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雷神の足

2010/10/12

今週末、福岡市博多区のぽんプラザホールで、戸次道雪を題材にした演劇、「雷神の足」が上演されます。
ご存知の通り、戸次道雪は立花宗茂の養父であり、柳川・立花家の初代当主です。落雷によって下半身が不自由となったため、戦場では輿にのって指揮を執ったという伝説がありますが、本作品のタイトルもこの伝説にちなんだものと思われます。

ちなみに、一般には「立花道雪」の名前で知られていますが、道雪が生前に「立花」姓を名乗ったことはないようです。
これは、大友宗麟にたびたび反旗を翻した立花家の姓を名乗ることを、道雪が憚ったためといわれています。
柳川・立花家の初代ですので、立花道雪と表記したいところですが、上記のような理由から、当館では戸次道雪(あるいは戸次鑑連)と呼んでいます。
ややこしいですね。

このように、衰退する大友家に忠誠をつくし、最後まで支え続けた将、戸次道雪の登場する「雷神の足」が、10月14日〜10月17日にかけて、ぽんプラザホールで上演されます。
最終日、17日のチケットは好評につき、すでに完売したそうです。
私も台本を拝見いたしましたが、とても面白そうな設定で上演が楽しみです。
公演情報は下記のとおりです。
なお、詳細は(劇)池田商会様のサイトをご覧ください。
http://www.geki-ikeda.com/

(劇)池田商会 第十回本公演 瀧猫亭「雷神の足」
作・演出 瀧本雄壱
日時:
10月14日(木)19:00〜、15日(金)19:00〜、16日(土)13:00〜、19:00〜、17日(日)13:00〜
会場: ぽんプラザホール(福岡市博多区祇園町8-3)
問い合わせ: info@geki-ikeda.com

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