スペシャルサポーターでもある立花宗茂さんまでもが。

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突然の武将隊の登場に驚く園児たち(以下みのりっこ)。

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みのりっこは、熊本城おもてなし武将隊のことをよく知っており
普段からYouTubeを見ながら演舞の練習をしていたそうです。

いきなり目の前に現れた本物に大変驚いたようではありましたが
そこはただものではないみのりっこ。
騒ぐでもなく、きちんと正座をしてじっと見つめていました。

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舞台上では武将隊による演舞が行われています。

20160317_44

 

 

 

 

 

 

柳川での演舞ということもあって
清正さんがいるにも関わらず、宗茂さんセンターでの為虎添翼。
ありがとうございます。

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続いては名乗り。
まずは官兵衛さんから。

我が知略天下に捧げる所存に候

我が知略天下に捧げる所存に候

 

 

 

 

 

 

次に島津さん。

中央突破にて切り抜けるのみよ

中央突破にて切り抜けるのみよ

 

 

 

 

 

 

そして清正さん。

せいしょこさんと呼ばれたい

柳川の民たちにもせいしょこさんと呼ばれたい

 

 

 

 

 

 

最後に我らが宗茂さん。

天に向かって恥じぬ生き方 我が立花の道tなり

天に向かって恥じぬ生き方 我が立花の道なり

 

 

 

 

 

 

熱き想いをこの胸に。

我ら熊本城おもてなし武将隊

我ら熊本城おもてなし武将隊

 

 

 

 

 

 

 

その姿を見つめるみのりっこ(着替えた金甲隊)。

20160317_47

 

 

 

 

 

 

朝早く会場入りして、お芝居をずっと鑑賞していた武将さん達が
感想を発表するのに際し
自分たちの役を演じたみのりっこを舞台に呼びました。

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真っ先に飛び出してくる宗茂くん。

遂に揃いました。
ダブル軍師。

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ダブル鬼島津。

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ダブルせいしょこさん。

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ダブル西国無双。

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官兵衛さんは甲冑(なんと牛乳パック製)の正確さを褒め称える。

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まさに戦う姿 正装だと

 

 

 

 

 

 

 

島津さんは武士の言葉遣いや立ち居振る舞いができていたことを褒め称える。

このまま薩摩に連れて帰りたいくらいじゃ

このまま薩摩に連れて帰りたいくらいじゃ

 

 

 

 

 

 

 

清正さんは、清正くんがとてもお気に入り。

養子にならんか お主

養子にならんか お主

 

 

 

 

 

 

 

宗茂さんは、我々の心の内を代弁してくれたというような出来映えであったと褒め称える。

これまでの努力は絶対に己の力になる

これまでの努力は絶対に己の力になる

 

 

 

 

 

 

 

このあとは最後のお楽しみ。
みのりっこは熊本城おもてなし武将隊の演舞「虎熊一刀」を踊れると聞いた宗茂さんが
みんなで一緒に踊ろうと提案。

20160317_63

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「我らと共に踊ってくれるか」

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はーい

 

 

 

 

 

 

 

何も言わずとも、後ろ向きに座り準備の体勢に入るみのりっこに
にやにやの止まらない宗茂さん。

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いつも練習しているだけあって、みんな上手に踊ります。

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ダブル宗茂のシンクロ率の高さ。

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みんなのお気に入りの部分。

 

 

 

 

 

 

 

楽しく踊った後は、記念撮影タイム。

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右に左に中央に、まんべんなく顔を向けて。

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はっ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後は会場全体での勝ち鬨です。

えいえいおー!

えいえいおー!

 

 

 

 

 

 

 

こうして第42回発表会は幕を閉じました。

20160317_72-2

 

 

 

 

 

 

 

この日武将さんたちは、みのりっこに気付かれないようにと
朝早くに極秘で会場入り。
控え室で発表会の演目をずっと見ていました。

控え室にあったみのりっこの絵に興味津々の武将さんたち。

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わくわくしながら待っていた様子がうかがえます。

20160317_74

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

出番が近付くと、それぞれの位置にスタンバイ。

宗茂さんは舞台上手の幕の陰に隠れます。

拙者泣きそう

拙者泣きそう

 

 

 

 

 

 

 

清正さんは、舞台裏の通路に。

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楽しそうな清正さんですが、この後悲劇が。

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舞台下手へ退場した一部の園児が、上手からの登場のために
舞台裏通路を通ったのです。

このとき、ひとりの子がはっきりと「くまもとじょうおもてなしぶしょうたい」と発音していました。

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清正さん苦笑い。
我々の段取り確認不足でした。すみません。

なお下手にいた宗茂さんのことは、スタッフが身を挺して隠しました。

 

さて、見事なお芝居を成し遂げた年長組さんたちは
昨日、無事に卒園式を終えたそうです。
おめでとうございます。

 

卒園を前にした3月11日、記念の川下りがあり
その帰りに再び立花家史料館を訪問してくれました。

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宗茂の甲冑の正式名称(鉄皺革包月輪文最上胴具足)を
すらすらと言える様子に
周囲にいた観光客のみなさんが、思わず拍手する場面も。

甲冑を手作りして着たことがあるからでしょう
甲冑に対する興味の度合いがとても高いみのりっこ。

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次回の劇は戸次道雪と高橋紹運が出てくるとのことで
通りすがりに道雪の肖像画を見つけ
思わず立ち止まるみのりっこ。

「どこにある絵か知ってる?」

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ふくごんじー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正解です。

 

小学校に入ったら、郷土の歴史の勉強の中で
きっと「立花宗茂」が出てきます。

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そのときにはまた立花家史料館を訪ねてくれることを願います。

柳川市内の小中学生は入館無料ですので。

 

ごそつえん  おめでとうございます。

たちばなむねしげの  げき

とっても  じょうずでした。

しょうがくせいになっても

また  たちばなけしりょうかんに  あそびにきてね。

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