イラストコンテスト表彰式
2013/1/9気が付いたら2013年。
遅ればせながら
あけましておめでとうございます。
本年も立花家史料館をどうぞよろしくお願い申し上げます。
立花家史料館の2012年は、新春特集展示「めでたづくし」への展示替え作業(と、大掃除)で幕を閉じましたが
そのちょっと前の12月22日、重要なイベントがありました。
「第1回イラストコンテスト 表彰式」です。
当コンテストは昨年夏より募集開始し、11月30日の締切までに
- 一般の部 29点
- 小学生以下・イラストの部 17点
- 小学生以下・ぬりえの部 490点
の ご応募をいただきました。
一般の部では、本当に幅広い層からのイラストが届きました。
お住まいの地域は北は北海道から南は鹿児島まで、もちろん地元柳川の方も。
年齢層としては中学生から40代。
プロの方、アマチュアで活躍されている方、学校の美術部員。
メールや郵送で、はたまたご持参で作品が届くたびに
そのクオリティの高さに、その場にいるスタッフ一同から驚きの声があがりました。
みなさんの作品にこめた思いの深さや誾千代への気持ちも、ひしひしと伝わってきました。
小学生以下 ・ぬりえの部では
誾千代の供養塔・ぼたもちさんのある長洲町の幼稚園・保育園から
たくさんの作品をお送りいただきました。
長洲町でも誾千代が広く知られていく予感に、少しわくわくします。
なお作品の審査についてですが
史料室スタッフは、応募者の情報(居住地・年齢・性別など)を把握しているため
審査にあたるにはふさわしくないという理由から、審査には参加しておりません。
一般の部の審査は以下のように行いました。
御花賞・立花家史料館賞は、史料室スタッフ以外の御花スタッフによる投票。
御花小路賞・御花小路特別賞は、柳川藩主立花邸 御花内にある売店・御花小路のスタッフによる選考。
山本兼一賞およびワカマツカオリ賞は、それぞれ山本さん、ワカマツさんにお選びいただきました。
小学生以下・イラストの部の審査は、柳川市教育委員会に、
小学生以下・ぬりえの部の審査は、三柱神社の宮司さんにお願いいたしました。
このようにして賞に選ばれたのがこちらの作品です。
表彰式会場には受賞作品を展示。
(式典中は、雑務であちこちしており写真があまり撮れませんでした。
そのため以下の写真のうち、柳川市教育委員会よりご提供いただいたものが一部あります。
右下に「K」とあるのがそれらです。「K」は「KYOUIKUIINKAI」の「K」です。)
ご来賓として、柳川市長、長洲町長、柳川市教育委員会教育長、柳川商工会議所会頭、
柳川市観光協会会長、三柱神社宮司のみなさまのご臨席を賜りました。
まずは主催者である弊社専務の挨拶。
次にご来賓の方々を代表して、柳川市長、長洲町長よりご挨拶をいただきました。
つづいて各部門ごとに表彰。
小学生以下・ぬりえの部、小学生以下・イラストの部、一般の部の順に表彰されました。
審査結果の発表から表彰式まで、あまり日がなかったにも関わらず
たくさんの受賞者とそのご家族にご参加いただいたことを嬉しく思います。
一般の部では、計3名の受賞者が遠くから駆けつけてくださいました。
表彰のあとは史料室長の講評。
そして最後に受賞者全員で記念撮影をして、表彰式は終了しました。
なお式の様子は、長洲町役場のサイトでも紹介されていますので
併せてご覧ください。
受賞作品を含め、ご応募いただいたすべての作品を
特別展「誾千代姫伝説と立花家記」期間中に
柳川藩主立花邸 御花内各所に展示させていただく予定です。
日程や展示場所につきましては、追って当サイトでおしらせいたします。
さて今回のイラストコンテスト、
そもそもスタッフの思いつきと、「こんなことしたら面白いよね」という雑談の中から生まれたものです。
なにしろ初めての試みでしたので、右も左もわからず
さまざまな先例を拾い集め、告知の方法を考え
各方面にご協力をお願いし、試行錯誤しながら出来上がっていきました。
この表彰式も、各種技術を持った御花スタッフたちの協力があってできたものです。
簡単な図を渡しておけば前日の夜までには完璧に仕上げてくれる
会場設営のプロ、Nさん。
賞品包装は、包装ならおまかせの元店長のMさん、
そしてお習字の先生OさんとKさんには、賞状の宛名と「○○賞」の札をお願いしました。
式次第の作り方を教えてくれたのは、
御花で開催されるあらゆる式典の配布物を作っているTさん。
このようなスペシャリストたちの技術を結集して
表彰式は無事に開催されたのでした。
初めてのことばかりで、いろいろと大変ではありましたが
せっかくここまで育ったイラストコンテスト。
たった1回で終わらせるには忍びない。
というわけで、第2回イラストコンテスト開催します。
今のところあくまで予定ですが。
次のテーマは…今年生誕500年だという、ぎょろ目のあの人かなぁ、と思っていてください。