立花家の刀剣展に雷切丸登場!
2016/4/204月に入り、毎年恒例の刀剣展の季節となりました。
4月15日から始まった、今年の刀剣展は
特集展示「よくわかる刀剣のみかた-柳川藩主立花家伝来の刀剣-」
です。
この展示では、脇指 無銘(雷切丸)をはじめ
国宝「短刀 銘吉光」や、重要文化財「剣 銘長光」など
初代柳川藩主・立花宗茂ゆかりの刀剣を中心に
立花家の歴史をものがたる刀剣と刀装具を紹介しています。
今年は国宝の吉光と重文の長光、それに雷切丸の
3口がそろって展示されていますが
実はこんな機会は、これから数年間はありません。
※追記
熊本地震の余震から文化財を保護するため
国宝「短刀 銘 吉光」と、重要文化財「剣 銘 長光」の
展示期間を制限することとなりました。
4月25日~4月28日、5月2日、5月6日は
どちらも展示しておりませんのでご注意ください。
その他の展示はご覧いただけます。(追記終わり)
※さらに追記
国宝「短刀 銘 吉光」と、重要文化財「剣 銘 長光」の展示期間を
6月5日(日)までに短縮することとなりました。
また6月5日までのうち、以下の日は展示しておりません。
5月10日、11日、12日、17日、19日、20日、26日、27日
6月3日
6月6日(月)からは、国宝「短刀 銘 吉光」と重要文化財「剣 銘 長光」に代えて
初代柳川藩主・立花宗茂所用の鑓2口を展示します。
既にご観覧予定をたてられていた方には大変申し訳ございませんが
何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。(さらに追記終わり)
吉光の向こうに雷切丸。
こちらは長光です。
他にも刀装具や刀筒などもありますが
こんなものもあります。
「御腰物由来覚写」
立花家の刀剣の由緒が書かれたものです。
開いているページは、雷切丸の箇所。
江戸時代のものですが、比較的読みやすい字で書かれていますので
どうぞじっくり読んでみてください。
立花家史料館の展示室は撮影自由です。
ただし一脚や三脚などの使用と、フラッシュ等追加照明の使用は
他のお客様の鑑賞のさまたげとなりますのでご遠慮ください。
刀剣展開催に合わせて、新しいグッズも完成しました。
「雷切丸チケットホルダー」
表面には脇指 無銘(雷切丸)と立花雷切丸くん。
これは2種類というわけではなく、表と裏です。
ぱかっと開けると、雷切丸の説明。
そしてチケットを入れるスペースの他に
カードを入れるスペースが2箇所。
こちらの商品は、立花家史料館前の売店にて
378円(税込み)で販売しています。
刀剣展のチラシは、西鉄福岡(天神)駅と西鉄柳川駅のメディアボックスに
5月13日まで設置しています。
近くをお通りの際は、ぜひ手に取ってご覧ください。
チラシの裏は、新聞の号外風で
これを読めば「雷切丸」の名前の由来がわかります。
表面にいる、チケットホルダーにも描かれていた、このキャラクターは「立花雷切丸」くん。
雷切丸を擬人化した、当館オリジナルのキャラクターです。(twitterやってます)
よくよく見ると、いろんな小ネタが仕込まれているので
じっくり探してみて下さい。
また「千鳥よ!この稲妻を斬ってみよ!!」のコピーは
柳川みのり幼稚園の次回劇の冒頭のセリフから、許可を得て、頂戴しました。
お得な情報をもうひとつ。
柳川古文書館の常設展「保存のかたち~史料を守り、伝える~」では
戸次道雪関連文書を特別に公開しています。
(柳川古文書館の展示室は撮影禁止です。許可を得て撮影しました。)
立花家史料館と柳川古文書館で、道雪三昧しましょう。
このあと三柱神社に行けば、さらに完璧。
特集展示「よくわかる刀剣のみかた-柳川藩主立花家伝来の刀剣-」は7月4日まで。
みなさまのご来館を心よりお待ち申し上げております。