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各種特典付き『無双の花』(文春文庫)販売中

2014/7/13

2012年1月に上梓された、葉室麟さんの『無双の花』が
2年半の時を経て、2014年7月、ついに文庫化されました。

 

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表紙を見てもわかるように、立花宗茂を主人公としたお話です。
すでにお読みになった方も多いかと思いますが
未読の方もいらっしゃいますので、ここでは内容には触れません。

 

こちらの文庫本、もちろんお近くの書店でもお求めになれます。
が、しかし、立花家史料館前の売店では、楽しい各種特典が付きます。

まずはこちら。

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「オリジナルブックカバー」

宗茂の花押をデザインしたもの。
単行本発売の際にも特典としてついていた、こちらのブックカバーが
今回さらにグレードアップして再登場。

〈グレードアップした点〉
・カラー印刷になりました。
・紙がつるつるになりました。
・紙が厚くなりました。

 

ちなみに裏面はこんな感じです。

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なにぶん花押ですので、カラーとはいっても、モノクロっぽいですが
墨の色が少しずつ違います。
ぜひ現物でご確認ください。

 

そして、もうひとつの特典がこちら。

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「しおりにもなる立花宗茂ブロマイドカード」

宗茂のブロマイドカードを作りました。
しおりとしてご利用ください。
「誠九州之一物ニ候」は、豊臣秀吉判物(立花文書)にある言葉に候。

 

さて、今回この文庫本に各種特典が付いたのには、理由があります。
巻末の解説を、立花家史料館館長が書いているのです。

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甲冑の部品から宗茂の体格(筋肉含む)を推し量ったり
伝来品から性格を読み解いたり
立花宗茂をプロファイリングしてみています。

はたして「立花宗茂」とはどんな人物だったのか。
文庫版の解説で、お確かめください。

 

 

オリジナル花押ブックカバーと、しおりになる宗茂ブロマイドカードが付いた、文庫版『無双の花』は
立花家史料館前の売店(柳川藩主立花邸御花売店)で、お求めいただけます。

遠方の方へは、販売価格551円プラス送料164円で、通信販売もしています。
詳しくは柳川藩主立花邸御花売店へお問い合わせください。

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【もっと特典が欲しいあなたへ、みみより情報】
立花氏庭園友の会 会員様限定特別企画『歴史をつなぐ3つの物語ツアー(東京編)』
1日目参加者への特典のひとつである『無双の花』(文春文庫)は
葉室麟さんのサイン入り。
もちろん花押ブックカバーと宗茂ブロマイドも付きます。

 

【期間限定みみより情報】
葉室麟さんサイン入り、単行本『無双の花』を
立花家史料館前の売店(柳川藩主立花邸御花売店)にて、数量限定で販売中。

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エツ船に乗る

2014/6/3

先日、エツ船に乗る機会がありました。

 

エツとは、カタクチイワシ科の魚で
日本では有明海にのみ生息しており
初夏になると、産卵のために筑後川を遡上してきます。

鮮度の落ちが早いため地元でしか味わうことができません。
加えて分布域が狭いので、「幻の魚」とも言われていますが
本当の「幻」にならないように、エツが生息できる環境を守る活動も行われているようです。

エツ漁の解禁期間は5月1日から7月20日。
許可された船だけが漁をすることができます。

 

エツ船は、屋形船の上で新鮮なエツ料理を楽しむもの。
この季節の、筑後川河口域の風物詩です。

私たちの乗る船は、大川の若津港を午後5時頃出港しました。

 

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海のように見えますが、川です。

 

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干潮の時間帯だったので、潟が見えています。

 

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船に乗り込むと、テーブルにはすでに料理が用意されていました。

 

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皿いっぱいの幻の魚。
あらゆる調理法で登場。

まずは塩焼き。

 

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そして唐揚げ。

 

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他に南蛮漬けや煮付けも。

さらには骨の唐揚げ。

 

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エツの骨も、うなぎの骨と同じように、唐揚げにするとお酒のおつまみにぴったりの味です。
向こう側のくるくるした部位は、腹の骨だそうです。

