見て楽しい江戸の風景、聞いて楽しい立花家の歴史
2016/4/28前々回のスタッフブログでは、特集展示の刀剣展の紹介をしました。
7月4日までの期間、特集展示のほかに
スポット展示と平常展示もご覧いただけます。
入館して最初のコーナーは
スポット展示「江戸のながめ、名所めぐり」
立花家に伝わる「江戸時代の江戸のながめ」が描かれた絵や盃を眺めながら
名所めぐりを楽しめる企画です。
柳川にいながら、江戸を旅することができます。
まずは隅田川を船でゆく気分に浸ってみましょう。
人々が行き交う橋、花に囲まれた寺、移りゆく街並み。
いきいきと描かれた江戸の町をゆっくりお楽しみください。
次は、盃を眺めながら
そこに表された、雷門や三囲社、両国橋、越後屋など
江戸の名所をめぐりましょう。
このように、細かく表現してあるので
ぜひじっくりとご覧ください。
江戸の旅を楽しんだ後は、平常展示のコーナーへ。
このたび、こちらのケースに変化がありました。
さていったいどこでしょう。
正解は
初代藩主・宗茂の甲冑が
「鉄皺革包月輪文最上胴具足」から「伊予札縫延栗色革包仏丸胴具足」に
二代藩主・忠茂の甲冑が
「黒漆塗骨牌鉄繋畳具足」から「鉄黒漆塗碁石頭伊予札縫延丸胴具足」に
かわりました。
2領の間に「火縄銃 銘 墨縄」と「金箔押桃形兜(復元)」があるのは変わりません。
また、今回から平常展示に音声ガイドが登場。
ガイドがあるのは、展示リストに番号のある作品です。
音声ガイドをお楽しみいただくには
Googleプレイストアでアプリ「立花家史料館ガイド」(無料)をダウンロードしてください。
この「立花家史料館現在の展示」で、音声ガイドを聞くことができます。
声の出演は辻政樹さん。
そしてタイトルに【宗茂が語る 〇〇〇】とあるものは
当館スペシャルサポーターの立花宗茂さん(熊本城おもてなし武将隊)です。
実際の画面でみると
赤で囲んだ部分に「宗茂が語る」がないのは、辻さん。
「宗茂が語る」があるのは、スペサポ宗茂さんです。
ダウンロードした音声ガイドは、通勤中やご自宅や旅行先など
いつでもどこでも聞くことができます。
アプリは、史料館受付に掲示したQRコードからダウンロードすることもできますので
入館直前に「ちょっと聞いてみようかな」と、急に思いついたとしても、大丈夫。
館内で音声ガイドをお楽しみいただく際は、イヤホンをご使用ください。
(イヤホンは受付でも販売しています。)
音声ガイドのある作品には、「音声ガイド」マークを表示しています。
甲冑については、現在展示中の全ての作品のガイドを聞くことができます。
雛人形や雛調度の解説もあります。
解説を聞きながら作品を見ると
これまで気付かなかった何かを発見できるかもしれません。
ガイドは、ときどき地味にアップデートすることもあります。
その際はtwitter公式アカウントでご案内します。
見て楽しい、聞いて楽しい、立花家史料館の展示。
みなさまのご来館を心よりお待ち申し上げております。