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ひみつのお茶会

2012/9/25

9月23日(日)。
柳川藩主立花邸 御花 松濤館4階 鶴の間に
怪しげなボードが掲示されました。

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「立花宗茂とすごすディープな昼下がり ティーパーティー」

これはいったい何のパーティーなのか?

話はおよそ一ヶ月前に遡ります……

立花家史料館では、twitter公式アカウント開設以来
順調にフォロワー数が増えていきました。
そしてめでたく500を超えた際には、スタッフのみで宴を開催しました。
その後もさらにフォロワーは増え続け
9月6日、おかげさまで遂に1000を突破いたしました。

1000を超えたらお茶会をしよう!
そういう話は前々からあったので、そろそろ1000の大台が見えてきた8月13日、
室長のアカウントでこのような発表がありました。

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ちなみに「上谷あさ子」は、室長のtwitter名です。
そして1000を超えた時点で、具体的な日程・場所・応募方法が発表されました。

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この「立花宗茂とすごすディープな昼下がり ティーパーティー」(以下、お茶会と略す)は、
室長の個人的なご招待という形式をとりましたので
史料館公式アカウントでの告知はなし(リツイートもなし)。
申し込み受付はtwitter上でのみ。
ですので、会の開催自体をご存知なかった方も多いかもしれません。

スタッフも、どれくらいの参加者があるか、全く見当が付かず、
もし一人もいなかったらみんなでケーキやけ食いの会にしようね
などと言っていたのですが、
いざ蓋を開けてみたら、14名もの参加表明をいただきました。

そしてお茶会当日を迎えます。

お客様には、入口で「合言葉」を言っていただきます。
この合言葉は、お一人お一人違うものが告げられています
しかもそれは立花家家臣の名前。

それぞれご自分の合言葉の席にかけていただくことになっているので
会場は立花家家臣団の会合であるかのような、不思議な雰囲気に。

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会場内には、これまでにブログやtwitterで登場したあれこれをご覧いただけるスペースを設置。

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例えばこちらは、twitterでときどき触れる「境界線上のホライゾン」や「殿といっしょ」などの書籍。
宗茂や誾が出るところには付箋を貼ってあります。
一度ブログでご紹介したブルーレイディスクも。

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こちらもtwitterで紹介した、ポッカコーヒー戦国BASARA缶(全)
すでに中身はスタッフがおいしくいただきました。

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こちらは先ほども少し触れた、フォロワー数500突破記念「はなの舞」での宴で獲得した
無双シリーズカードの数々。

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ゴッドハンドで引き当てた雷切丸・島津義弘と、いただき物の長光。

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コンプリートしたスジャータ戦国武将シリーズ(蓋)と
大江戸鍋祭上映会に持参した「犬」うちわ

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展示期間が短く、あまりにも状態がよかったため
捨てるのがもったいなくなった特集展示バナー

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そして、出張「今日の宗茂くん」(お迎えバージョン)。

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みなさん一通りご覧になったところで、お茶会のはじまり。

これまで立花家史料館が、「宗茂」と名のつくあらゆるものを
網羅的に拾ってきた格闘の歴史や、
今日の宗茂くん、twitter、そして最近始まったfacebookページの話が、室長から語られました。

さらには、肖像画をCGでアンチエイジングした宗茂を紹介。

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左が肖像画。
右は皺とほうれい線を消して、たるんだ顔のラインをフェイスリフト、生え際をちょこっと前進させた
若き日の宗茂(想像)。

さらに、宗茂が着ていた頃の色合いを想像しながら、具足を修正。
そこに金甲を盛ってみました。

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公式行事ではないので、このようなお遊び画像をいろいろ出しちゃいました。

さてティーパーティーというからには、スウィーツが欠かせません。
今回、特別にご用意したケーキがこちら。

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宗茂の兜ケーキ!
柳川藩主立花邸 御花の目の前にある、黒田屋さんに特注しました。
左の画像は前から、右の画像は後ろから見た図です。
しころ部分も絞り出しで再現。
チョコレート層の内側は、紅茶のスポンジケーキに
宗茂ファンにはおなじみのエピソードにちなんで、栗が入っています。

サーブに慣れていない史料室スタッフには任せておけないと、
サーブの得意なNマネージャー(営業)が自ら進んで執事となり
みなさんにコーヒーと兜ケーキをサービス。

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↑出番を待つケーキたち。

ちなみに輪貫部分は、直前にパティシエ氏がとりつけました。

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予備の輪っかたち。
ここの部分だけでもおいしい。
いいチョコ使ってますね。

さてお遊び企画とはいえ、
何事にも全力投球がモットーの史料室では
お土産も全力でご用意。

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今日の宗茂くんが「粗品」とつぶやく封筒には
ちょっとした資料と、
「西国無双が乗ってます」マグネットステッカー(手作り)。
ステッカーは、出来たそばから手近な金属に貼り付けていたので
制作中は書棚がこのような状態。

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西国無双だらけ。

ところで今回のお茶会には、スペシャルゲストがお越しくださいました。
それがこの…

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ソーモくん!
……ではなくて
舞台「戦国BASARA3」瀬戸内響嵐で、立花宗茂を演じられる
加藤靖久さんです。