そして卵。

 

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忘れてはいけない、刺身。

 

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エツは小骨が多いので
鱧のように骨切りがしてあります。

 

事前にお願いすれば、エツ漁の見学もできます。

 

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きらきら光る川面に浮かぶ船には
「えつ」と書かれた旗(許可証だとか)がなびいています。
残念ながら、この日は1匹しかかかりませんでした。

獲れたエツは、すぐに味わうことができます。

 

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漁師さんから手渡されるエツ。
この後、刺身になって出てきました。
やはり獲れたては抜群の味でした。

 

料理は、エツ三昧の他に、おにぎりも用意されており
有明海の一番海苔で巻いて食べます。
そのおにぎりもまた絶品。

 

料理に舌鼓を打ち、みんなでワイワイしていると
「のだめカンタービレ」でもおなじみの、昇開橋が見えてきました。

 

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筑後川昇開橋は、大川市と佐賀市を結んでおり
船の通行のために、橋桁の一部が上下する仕組みになっています。
元は鉄道用の橋でしたが、今は歩道橋として活用され、重要文化財に指定されています。

昇開橋をくぐります。

 

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幻の魚と、絶品おにぎりを頬張る私たちを乗せた船は
筑後川の上流に向かってずんずん進みます。

川岸に葦が見えてきました。

 

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筑後川下流域には、エツにまつわる、あるお話が伝わっています。

 

むかしむかし、貧しい身なりをした僧侶が、筑後川を渡る船賃がなくて、困っていました。
見かねた一人の若者が、対岸に渡してあげたところ
僧侶はお礼にと言って、葦の葉を川に流しました。
すると、葦の葉は光る一匹の魚となったのです。
それからというもの、この魚が筑後川に繁殖し、若者は魚をとって暮らしを立てるようになりました。
この魚がエツで、僧侶は弘法大師であったということです。

 

葦原を見ていると、この伝説を思い出します。
体が葉のように平たいエツにはぴったりの伝説です。

 

楽しい時間はあっという間に過ぎるもので
清力美術館付近で折り返し、再び昇開橋をくぐって、出発地であった漁港に着く頃には
まもなく日の入りという時刻になっていました。

 

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約2時間の屋形船の旅も、いよいよ終わりです。
行きは桟橋から乗ったのに、帰りは直接岸に降りました。
いつのまにか潮が満ちていたようです。
潟は見えなくなっていました。

 

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スジャータ戦国武将 まさかの黒田長政

2014/5/2

先日、史料館に一通の封書が届きました。

その手紙に同封されていたのがこちら。

 

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スジャータ!黒田長政!

 

私たちはなぜ、このことが嬉しいのか。
それについてはこちらをご覧ください。

 

おわかりいただけたでしょうか。
そう、いなかったんです。黒田長政が。400個もあったのに。

 

これをくださった方は、ご自身でもスジャータの蓋を集めていらっしゃるそうで
重複したのがあるからと、わざわざ送ってくださったのでした。

 

さあ、長らく空白だった場所に貼りましょう。

 

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遂に真のコンプリートを果たしました。

 

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やはり全て揃ってこそのスジャータですね。

本当にありがとうございました。

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桃形兜の桃太郎

2014/4/8

昨日、用事があって館長室に行ったところ
机の端に何かがぽつんと座っていました。

 

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……え?誰?

 

 

こんにちは

こんにちは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

よく見ると金甲ストラップをかぶっています。

実はこれは、館長が休みの日に手作りしたモノ。
100円ショップの桃太郎人形に、アクリル絵の具で鎧を着せて、金甲ストラップをかぶせてあります。

 

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兜には裾黒の後立もついています。

これは、ストラップの金具を兜部分に貼り付け、裾黒に塗った和紙を紐部分に巻き付けたそうな。

 

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つまりこの部分を使って

 

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このあたりを再現したわけです。
(ただしこの写真の後立の旗は、当初のものではありません)

 

