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宗茂トラック 発車オーライ

2016/3/26

昨日、柳川市役所前に、あるトラックが現れました。

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柳川合同トランスポートが市の補助を受けて製作した
柳川観光PRトラックです。

お披露目式のために市役所前にやってきました。

 

観光PRトラックはこれまでに2台製作されているそうで
1台目のテーマは「春の川下りとさげもん」
2台目のテーマは「北原白秋と並倉」でした。

そして3台目にして、遂に「立花宗茂と柳川城」が登場。

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立花宗茂のイラストは
漫画家・イラストレーターの大久保ヤマトさんによるもの。

 

 

宗茂の横には柳川城。

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立花家史料館蔵の「柳河旧城図」(四幅対)のうち
城を南から望んだ絵と、西から望んだ絵が
トラック両面に使われています。

従南望

従南望

 

 

 

 

 

 

従西望

従西望

 

 

 

 

 

 

中野春翠によって大正3年に描かれた絵です。

 

城の左には柳川市マスコットキャラクター「こっぽりー」が、ちらっ。

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柳川の堀に住む妖精で
人知れず掘割をきれいにする活動を行っている、恥ずかしがりやの照れ屋さんです。

こっぽりーは通常ヤナギの枝を持っているのですが
このトラックでは蜜柑の枝を持っています。

これは世界に誇る宮川早生が柳川生まれであることを表しています。
実は宮川早生の誕生には立花伯爵家が深く関わっており
宮川早生を広めるために立花家によって造られた橘香園は
現在も立花家によって運営されています。

現在の橘香園

現在の橘香園

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さてお披露目式では市長から社長へお言葉が伝えられ

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関係者の記念撮影

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式を終えたトラックは、柳川の町を颯爽を走って行きました。

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PRトラックは全国を走るそうですので
お住まいの町や旅先で見かけることがあるかもしれません。

そのときには周りの人に
「あのイラストはね…」とか「こっぽりーが蜜柑を持ってるのは…」とか
是非教えてあげてください。

そしてtwitterのアカウントをお持ちの方は
ハッシュタグ「#宗茂トラック」でつぶやいてください。

宗茂トラック情報、お待ちしております。

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第3回イラストコンテスト表彰式

2015/10/30

今年は立花宗茂が大活躍の年。
展覧会やテレビ番組、書籍など、いろんなところに登場しています。

立花宗茂大活躍の一例

立花宗茂大活躍の一例(九州国立博物館にて)

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな2015年夏、立花家史料館では「立花宗茂イラストコンテスト」を開催しました。

9月5日の締切までに応募のあったイラストの数は
●イラスト部門 23点
●小中学生絵画部門 255点
●こどもぬりえ部門 654点

過去最高の応募数でした。

 

イラスト部門は、中学生から40代まで、全国各地から作品が届きました。
その中にはプロの方、アマチュアで活躍されている方、学校の美術の先生なども。

小中学生絵画部門の作品は
柳川とその周辺地域はもちろんのこと、関東地方からも届きました。
さらに宗茂生誕地のある豊後高田市の小・中学校からも
たくさんの作品をお送りいただきました。

こどもぬりえ部門では
宗茂ゆかりの柳川市・豊後高田市・大木町・棚倉町からは団体でのご応募が。
さらに九州国立博物館「戦国大名」展会場、福岡市博物館「大関ヶ原展」会場に設置していた箱にも
素敵な作品が応募されていました。
もちろん個人でお送りいただいた作品もあります。

 

さて作品の審査についてですが
イラスト部門の審査は以下のように行いました。
特別審査員(葉室麟氏、大久保ヤマト氏、熊本城おもてなし武将隊のみなさん)と
公益財団法人立花財団理事長・立花宗鑑(立花家17代当主)のそれぞれが、1位~5位を選出。
1位:5点、2位:4点、3位:3点、4位:2点、5位:1点として
各作品に点数を加算していき、総合点の高い作品から順に
千熊賞、百熊賞、柳川市長賞、豊後高田市長賞、「大関ヶ原展」賞に決定しました。

