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「弧闘 立花宗茂」が中山義秀文学賞を受賞!

2010/11/15

上田秀人先生の「弧闘 立花宗茂」が、第16回中山義秀文学賞を受賞されました!
同賞の公開選考会が行われたのは特別展「立花宗茂」の開会日と同じ、11月13日。何だか運命的なものを感じます。

中山義秀文学賞は、新鋭・気鋭の歴史・時代小説を対象にした文学賞で、主催は中山義秀顕彰会、福島県白河市などが共催しています。
福島県といえば、宗茂は一時奥州棚倉(現在の福島県東白川郡棚倉)に領地を有していました。
最初の石高は1万石、その後、慶長15年(1610)に3万石に加増されています。
宗茂が自らの名乗りを「宗茂」へと改めたのは、この棚倉の領地の加増がきっかけだったようです。

宗茂を主人公にした小説はいくつかありますが、上田先生はこれまで語られてきたイメージとは異なった新しい視点から、独自の宗茂像を描かれています。
まだ、読まれたことのない方は、是非この機会に手にとってごらんください。

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