さらに、人形の金甲に「ウ」の文字を発見。

ほら、見て見て

ほら、見えるかな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これも、本物の金甲に書かれているひらがなやカタカナの記号を再現したものです。

 

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これには「け」と書かれていますね。

 

 

館長こだわりの作、桃形兜の桃太郎さん(製作時間約1時間)は
今日も館長室の机に座って、遠い何かを見つめています。

仲間が欲しいな

仲間が欲しいな……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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リニューアル! 料亭「集景亭」ダイニング編

2014/2/7

リニューアル!売店(お花小路)編からのつづきです。

今回の改装工事に伴い、これまでのレストラン「集景亭」が
料亭「集景亭」ダイニングに生まれ変わりました。
料亭のおもてなしを気軽に愉しんでいただきたい、という思いから生まれたお食事処です。

史料室スタッフおよび財団スタッフは
本日11時のグランドオープン直後に、早速足を運びました。

 

場所は松濤館一階。
エントランスから入って真っ直ぐいった突き当たり。

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こちらが料亭「集景亭」の入口です。
「集景亭」の文字は、15代当主の娘にして16代当主夫人・文子の手によるもの。

暖簾をくぐると左手は

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こんな感じです。
以前の様子をご存知の方には驚きの光景でしょう。

 

そして右手には料亭「集景亭」[個室]が並びます。

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個室のお部屋は、明治時代、伯爵とその家族が居室としていた部屋をそのまま使っています。
松濤園の眺めもよく、伯爵家の雰囲気を味わいながら、ゆっくりとお食事をお楽しみいただけます。

 

今回は、暖簾をくぐって真っ直ぐ進んだダイニングで食事です。

 

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左手にちらっと見えているのは待合室。
さらに奥に進みましょう。

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和モダンな空間に迎えられました。
ガラス越しの景色は東庭園。

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格子戸の向こうは、12名様まで対応の個室風。
中の様子は…

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ちょっとしたパーティによさそうです。

 

壁には立花家に伝わる古写真が各所に。

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建設後まもない頃の西洋館の内部や

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かつてこの地に暮らした立花家の人々の様子が窺えます。

 

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今の季節、窓の外には梅の花が望めます。

外は雨。
窓際の席はちょっと肌寒いかな。
そんなときのために膝掛けをご用意しました。

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ふわふわでほかほか。
これで心置きなくお食事を楽しめることでしょう。

 

さて今回注文したのは新メニューの「ステーキセイロ」。
ウナギではなく牛ステーキのせいろ蒸し。
(蒸しに時間がかかるので、事前のご予約がおすすめです)

それがこちら

 

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せいろ蒸しと吸物、漬物、そしてわさび。

 

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せいろにはソースのかかった国産牛ステーキの他に、錦糸卵と貝割れ大根。
ご飯はもちろん味付(ウナギのせいろ蒸しとは違う味)。
ご飯とお肉の間にはタマネギ。

蒸したことで、お肉の旨味がご飯に染みて、なんとも美味しい。
お肉とわさびのコンビネーションもばっちりです。
これは新名物になりそうな予感。

 

さて、料亭「集景亭」ダイニングのメニューを見ると
「(ぼたもち付き)」と書いてあるものがたくさんあります。
このぼたもちは、デザートとしてお食事の最後にお楽しみいただくものです。
なぜぼたもちなのか。

柳川藩初代藩主・立花宗茂の正室である誾千代は、7歳にして立花山城の城督となった人物です。
この誾千代が波瀾万丈の人生を終えた地、熊本県玉名郡長洲町には供養塔があり
塔の形状から「ぼたもちさん」の愛称で親しまれています。

ぼたもちさん

ぼたもちさん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デザートのぼたもちは、ぼたもちさんにちなんだ「歴史に親しむデザート」なのです。

歴史に親しむぼたもちは、食後でも安心の一口サイズ。

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左は抹茶餡。
あんこと桜の塩漬けが絶妙にマッチング。
お食事を締めくくるにふさわしいデザートです。

ただしこのぼたもちは、ステーキセイロにはついていませんのでご注意を。

 

