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金甲ストラップ新発売

2011/12/23

柳川藩主立花邸 御花の売店で、またまた新商品発売!

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じゃじゃーん!
金甲ストラップです。
しかも立花宗茂の使っていた杏葉紋付。

金甲は、正式には「金箔押桃形兜(きんぱくおしももなりかぶと)」といい、
現在立花家には、239頭が残っています。
それらは桃山時代から江戸時代前期の制作で、
戦場で一隊全員揃って着用させたものだと思われています。
きらびやか軍団です。

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これが金甲(実物)。

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金甲ストラップは横も後ろも完璧。

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金甲ストラップが買えるのは、柳川藩主立花邸 御花だけ!
先日発売した立花宗茂のお菓子の横で、ブラブラしてます。

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立花宗茂のお菓子ができました

2011/12/21

柳川藩主立花邸 御花の売店に、新商品入荷!

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「立花宗茂 蒸し金鍔」と「立花宗茂 お餅いろいろ」

パッケージの絵は、人気ゲームソフトや出版物のイラストで大人気の諏訪原寛幸さんによるものです。
諏訪原さんには昨年の特別展「立花宗茂」関連イベント、武将パネル展を開催したときにお世話になりました。

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蒸し金鍔の方は、立花宗茂と養父・道雪、実父・紹運のスリーショット。
戦中に命を落とした二人の父の遺志を継ぎ、いざ、宗茂参りまする!というちょっと泣ける感じのイラストです。

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お餅いろいろの方は、立花宗茂と伊達政宗、真田幸村のスリーショット。
この3人は、ともに1567年に生まれた同級生トリオです。
普段は、政宗や幸村に、人気の点でちょっと負けがちな宗茂ですが、このパッケージでは、当然ながら、堂々の主役です。

今回の宗茂の具足や馬具は、立花家史料館の考証により、より正確に描いていただいたイラストを使っています。
ですので、これまでクリアファイルなどになっていたイラストの宗茂とは
ちょっと違う部分があります。

さて、中のお菓子はどんなかな?

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手前が蒸し金鍔、奥がお餅いろいろです。
お餅は草餅・栃餅・梅餅・こがね餅の4種をお楽しみいただけます。

ちなみに、お菓子が乗っているお盆は
今年5月に、宗茂の実母・宋雲院さんの400回忌法要があった際に
いただいたものです。
母上様、息子の立派なお菓子ができました。

これらのお菓子が買えるのは、柳川藩主立花邸 御花だけ!

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立花家年表ができました

2011/12/7

史料館は本日も展示替えですが
ここですてきなお知らせ。

ぱんぱかぱーん。
立花家年表が完成しました!

立派なパネルの年表です。
これを見れば、道雪以来今日まで
約480年の立花家の歴史がまるわかり!

12月10日からの特集展示に関係あるところは…

この辺りが立花宗茂。
当然ですが、最初の方です。

そして、時代はぐーんと飛んで
この辺りに島村速雄が出てきます。

立花家年表は、史料館入ってすぐの右側にあります。
ここは、展示替え期間中も見学OKゾーン。
苦しゅうないので、近う寄って、じっくりご覧下さいませ。

近いうちに、立花家系図パネルもできる…かも。

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スジャータ戦国武将コンプリート

2011/12/1

それはまだ夏真っ盛りの8月のこと。
立花家史料館宛に、注文した大量のスジャータ(戦国武将シリーズ)が届いた。
上蓋に戦国武将60種がプリントされている。

50個入りを8袋、計400個のスジャータ。
なぜこんなにたくさん。
それは、通販の販売単位が8袋だったから。
まぁこれだけあれば宗茂も出てくるだろうと思った、というのもある。

めいらくのサイトで台紙をダウンロード・印刷。

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ここに上蓋を貼っていく。
それにしても400個は使いきれない。
柳川藩主立花邸御花のレストラン・対月館に、半分ほど使ってもらうことにする。

それから約3ヶ月半。
賞味期限を1ヶ月近く過ぎた今日、
最後に、顔色の悪い前田利家を貼って
やっとコンプリート。

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ところでこのシリーズの画像、
普段よく見る肖像画とは別の肖像画が使われている人が多い。

