2009/1/25
今日は、立花家の至宝展会場で、九州大学で美術史を学ぶ学生によるギャラリートークがありました。
二人の女学生は、緊張の面持ちでお話を始められましたが、なかなか立派なものでした。とにかく若い方たちが一生懸命取り組んでいる姿というのはそれだけでもキラキラと美しく、無条件に「良い!!」と思ってしまいます。展示品を身近に感じさせてくれたと思いますよ。
ともかく自信を持って、感受性のアンテナをいっぱいに広げて、自分の言葉で語って下さることを期待しています。まず、モノから学んでください。知識は自分の感動を言葉にするための手段です。
AQAプロジェクトのブログはこちらです。
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2009/1/24
18日の日曜日、福岡県立美術館ではワークショップ(ミニ「さげもん」をつくろう!)が開催されました。会場は大勢の参加者の熱気でいっぱいです。
会場のにきわい
柳川のさげもん飾りではおなじみで、人気のあるモチーフの「はいはい人形」を仕上げるというちょっと難しそうな試みでしたが、つぎつぎと仕上げられてゆく参加者のみなさんの集中力には驚きました。中には小学生の男の子もいましたが、とても上手なのに感服。柳川婦人会の先生方の準備のよさと指導の的確さの成果でもあると思います。
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2009/1/22
ちょっと怠けていたらはやいもので、開会して2週間になろうとしています。
10日は心配したほどの雪模様にはならずほっとしました。しかし、急に冷え込んだ午前9時40分という早い時間にもかかわらず、大勢のお客様をお迎えして開会式を無事終えることができました。
開会式でのテープカット
開会式でのテープカット写真中央が、立花家17代当主の立花宗鑑氏です。
立花家の伝来品をこれだけ揃えて一堂に展示するのは初めてのことでもあり、関係者の皆さんの感慨もひとしおであったと思います。今回の展覧会に来られるお客さんは、熱心な方が多く、滞在時間が長いそうです。展示に関わったものとしては大変うれしいかぎりです。展覧の際は、ルーペを持参いただければより楽しめると思います。期間中の展示替えはありません。展示作品リストについてはこちらをご覧下さい。
会場の様子
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2009/1/10
12時をまわりましたので、今日ということになりますが、3日間の展示作業が終わり、開会となりました。
230点という量は、かなりなものでしたが、もちろん質も高い展示内容です。作品保護のためにやや暗い照明に設定された会場に並んだ大名道具は蔵の中から解放されて、長い眠りから目覚めたように精気に満ちて見えました。
あいにく、明日は雪模様という天気予報…。厳しい幕開けとなりそうですが、2月15日までの展示期間に少しでも沢山の皆さんに楽しんでいただきたいと思っています。
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2009/1/6
11日に開催予定の特別記念講演会については、すでにお知らせしていますが、少し詳しくご紹介します。
講演会の後、演題「勇将たちの友情-立花宗茂と島津義弘-」にちなんで、講師の山本先生を囲んで、島津家32代当主島津修久氏、立花家17代当主立花宗鑑氏との鼎談会を予定しています。宗茂と義弘、この二人の武将の関係についてはとても興味深いお話がありますが、それはぜひ講演でお聴きいただきたいです。
そして、関ヶ原をむかえる立花家と島津家…となるのですが、それから409年後の今、両家の当主がそれぞれの思いを語るのが今回の鼎談です。これは不思議な偶然ですが、旧大名家の子孫で国許を本拠とし、株式会社組織として歴史資産を守り公開しているのがこの両家なのです。このようなケースは他ではあまりないと思うのです。
長ーい歴史のつながりを感じさせる講演会となりそうです。当日は立花宗茂のレプリカ兜の展示販売などもしています。まだお席に余裕がありますので、当日参加もできます。ぜひお越しください。
タグ: レプリカ甲冑, 九州大名家, 宗鑑理事長, 山本博文氏, 講座・講演会
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