小中学生絵画部門の審査は、柳川市教育委員会にお願いしました。

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こどもぬりえ部門・三柱神社賞の審査は、三柱神社の宮司さんにお願いしました。
こどもぬりえ部門・「大関ヶ原展」賞は、三柱神社賞選外作品の中から事務局が決定しました。

 

イラスト部門と小中学生絵画部門の全応募作品と
こどもぬりえ部門の入選作品は
立花家史料館facebookページに、順次掲載しています。

 

そして10月3日、第3回イラストコンテストの表彰式を開催しました。
会場は、柳川藩主立花邸御花・元禄の間

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会場内には、小中学生絵画部門とこどもぬりえ部門の受賞作品を展示。

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イラスト部門の受賞作品は、プロジェクターで上映しました。

ご来賓として、柳川市長、豊後高田市教育長、大木町長
「大関ヶ原展」福岡会場実行委員会より福岡市博物館の堀本一繁さん
特別審査員である大久保ヤマトさんのご臨席を賜りました。

また審査結果の発表から表彰式まで、日がなかったにも関わらず
多くの受賞者とそのご家族にご参加いただきました。

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最初に主催者を代表して
公益財団法人立花財団理事の立花寛茂がご挨拶いたしました。

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次にご来賓の方々を代表して
柳川市長、大木町長よりご挨拶をいただきました。

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実は表彰式当日の朝、九州自動車道が事故の影響で一部通行止めになり
豊後高田市からの来賓および受賞者の到着が遅れる
というアクシデントがありました。
そのため豊後高田市教育長には、到着後ご挨拶をいただきました。

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つづいて
こどもぬりえ部門、小中学生絵画部門、イラスト部門の順に表彰されました。

その後は大久保ヤマトさんと立花家史料館館長・植野かおりによる講評。

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最後に来賓のみなさんと受賞者のみなさんで記念撮影をして
表彰式は終了しました。

なお通行止めの影響で到着の遅れた、イラスト部門受賞者の方々には
式後に表彰が行われました。

 

このたびのイラストコンテストのテーマは
「立花宗茂、〇〇の地に立つ」でした。
みなさん思いをこめて、宗茂をさまざまな地に立たせてくださり
本当にありがとうございました。

豊後高田市や棚倉町の小中学生の中には
自分の故郷に縁のある「立花宗茂」という人物のことを
初めて知った人が多かったことでしょう。
作品にこめた思いに「郷土の偉人」「りっぱなとのさま」と
書かれているものがいくつかあり、大変嬉しく思いました。

 

スタッフの思いつきと雑談から生まれ、第3回まで続いたイラストコンテストですが
次回の開催は未定です。
スタッフの体力と精神力と仕事のスケジュールによっては
そのうちまた開催するかもしれないし、しないかもしれません。

 

※このあとの番外編もご覧ください。

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宗茂イラスト募集してます

2015/8/10

立花家史料館では、これまでに2回のイラストコンテストを実施してきました。

第1回 わたしの誾千代姫
第2回 戸次道雪と九州戦国絵巻

そして3回目となる今回、遂にこの人が登場。

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この夏一番熱い戦国武将*・立花宗茂。(*当館調べ)

テーマは「立花宗茂、〇〇の地に立つ」

人生山あり谷ありであった立花宗茂ですが
どんな時もどんな地でも、流されずに懸命に立ち
今につながる立花家の歴史を守りぬきました。

皆さまの心にはどんな宗茂が立っていますか。
名前を耳にして思い浮かぶ姿を、楽しんで描いて送ってください。

 

そして今回も、みなさまのモチベーションアップのために
さまざまな賞をご用意いたしました。

◆イラスト部門
・千熊賞:柳川藩主立花邸御花ペア宿泊券(2食付) 1名

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賞の名前は宗茂の幼名・千熊丸(せんくままる)に由来しています。
柳川藩主立花邸御花までの交通費は各自ご負担ください。
また、ご利用いただけない期間もございますので、その点はあらかじめご了承ください。

