庭と展示と抹茶と告知
2011/10/2411月26日に、名古屋工業大学大学院教授の麓和善先生をお迎えして、
国名勝指定記念講演会「煎茶空間から見た九州・柳川」を開催します。
そのプレイベントとして、10月22日、23日の両日
「ギャラリートーク&お庭歩きと抹茶を楽しむ」を行いました。
特集展示「立花氏庭園の世界」と、名勝に追加指定された東庭園を
学芸員のガイドで巡り、最後にお庭を眺めながら抹茶を楽しむ
という、なんとも楽しいイベントです。
21日の夕方から大雨(地響きのような雷つき)だったので
いろいろと心配していたのですが
夜が明けてみたら、今日の宗茂くんもびっくりの晴れ(ときどき曇り)。
イベント担当シャーマン学芸員の言葉。
「私、晴れ女なんです」
あぁ頼もしい。これからもその調子でよろしく。
さて、このイベントの「抹茶を楽しむ」ゾーンにおいてご協力いただいたのが
表千家のみなさま。
みなさまには、御花文化講座の呈茶サービスでもお世話になっております。
今回のお茶席は、松濤館(ホテルの建物)の1階奥に設けました。
畳に正座してではなく、
椅子に腰掛けてお手前を行う「立礼席」です。
天気が良かったので、テラスにもお席をご用意いたしました。
テラス席だと景色もきれいに見え、雰囲気も大変よろしいのですが
この季節でも日差しが強うございますので、ご婦人方はお気を付け遊ばせ。
そしてお菓子はこちら。
これは、太宰府の有名なお菓子屋さん「藤丸」に注文して
特別にかえでの形にしていただいたものだそうです。
お庭を愛でつつお茶を一服。
ちょっとだけ殿様気分を味わえる秋の一日でした。
ご参加いただいたみなさん、本当にありがとうございました。
さて、11月26日の講演会の際には、また違ったワークショップをご用意しております。
その名も「お庭歩きと煎茶を楽しむ」
そうです。今度は煎茶です。
日本礼道小笠原流のみなさまにご協力いただき、煎茶席を設けます。
このときのお庭歩きにはガイドは同行いたしません。
イラストマップ「殿様が眺めた景色」を手に、
ご自分のペースで散策をお楽しみ下さい。