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この立花宗茂は、大徳寺蔵の宗茂像だろう。

さあ、60人コンプリートはしたが、
スジャータはまだいくらか残っている。

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はたして今年中に使いきれるだろうか。

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戦国BASARAの宗茂

2011/11/21

戦国BASARAとは、CAPCOMから発売されている
「スタイリッシュ英雄(HERO)アクション」ゲームです。

「戦国BASARA」というからには、いろんな戦国武将が登場するのですが、
立花宗茂も戦国BASARA3から登場します。
そのときは敵武将だったのが、
今月10日発売の「戦国BASARA3宴」では、遂にプレイヤー武将として登場しました。

見た目はごっついのですが、なんかちょっと不器用で(強いけど)
愛すべきおじさんキャラです。

史実の宗茂は、関ヶ原の戦いで西軍についたために改易され、
上方や江戸で、数年間の浪牢生活を送りました。
ストーリー第1章の、宗茂が島流しになってしまうエピソードは、
なんとなくそのことを想起させます。
鍋を食べるとかお祭りとかは…特に思い至りません。
ちなみに史実の宗茂は、その後奥州棚倉に領地を与えられ、
さらに1620年には旧領柳川に帰ってきました。
関ヶ原の際に改易された武将が旧領に復帰したというのは、他に例がありません。
すごいぞ宗茂。

戦国無双(コーエーのゲーム)の立花宗茂は、
家紋を上手に利用した、かっこいい王子様にデザインされており
これはいいなと思っていました。
一方、戦国BASARAの宗茂は伝来している具足を元にしたと思われる
キャラクターデザインになっており、
これもまたいいなと思います。

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「鉄皺革包月輪文最上胴具足(てつしぼかわつつみがちりんもんもがみどうぐそく)」
おそらくデザインの元になったであろう、宗茂所用の具足です。
この具足は、朝鮮出陣の折に着用したと伝わっています。
これを見ると、チェーンソー雷切は別として、かなり忠実にデザインされているのがわかります。
こちらは現在、立花家史料館で展示中。

ちなみに、本物の雷切丸はこれです↓

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「脇指 無銘(雷切丸)」です。
こちらは、立花宗茂の養父である戸次道雪(誾千代の実父)所用で、
現在は都城島津伝承館で展示中(12月4日まで)
写真は表と裏です。2本あるわけではありませぬ。

さて先日、史料室長が東京へ出張した際に写してきた画像。

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山手線 新大久保駅にいたBASARA宗茂さん。
20日まで山手線の駅にBASARA武将のポスター広告が掲示されていました。
彼は若い女性に囲まれていたそうです。
中には宗茂についてお友達に熱心に語っている、
宗茂ファンと思われる方もいらっしゃったとか。
ありがたいことです。

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よくわかる!立花宗茂への投票のしかた

2011/11/15

1.「戦国BASARA3 宴」を購入します。

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2.中に封入されている投票券を取り出しましょう。

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3.「投票サイトはコチラ」のQRコードを読み取ります。

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4.第1回BSR48選抜総選挙のページが開きます。
「投票する」を押しましょう。

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5.投票券に記されているシリアル番号(10桁)を入力します。

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6.「立花宗茂」を選択します。

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7.「立花宗茂」と表示されているのを確認して
間違いがなければ「投票」を押します。

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8.これで投票は完了です。
参加特典として「投票武将のポスター待受け」と
「台本プレゼントキャンペーンの応募資格」がもらえます。

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ほら、かっこいい!

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さあ、みなさんもこんな感じで立花宗茂に投票しましょう。
期間は来年の1月10日までなので、お早めに。

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今日は何の日?

