直木賞作家・葉室麟さんご来園(サイン本販売しますよ)
2012/1/261月17日。
その日、史料室3人衆は、パソコンに張り付いてニコニコ生放送に見入っていました。
そのとき放送されていたのは「第146回 芥川賞・直木賞 受賞者記者会見生中継」。
ばっさり栗原さんやペリー荻野さんの批評を楽しみつつ、
おそらく19時くらいであろう直木賞の発表を待っていたのです。
というのも、直木賞に葉室麟さんがノミネートされていたのです。
葉室さんは、去年の2月号から「オール讀物」に、立花宗茂の小説「無双の花」を連載されていました。
それ以来のご縁で、去年は白秋祭にご招待したりと、親しくお付き合いさせていただいています。
いえ、お付き合いといってもそういう意味ではなく…
それはさておき、今回葉室さんは「蜩の記」で5度目のノミネート。
今度こそ!とパソコンのモニターに念を送り続けました。
結果はみなさんご存知の通り、見事受賞!
おめでとうございます。
立花家史料館でもすぐにお祝いツイートをいたしました。
さて、新直木賞作家・葉室麟さんの受賞第1作は
じゃーん!
なんと「無双の花」です。
そして昨日、お忙しいスケジュールの合間を縫って
葉室さんが、柳川藩主立花邸御花にお越しくださいました。
宗茂の具足と金甲と葉室さん(奥の黒いのは忠茂の具足です)。
宗茂の肖像画と自筆書状と伊達政宗の自筆書状と葉室さん。
そして夜は御花料亭にてお祝いの宴。
葉室さんはお話上手な楽しい方です。
宴も大変盛り上がりました。
宴の後にサインを頂戴しました。
フロントに飾らせていただきます。
なお今回のご来園は、宗茂3ウィークスの目玉企画のひとつ
「『無双の花』サイン本販売」のサインのためでもありました。
お酒が入る前に、ちゃんと本にもサインと落款をいただきましたので、ご安心を。
次号の「オール讀物」は葉室さん特集。
今回のご来園の様子も掲載される予定です。
唐長文様の素敵な装丁を施した
「無双の花」は1月28日発売。
通常九州では2,3日遅れで発売されるのですが
柳川藩主立花邸御花の売店では、
九州のどこよりも早く、1月28日9時に販売開始します!
しかもサイン本15冊!(お一人様一冊限りでお願いいたします)
さらに、御花売店でお買い上げいただいた皆様には
特製ブックカバーとしおりを差し上げます。
ブックカバーは宗茂が使っていた花押のデザイン。
しおりは宗茂3ウィークス特製です。
ブックカバーとしおりは、M3W期間以降もお付けいたします。