2010/12/18
しばらく更新が滞ってしまい申し訳ありません。
先々週12月4日に第一回土曜講座を開催いたしました。
十分な宣伝が出来なかったので、どのくらいの参加者があるのかと大変不安に思っていましたが、17名の皆さん、ご来場ありがとうございました。
土曜講座は、なごやかに楽しく、気軽にお話する雰囲気をつくりたいと思い、和室で先生を囲んでお茶をいただきながらすすめています。
第一回の田渕先生は、柳川古文書館の副館長さんで、立花家の古文書に最も精通しておられる方です。
古文書と言うと難しい、地味、というイメージを持たれるかもしれませんが、けっしてそんなことはありません。
…というお話をわかり易く、面白くしていただいたと思います。
昔の字は読めませんという方がほとんどと思いますが、それでも展示されている古文書をどう楽しむか、その見所はどこか、について鑑賞のポイントを教えていただきました。だれでもわかる古文書を楽しむ方法、です。
実は、参加された方には、11月20日の中野等先生の講演を聴かれてひきつづき興味をもってこられた方が少なくなく、本物(一次資料、とも言います)にふれる面白さに目覚めた方々が増えているのではないかと、喜んでいます。
何百年という時間を経て今目の前にあるモノから発信されるわずかな手がかりをたどって大きな歴史のダイナミズムを感じる、という体験を感じさせてくれた1時間半でした。
内容は、展覧会の展示を図録や配布資料を手にご覧いただければ、と思います。
1月10日まで、休館日なしで公開中ですので、ぜひお越し下さい。
タグ: 講座・講演会
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2010/12/9
御花のレストラン集景亭で、特別展開催中の期間限定メニュー「宗茂弁当」を食べてみました。
小鉢に少しずつ料理が盛られており、見た目もとても華やか。
宗茂にちなんだ料理として、赤飯・なます・黄飯(おうはん)が盛り込まれていました。
赤飯となますは、宗茂が放浪中に民家で赤飯となますをふるまわれ、ヤナギの枝を削ったもので赤飯を食べ、なますを手の甲にのせて食べたという故事にもとづいています。
黄飯はクチナシで色をつけた文字通り黄色のご飯。大分県臼杵の郷土料理だそうです。
臼杵は宗茂の主君大友家ゆかりの地。
大友宗麟がキリシタン大名であったことから、この黄飯はスペインのパエリアの影響を受けているのではないかとも言われています。
やわらかくやさしい味で、洋風の炊き込みご飯といった感じです。
ちなみによく誤解されがちですが、宗茂自身はキリスト教とは関係ありません。
最後にデザートとして果物がついています。
果物の種類は日によって違うようで、この日の果物はイチゴでした。
宗茂弁当は御花集景亭の昼食メニュー(11:00〜15:00)として、1月10日までお召し上がりいただけます。
特別展を見学された後、お昼ご飯に宗茂弁当をゆったり味わってみてはいかがでしょうか?
お値段は2,500円(税込)。ただし、調理に少し時間がかかるようですので(約30分)ご注意ください。
タグ: 宗茂プロジェクト400, 立花宗茂, 食レポ
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