リニューアルで以前のレストラン「集景亭」から一新した、料亭「集景亭」ダイニング。
窓から望む東庭園やお料理で、四季の移ろいを感じながら
落ち着いた空間で、ゆったりとしたひとときをお過ごしいただけます。

 

女将は

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遠方のお客様にも、お近くにお住まいのお客様にも
たくさんの方々に料亭「集景亭」ダイニングを体感していただきたいです

と、申しておりました。
(美人女将は恥ずかしがり屋なので、代わりに名刺に登場してもらいました)

 

なお本日から2月9日までにお食事をされたお客様には
お一人様一枚ずつ、1,000円のお食事券を差し上げています。

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4月25日までのディナータイムにご利用いただけます。
詳しくはスタッフにお尋ねください。

 

最後に今回のブログのスポンサーは館長でした。
ごちそうさまでした。

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リニューアル! 売店(お花小路)編

2014/2/7

御花売店(お花小路)および料亭「集景亭」の工事期間中は
みなさまにご不便・ご迷惑をおかけしました。

おかげさまをもちまして、本日無事にリニューアルオープンいたしました。

約1ヶ月の大工事を経て、新しくなった御花売店(お花小路)がこちら。

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ガラス面が広くなり、明るい雰囲気になりました。
店内の様子もよく見えます。
(工事前の写真を撮っておくんだったと、今さらながら後悔)

 

今朝のオープン時には、オープニング記念イベントが開催されました。

 

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バルーンリリースのため、風船を手に待機する人々。
あいにくのお天気でしたので、屋根の下でその時を待ちます。

 

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さあいよいよバルーンをリリースします。

 

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司会者の合図で、風船が一斉に空へ。
しかし今朝は風が強かったので…

 

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いろとりどりの風船は、あっという間に南西の空へと飛び去って行きました。

 

なにはともあれ、無事オープンです。

 

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あたたかい雰囲気の店内。
なんだか以前より広くなったような気がします。

それでは、リニューアルした売店(お花小路)のおすすめ商品を、いくつかご紹介しましょう。

 

まずはこちら。

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店の中央扉入ってすぐのところには
オリジナル商品・限定商品が並んでいます。

立花家15代当主・立花鑑徳伯爵が開墾したみかん園「橘香園」。
そこで育った温州みかんを使った100%ジュース「蜜柑搾り」。
シュワッとさわやかほんのりみかん味の「西洋炭酸水」は
お風呂上がりにぴったり。
そして今回初登場の「贅沢漬」。
普段は別々にしか味わえない海茸とタイラギの粕漬けが両方とも入った、なんとも贅沢な商品です。

 

 

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こちらは大川市にある庄分酢の「ビネガーサイダー」。
福岡県朝倉産の柿で作った柿酢、熊本県産の有機トマトで作ったトマト酢
福岡産のあまおうで作った苺酢の3種類のサイダーがあります。

 

 

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「うなぎの骨」
柳川名物・うなぎのせいろ蒸しに使われたウナギの骨を、かりかりに揚げたものです。
御花謹製「うなぎの骨」は、ひとつひとつ丁寧に手洗いしてあるので臭みがなく
少し塩気があり、お酒のおつまみにぴったり。
ただし製造は不定期ですので、品切れの場合もございます。
見かけたときには、ぜひ買っておきましょう。

 

 

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いまや全国的に有名な高橋商店のゆずすこ
お花小路では、そのゆずすこのアイスがお求めいただけます。
スタッフに味の感想を聞いてみたところ、「おとなの味」とのことでした。
おとなのみなさん、ぜひお試しください。

 

 

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諏訪原寛幸さんのイラストをパッケージとしたお菓子もあります。
金鍔・お餅・パイの3種類。
お菓子をおいしくいただいた後、パッケージは飾りましょう。

 

 

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特産の「柳川まり」は、種類がたくさん。
数ある中からお気に入りを見つけるのも、また楽し。
もうすぐひな祭りの季節ですので、おひな様やさげもんも多数取りそろえております。

 

