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立花宗茂の兜は関ケ原では輝かない、かも?

2024/10/17

前回、「立花宗茂の兜は、太陽の下で見るに限る(個人の感想です)」と、思い出をふりかえりながら、熱くオススメしました。

武将は展示室で兜をかぶったんじゃない!戦場でかぶっているんだ!






今年は、立花家史料館公式キャラクター「立花宗茂と誾千代姫」が屋外イベントに出演する機会が例年より多いのですが、

  • 10/14(月・祝) 柳川戦国パークin御賑会@福岡県柳川市【終了】
  • 10/19(土) 関ケ原合戦祭り2024 @岐阜県関ケ原町
  • 11/9(土) 大野川合戦まつり@大分県大分市
  • 11/10(日) 臼杵市歴史資料館@ 大分県臼杵市

11月10日 臼杵市歴史資料館にてレプリカ兜の着装体験ができます
この機会にぜひ、鉄と漆でつくられた兜の重みを実感してほしい



レプリカであっても、 立花宗茂の兜を太陽の下で見るための条件は厳しく、何より天候に左右されます。


10/14(月・祝) 柳川戦国パークin御賑会@福岡県柳川市 で、宗茂さんと誾千代さんが、「立花宗茂と誾千代」NHK大河ドラマ招致委員会や豊後大友宗麟鉄砲隊などの方々と、大河招致を願って勝鬨を上げたときは、 秋晴れの一日でしたが、太陽をギラギラと反射する時間帯を過ぎてました。



10/19(土) 関ケ原合戦祭り2024 @岐阜県関ケ原町 ではどうでしょうか?

二人は闘志はギラギラしていますが、当日の太陽は……


そこで朗報です!!

翌日の10/20(日) に、関ケ原からJR東海道本線で1駅の岐阜県垂井町で開催される、歴史講演会「立花宗茂と島津義弘~垂井にいた西軍最強武将~」@垂井町文化会館 のオープニングアクトに立花家史料館公式キャラクター「立花宗茂と誾千代姫」が登場、講演前後と中休みには会場ホワイエでのグリーティングも予定しています。
屋内ですが、自然光がはいる垂井町文化会館ホワイエにて、月輪脇立兜をかぶった宗茂さんと出会えるかもしれません。

気になる方は必ずコチラでご確認ください。






もちろんメインは、戦国島津の代表的な研究者である歴史作家の桐野作人氏と、当館の植野かおり館長の講演と対談。

それぞれの講演で関ケ原合戦前後における立花宗茂と島津義弘の動向などが語られた後、「もし立花宗茂が関ケ原の本戦に参戦していたら?」をテーマに2人が対談します。
準備中の植野館長をチラ見してますが、垂井の地で、桐野さんとご一緒するからこその話になりそうで、わたしも非常に気になっています。

申込みはコチラから



もし太陽に恵まれなくとも、この花押を見たら心は晴れる!かも。



こちらの花押は立花家史料館オリジナルグッズになってます。

*立花家史料館オリジナルグッズを “関ケ原合戦祭り2024 ” で販売*
日時:10月19日(土)・20日(日)  10:00~16:00
会場:役場駐車場・ふれあいセンター北駐車場
戦国グッズ店が出張開店する戦国グッズマーケットに「立花宗茂と誾千代」NHK大河ドラマ招致柳川委員会が出店、当館グッズも販売しています。

わたしのイチオシ

左:立花宗茂が使った杏葉紋に、実際の書状に残る花押をあわせたオーロラ缶バッジ

右:誾千代が受け継いだ可能性がある立花家始祖の杏葉紋に、大友宗麟書状の「誾千世(代)」の文字をあわせたオーロラ缶バッジ

この機会に関ケ原でGET‼️

下は、左:宗茂のつぶやき付箋 右:立花家の家紋付箋 
当館所蔵の立花宗茂の肖像画をイラスト化しました。いつみても素敵なもみあげ。

付箋はオンラインストアでもご購入できます






立花宗茂の兜はムリでも、立花家史料館の諸々が関ケ原で輝くことを願っています。


立花家史料館 植野館長が語る “立花宗茂と誾千代” 

第1話 近世大名立花氏の誕生と戸次道雪
第2話 女城主・誾千代と立花宗茂―立花城時代
第3話 柳川城主となった立花宗茂
第4話 関ケ原合戦後の立花宗茂
第5話 立花宗茂、柳川藩主への復活
第6話 再封後の宗茂と晩年の活躍

*** ココまで知ればサラに面白い ***
学芸員として人前で作品解説をする際、ココまで知ればサラに面白くなるけれどと思いながらも、時間等の都合でフカボリせずに終わらせることは少なくありません。そんな、なかなかお伝えする機会のないココサラ話をお届けします。

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