2011/11/11

今日11月11日は、いろんな日に設定されてますね。
ポッキー&プリッツの日、電池の日、ピーナッツの日…

折り紙の日でもあります。
「1」が4つで正方形の4辺を表し、
また、世界平和記念日でもあることかららしいです。

そこで、折り紙してみました。

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「大名駕籠」 feat.キューピーズです。

後ろにある絵はがきの駕籠は
当館所蔵の「祇園守紋散蒔絵乗物」。
こちらは女性用で、かのNHK「タイムスクープハンター」への
出演も果たしました(「駕籠かき突破口!」の回)。
現在、史料館の入ってすぐのところに展示中です。

それともう一作品。

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「島津義久の兜」です。
本当は真ん中に丸に十字の家紋が入るのですが、
都合により省略しました。

なんで島津義久かって?
それは一番作りやすそうだったからです。
あと、都城島津邸で立花家の展示やってるし(後付け)。

秋の夜長、みなさんも折り紙を楽しんでみてはいかがですかな。

ちなみに、今回の折り紙は
浜田勇著「戦国武将の時代折り紙」(日貿出版社)を参考にしました。

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柳川市立図書館で借りました。

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柳川城下町絵図パネルを設置しました

2011/10/12

以前掛けてあった城下町図の掛け軸が破損して以来、
御役間横の壁は、ただの真っ白な壁(だけど本漆喰の由緒正しい壁)でした。

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そこに、新たな城下町絵図を設置することになり、
立花家史料館所蔵の「御家中絵図」「町小路絵図」「沖端町御絵図」の
3枚を合わせてパネルにしたものの制作を、インタージャム株式会社にお願いしました。

それぞれの絵図のフィルムを高性能のスキャナでスキャンし、
色合わせをして合成し(これが結構大変)、
パネルにして額に入った立派なものが出来上がりました。

そして、いよいよ設置です。

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これがパネルの完成品(裏返し)。

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まずは吊すための金具を取り付けます。

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パネルの方にも金具を付けます。

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設置場所まで移動。
重いので男性4人で運びます。
狭い場所なので斜めに倒したりしながら慎重に。

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上の方を取り付けます。
離れて眺めてみてまっすぐになるようにしましょう。

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下の方は、既に柱にあいている穴を利用して(文化財なので)
金具を釘で打ち付けます。

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わーい、出来上がり。

「御家中絵図」は居住者の名前(寛政3年当時)が書かれていますので、
好きなお武家さんのおうちを探すもよし、
自分の家の辺りに誰が住んでいたのかを見るもよし、
楽しみ方いろいろ。

ちなみに、絵図の中で「御花」と表記してある部分は、
現在の御花ではなく、江戸時代の御花畠の範囲です。

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買ってみました。

2011/10/3

「六分の一スケール 剣豪佩刀コレクション  真剣鬼 戦国義将編」を
買ってみました。

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何が出るかな(心の声:雷切来い!雷切来い!…)

じゃーん。出ました雷切丸。

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恐るべし、我がゴッドハンド。

「戦国無双3 武将ミニフィギュア」も買ってみました。

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何が出るかな(心の声:宗茂来い!宗茂来い!…)

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がーん。島津義弘でした。

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でも、かわいいから飾ってみました。

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お江戸見聞記 後編 〜雷切丸、空を飛ぶ〜

2011/9/30

9月25日(日) 晴れ

ホテルをチェックアウトし、
皇居ランナーを横目に、半蔵門から地下鉄に乗車。
電車を乗り継いで飯田橋で降り、小石川後楽園へ。
方向感覚に難ありの二人なだけに、なぜかウインズ後楽園まで彷徨い歩き
さらに、入園口と反対側の門にたどり着いてしまうという紆余曲折がありつつも、
なんとか到着。

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突然ですが、
先日、立花氏庭園がめでたくも国の名勝に正式に指定されました。
立花氏庭園の中にある東庭園は、大きな池を中心とし、
その周囲に起伏のある地形を配した池泉回遊式庭園で
池の周りを散策できるようになっています。
小石川後楽園は、徳川御三家のひとつ、水戸徳川家のお屋敷であったところ。
ここも池泉回遊式庭園であり、その造成に朱舜水(柳川にも縁のある儒学者)が関わっている
ということから、見学に訪れたのです。

受付で入園料を払って、さあ園内へ。

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小石川後楽園は、東京ドームを借景とし……なわけないですね。

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ごみ箱も風景になじんでいます。
さて、お庭はどんな感じでしょうか。

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むむ、池が広いな。
東庭園の池だって、江戸時代には今よりもは広かったのですが。

さあ、気をとりなおして、次へ進もう。

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おお!庭の中に森がある。
木曽の山を表してるようです。
山を抜けると...

