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第一次集荷

2008/11/22

少しはやめに、前半の集荷(展示作品を福岡県立美術館へ搬入)がありました。

立花家の収蔵庫から初めて外に出るものも多くあるので、梱包前の状態チェックにも時間がかかりました。梱包と輸送をしてくださったのは、ヤマトロジスティックのスタッフの方々6名です。そこに、美術館の担当学芸員、当館の学芸員と臨職3名、さらに九大のAQAプロジェクトの学生さんたち4名も加わって、小さな史料館が大所帯となりました。展示総数が230にも及び、今回の搬出はその2割にもみたないとはいえ、最も手のかかかる甲冑や刀剣類でしたので、予想以上に時間がかかり、朝9時にスタートして夜遅くまで作業は続きました。スタッフのみなさん本当にお疲れ様でした。

と、いうわけで、

現在御花史料館には、立花宗茂の甲冑や兜は搬出のため展示されておりません。お正月休み明けの展覧会での公開までは見ることができなくなっています。1月10日からは、福岡県立美術館において修復後の凛々しい姿で装いもあらたにお披露目いたしますので、それまでお楽しみに…。武具甲冑の留守中の御花史料館では、何があるのか…はまた次回に。

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特別記念講演会について

2008/11/15

展覧会の関連行事は盛り沢山準備中です。

もちろん福岡県立美術館での企画も沢山ありますが、柳川でもいろいろな催しが予定されています。その中でもとっておきトピックスの特別記念講演会についていち早くお知らせしたいと思います。

柳川では、歴史のお話を・・・ということで、このたびは東京大学史料編纂所教授の山本博文先生におこしいただき、『勇将たちの友情-立花宗茂と島津義弘-』と題したご講演を予定しております。平成21年1月11日(日)、御花松濤館で開催いたしますが、詳しくは御花史料館HPで近日中にご紹介および事前申し込みの受付をいたしますので、そちらでご確認下さい。

山本先生と言えば「江戸お留守居役の日記」をはじめ多くの著書で有名ですが、12月にはNHK教育テレビ「知るを楽しむ・歴史に好奇心」で「ナナメ読み忠臣蔵」4回シリーズにご出演予定です。とにかくご多忙な毎日ですが、「立花宗茂はとても好きな武将なので…」ということで今回の申し出を快諾していただきました。

熱いハートとクールな頭脳で、どんな宗茂像をお話していただけるのか、今からとても楽しみです。

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立花家の歴史展

2008/11/15

柳川市には柳川古文書館という施設があって、現在そちらでは「立花家の歴史Ⅰ」という古文書の展覧会が開催中です。数多くの重要文化財が公開中なのですが、それは立花家文書が一括して国の重要文化財に指定されているからなんです。

織田信長や豊臣秀吉など、みなさんもきっとご存じの戦国武将の文書資料も並んでいますので、一度直に見てみてはいかがでしょうか。しかも、古文書館は無料です。おまけに、古文書館の展覧会をご覧になられた方は御花史料館の入館料も割引になるという特典が付いています(解説シートに割引券付き)ので御花史料館にお越しになる予定の方は事前に古文書館に立ち寄られることをおすすめします。

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立花家の至宝展のこと①宗茂の所用品

2008/11/5

展覧会までおよそ2か月となり、準備もあわただしくなってきました。

立花家の至宝展は、当家に伝わるさまざまな美術工芸品や文書資料の中から、江戸時代までのものを対象に200件が展示され、全体は、大名立花家の〈武と花〉の2部構成となっています。

特に初代藩主立花宗茂(立花家としては戸次道雪を初代とするので、宗茂は立花家2代といいます)関係の具足、刀剣、自筆文書などは充実した展示内容となっているところが見どころのひとつです。宗茂所用と伝わる重要文化財の金熨斗刻大小拵(個人蔵:京都国立博物館寄託)は福岡初公開!私たちも楽しみにしています。

立花宗茂像
立花宗茂像
国宝 短刀 銘吉光

国宝短刀 銘吉光

図録も販売されますので、展覧会にお越しの折はぜひお求めくださいね。

立花宗茂所用 三日月図軍扇
立花宗茂所用 三日月図軍扇

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はじめまして

2008/11/4

はじめまして、御花史料館学芸文化課スタッフです。

立花宗茂所用具足

御花史料館では、平成21年1月10日から2月15日にかけて、福岡県立美術館で開催される大企画展『柳川・立花家の至宝』の特別協力として準備をすすめています。

その期間の関連企画として、御花史料館では、企画展『祝いのかたち―雛の飾りと婚礼調度』、柳川古文書館では、企画展『立花家の歴史Ⅱ伯爵立花家の近代』を開催いたします。

旧柳川藩主立花家の伝来品が柳川の地をはなれ、一同に公開されるのは初めてのことです。

開会準備の期間、関連企画の話題などブログで紹介してゆきたいと思っていますので、お楽しみに。

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