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弊社の立花専務と一緒にパチリ。

加藤さんがお茶会にご参加くださった経緯を説明いたしますと
舞台「戦国BASARA3」瀬戸内響嵐の情報を得て
史料館アカウントで次のようなツイートをしました。

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するとすぐに、加藤さんから返信があったのです。

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あとでご本人に伺ったところによると
名前を出してもらってすごく嬉しかったんです、とのことでした。
「!」の数に、加藤さんの熱い気持ちを感じます。

その後、室長と加藤さんとの間でしばらくやりとりがあり
いつかご来館されるだろうなと思っていたのですが
お茶会の詳細が発表されるやいなや

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参戦を表明されました。

お茶会参加者で舞台「戦国BASARA」ファンの方は
宗茂役の役者さんの登場が、とても嬉しかったそうです。
お越しいただいて、本当によかった。

加藤さんは、ツイートの「!」からもわかる通り、お芝居に熱い気持ちを持った方でした。
素晴らしい宗茂を演じられることと、確信しております。
今回の参戦が、役づくりに少しでもプラスになりますように。

さてお茶会の方はというと、2時間ほどでお開きとなり
最後に希望者のみ、室長が史料館の展示をご案内して、無事終わりました。

このたびのお茶会、参加者は女性13名・男性1名(加藤さん除く)と、圧倒的に女性率の高い会でした。
みなさん宗茂以外に本命(武将)がいる、という割には宗茂に関しても詳しい。
楽屋裏トークばかりで、新しい立花家情報などは特にないイベントでしたが
楽しんでいただけたようで、安心しました。
そして主催者側としても、いろいろ参考になるお茶会でした。
二回目以降があるかどうかは……今のところわかりません。

【その後の加藤さん】

地元新聞の取材を受け、
柳川藩主立花邸 御花を満喫

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夕暮れ時の川下りを満喫

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史料室スタッフと共にお肉を満喫した後は、
夜の中洲の街へと消えてゆきました。

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立花キャプテン、初めての取材を受ける。

2012/9/21

9月某日、東京某所で、とあるインタビューが行われました。
そのときの模様を、同席した室長からリポートしてもらいましょう。

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「目の眼」里文出版さんの企画で、旧大名家の末裔へのインタビューがあり、
我らが立花家へも、ということで今回は17代立花宗鑑史料館館長…ではなく、
そのご長男立花宗和氏へお話しがありました。
実は、宗和氏は現在JALの機長を務めておられます。
―初めてのおつかい―ではありませんが、初めての取材、ということで、
諸々対応のため宗鑑館長からの依頼で私も同行することになりました。

9月18日の昼ごろ、インタビュー会場となった天王洲にあるJAL本社までご一緒に。

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受付で名札をいただいてから会議室のあるフロアへ…写真がピンボケでごめんなさい。
出版社からはカメラマンとライターのお二人、
そしてインタビュアーである調所一郎さんがいらっしゃいました。
調所(ずしょ)さんは、旧鹿児島藩家老、調所広郷の末裔ですが、
母方は旧柳川藩士安武家の血を引く方で、
柳川にも深いつながりのある人なのです。

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宗和さん、さっそくパイロットの制服に着替えて準備中。
肩章を付けて…立花キャプテン になりました。
JAL広報の方々のご理解ご協力をいただき、
こういったシチュエーションでの取材が実現いたしました。

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対談スタート。
リラックスした雰囲気で調所さんがお話しを始められました。
さすがに慣れておられる。
片や少し緊張気味にスタートした立花キャプテン。
立花家の末裔としての思いや、沢山のお客様の命を預かる機長としての責任についてなど、
とてもいいお話しでしたよ。
その詳細はぜひ「目の眼」来年一月掲載分でご覧下さい。
ライターさん期待しています!

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対談の終わりに、お二人並んでの撮影です。
この写真だとちょっとわかりにくいのですが、立花キャプテンは身長190cmの長身です。
立花宗茂に始まり、歴代の甲冑を見ていて、みなさん体格が大きいなあとは思っていたのですが、
現在まで長身は引き継がれていました。
宗和さん曰「これは父方(島村家)の遺伝だと思っていた」
確かに曽祖父にあたる島村速雄も長身でした。
無事、初めての取材、終了です。

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立花キャプテン、立花家としての初めての取材はいかがだったでしょうか。

発売間近になったら、またお知らせしますので
みなさんお楽しみに!

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今日の宗茂くん 平成二十四年九月六日条

2012/9/6

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大人なテーマ展

2012/9/3

夏休みの終わりとともに、
ご好評いただきました「あつまる!アニマル!たまに…お化け?」も終了いたしました。
ご来館くださったみなさま、ありがとうございました。
当館初の子ども向け展示、いかがだったでしょうか。

さて打って変わって、この秋はしっとりと大人な気分の展示をお届けします。
テーマ展「お茶をたしなみ お香をたのしむ」

本日より金曜日までは展示替え作業をしております。
昨日まで、おさるさんの屏風があった場所が

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このようになりました。

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香道具がずらり。
こちらは、入館すぐのエリアですので
明日からの半室休館期間もご覧いただけます。

向かいのケースの着物も、帷子から小袖にチェンジ。
せっかくなので柄をアップでどうぞ。

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展示室後半部分では、お茶の道具も出品予定。
9月8日(土)からご覧いただけますので、もうしばらくお待ちください。

ただいまキャプションの英語表記に苦戦中。
I can’t speak Englishなもので、
辞書とネットと他館の図録を頼りに、あたふたしております。
助けて!室長!!

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