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また池が。
書院のお庭です。

この先にも清水観音堂とか(手ブレ注意)、

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琉球山とか、

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西湖堤とかが...

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他にも渡月橋に滝に松原に梅林に八つ橋にと、
日本のみならず、中国までも、ありとあらゆるものがこのお庭に集結。
水戸光圀は諸国漫遊しなかったと言われていますが、
お庭を巡れば、諸国を巡った気分になれたのではないでしょうか。
ね、黄門さま。

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「・・・・・・」
今は田んぼの番に忙しいようです。
「助さん、格さん、稲を荒らす者をこらしめておやりなさい」

ちなみに、円月橋は修復工事中でした。

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やはり徳川御三家は規模が全然違います。
外様が生意気言ってすみませんでした。
いよっ、特別名勝!

では、今回の出張の真の目的
「撮影の為に預けていた雷切丸を受け取って、無事に持ち帰る」
のために九段へ向かいましょう。

雷切丸の撮影をお願いしたのは、刀剣藤代さん。

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研師の藤代興里さんは、優しい雰囲気ながら、目に職人魂を感じる方でした。
撮影をして下さったのは、娘さんの冥賀明子さんです。
冥賀さん撮影の雷切丸の写真は、10月8日から都城島津伝承館で開催される
「柳川立花家と島津家」展の図録で初お目見えします。
お楽しみに。

受け取った雷切丸をしっかり梱包して大事に抱っこし、藤代さんの前から即タクシーへ乗車。
(刀を持っているので、安全のため電車には乗りません)
事前に「定額タクシー」を予約してあったので、
千代田区からなら、6000円プラス高速代のみで羽田空港まで運んでもらえます。
メーターを気にしなくていいのは気が楽〜。
「お、国会議事堂」
「皇居ランナーって、いついかなる時間にもいるんだね」
「東京タワーだ」
「あぁ!スカイツリー!」
「レインボーブリッジ渡るよ〜」
おのぼりさん丸出しではしゃぐ車内。
日曜日なので道がすいていたこともあり、30分かからずに羽田に到着。

カウンターで刀を預け、時間もあるので空港見学。

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展望デッキに登ると、全日空機だらけでした。
中に少しだけエアDO。

空港の中にディスカバリーミュージアムというのがあり、
何をディスカバーさせてくれるのかなと入ってみると...
なんとここは、永青文庫の常設企画展として開設されたものでした。
ここ近年、いたるところで企画展も開催してますよね。
どれだけ史料もってるんだ、永青文庫!

永青文庫の史料の多さに、ディスカバーではなくサプライズしてしまっているうちに
あっという間に搭乗時刻となりました。
端っこの搭乗口まで歩いて歩いて歩いて...やっと到着。
飛行機は「揺れます」と言われた割には、それほど揺れることもなく、
雷切丸と共に有明佐賀空港に着陸した頃には、外はもう真っ暗になっていました。
暗くなってしまったので、以下写真はありません。

手荷物受け取り所でジュラルミンケースから出てきた雷切丸と再会。
これまた予約していたリムジンタクシーに揺られることしばし。
無事御花に到着しました。

ぼんやり明かりの灯った西洋館に出迎えられ、
刀を抱っこしたまま転ばない様、足元に注意しながら史料室に向かいます。
史料室の通用口付近は電灯が無く、夜は真っ暗になってしまうので、
ぶつけないように、さらに慎重に狭い道を歩きます。
(業務連絡:電灯を付けたいです。人に反応してぴっかーんて光るアレ。)

収蔵庫に刀を納め、史料室長にミッション完了のメールを送る。
すぐに室長よりねぎらいのメールが届き、これにて全て終了。
おつかれさまでした。

さあ帰ろう、と思って外に出ると、いつの間にか雨模様。
空も雷切丸の帰還を喜んでいるのでしょう。

そして、通勤用の定期券を家に忘れてきて心が雨模様の私は、
片道の電車代830円也を泣く泣く手出しし、自宅にたどりついたのでした。

以上、おわり。

【その後の雷切丸は...】

柳川帰還後3日目にして、展示の為、都城へ再び旅立っていきました。

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そのときの模様は、また別の機会にでも。

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