 

・百熊賞:柳川藩主立花邸御花お食事券 2名
「ももくましょう」と読みます。
百熊という人はいませんが、千熊賞と対にしてみました。

 

・柳川市長賞:柳川市の特産品 1名
柳川市がある場所は、宗茂が豊臣秀吉から与えられた地。
そして関ヶ原合戦後改易されながらも、20年後に再び戻ってきた地。

 

・豊後高田市長賞:豊後高田の特産品 1名

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宗茂が生まれたのは、現在の豊後高田市にある筧。
史料館スタッフは先日、研修旅行で訪れました。

 

・「大関ヶ原展」賞:展覧会オリジナルトートバッグ入り展覧会図録+クリアファイル 3名
立花宗茂所用の武具類も多数展示されている
「大関ヶ原展」福岡会場(福岡市博物館)からの賞。
図録は厚さ約2.8cm、ハードカバー。解説も充実。

 

◆小中学生絵画部門    ※応募者全員に参加賞贈呈

・柳川市長賞:1名

・大木町長賞:1名
柳川市の北にある大木町は、関ヶ原合戦の局地戦である
江上・八院の戦い(佐賀では柳川合戦という)の舞台となった地。

・豊後高田市長賞:1名

・柳川市観光協会会長賞:1名
柳川の観光を牽引する柳川市観光協会からの賞。

・「大関ヶ原展」賞:1名

 

◆こどもぬりえ部門
・三柱神社賞:20名

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戸次道雪・立花宗茂・誾千代を祭神とする三柱神社
立花宗茂のように「復活」することを望む人が、日々訪れているようです。

・「大関ヶ原展」賞:10名

 

小中学生絵画部門・こどもぬりえ部門の副賞は
もらってからのお楽しみ。

 

さて今回のイラストコンテストでは、3組の特別審査員をお願いしました。

●葉室麟氏

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映画化もされた『蜩ノ記』で第146回直木賞を受賞。
受賞第一作として、立花宗茂の後半生を描いた『無双の花』が刊行されました。
現在『無双の花』は文庫化され、解説は当館館長が書いています。

 

大久保ヤマト

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漫画家、イラストレーターの大久保ヤマトさんは
戦国武将を主人公にした漫画を発表されています。
主な作品は『猛将妄想録』(現在は電子書籍版が発売中です)。

大久保さんには、ぬりえ台紙のかっこいい宗茂を描いていただきました。

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ぬりえ台紙はこちらからダウンロードできます。
周囲も自由に描いて、宗茂を様々な地に立たせてください。

 

熊本城おもてなし武将隊

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熊本城を拠点に、日ノ本一のおもてなしをめざし、日々活躍中の武将隊。
昨年10月に加わった立花宗茂さんも、大人気のご様子。

審査はみなさんでしていただくのですが
宗茂さんはイラスト部門にご応募くださるとのことです。
どんなイラストが送られてくるか楽しみですね。ふふふ。
途中経過は宗茂さんの武録(ブログ)でときどき報告されます。

 

さて
「いざイラストを描こうと思ったけど、宗茂について詳しくは知らない」
もしくは
「どこに立たせようか迷ってしまう」
というあなた。

立花家史料館公式サイトの「あなたが描きたいのはどんな宗茂?」をご覧ください。
おすすめの書籍や展覧会を紹介しています。

 

テーマである「立花宗茂、〇〇の地に立つ」。
〇〇に入るのは、歴史上有名な地でも、みなさんのお住まいの地でも
観光地でも、地球外や架空の地でもかまいません。

自由な発想で、自由に宗茂を立たせてください。
立っていなくても、座っていても逆立ちでもOKですが。

自由なことも多いですが、「既存のキャラクターを想起させないもの」など注意事項もあります。
あのゲームや、あのアニメや、あの漫画などのキャラクターを想起させるものは
審査対象外となりますのでご注意を。
詳しくは応募規定をよくお読みください。

 

締切は9月5日(土)。
たくさんのご応募をお待ちしております。

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