 

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ミュージアムショップのコーナーには
図録や書籍類、絵はがき、金甲ストラップなどがございます。
今回、絵はがきの種類を増やしました。
今後も商品をもっと充実させていく予定ですので、お楽しみに。

 

ほかにも、まだまだたくさんの商品が、みなさまのお越しをお待ち申し上げております。
観光のお客様は、旅行のお土産に
柳川にお住まいの方は、あの人へのギフト選びに
ぜひ柳川藩主立花邸 御花 売店(お花小路)をご利用ください。

 

なお2月8日、9日は各日先着50名様に、「オリジナルハンカチ」をプレゼントいたします。
このハンカチは柳川藩12代藩主・鑑寬の正室、純姫所用の小袖をモチーフにした
大判のハンカチです。

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膝掛けやミニスカーフにも使えます。

 

以上、リニューアルした売店のご紹介でした。
このあと、リニューアル!料亭「集景亭」ダイニング編につづきます。

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大復活!素敵館長室ビフォーアフター

2013/12/26

財団法人立花財団が発足して早二十日余り。
立花家史料館にはいろいろな変化がありました。

運営組織の移行(一番大きい変化)
公式サイトリニューアル(ちょこっと)
友の会発足(会員募集中)
史料室にコピー機導入(うれしい)

そして館長室の復活!

 

実は現在の史料館の建物が出来たときから「館長室」はありました。
しかしいつしか「館長室」はその役割を変え、スタッフの控え室として使われていたのです。

このたびの財団発足と同時に、館長室が本来の形に復活することとなり
師走の第3週、4日間かけて工事が行われました。

 

これまでスタッフ控え室兼物置として使われていたこの部屋。

 

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寒々とした雰囲気が漂っています。
別の角度から見てみましょう。

 

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壁紙が大変なことに…

それが、なんということでしょう。

 

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素敵な館長室へと大変身を遂げました。
コーディネーターさんが、(室長改め)館長のイメージで決めたというカーテンが
堅さの中にもエレガントさの感じられる空間を演出。

 

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応接セットも入りました。
これでいつでもお客様をお迎えできます。

 

さらにもうひとつ変化が。
館長室脇は、以前はただの「スペース」でした。

 

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それが、なんということでしょう。

 

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売店とは新しい壁で仕切られ、デスクとチェアが置かれ
「財団総務の仕事スペース」に見事変わりました。
これで財団に関する諸々のお仕事もはかどることでしょう。

 

新しい館長室ができ、そして世間はクリスマス。
ということで…

 

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クリスマスツリーを飾ってみました。
素敵なお部屋に素敵なツリー。

気分の盛り上がった我々スタッフは
館長室完成とかクリスマスとか誕生日とかいろんなことおめでとう
という意味を込めて、くす玉を割ることにしました。

 

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こちらのくす玉は、館長がネスレで購入。
中にお菓子が入っています。
さぁ、割りましょう。ぱちぱちぱち

 

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あれ、ひもが切れてしまいました。
えーい、手で開けてしまえ。

 

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無事に割れました。
「おめでとう」の文字と連なるお菓子。

 

今後この素敵空間は
館長の仕事部屋、そして応接室として、大いに活躍してくれることでしょう。

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戦国武将ライダー

2013/11/29

この10月から始まった、新しい仮面ライダーシリーズ「仮面ライダー鎧武(ガイム)」。
ご覧になったでしょうか。

戦国武将とフルーツがモチーフとなった、斬新なデザインのライダーです。
主人公の兜は明らかに東北の独眼竜がモチーフと思われます。
そしてフルーツは、オレンジ、バナナ、メロン、ブドウ、そしてドリアンなどなど。
それらが頭上から降ってくる変身シーンは必見です。
特にバナナが。

お子様に大人気の仮面ライダーに、戦国武将の甲冑が採用されたことから
もしや子どもたちの間で甲冑人気が巻き起こるのでは(錠前の方が人気ありそうだけど)。
そんな淡い期待を胸に、天下の仮面ライダーに便乗するべく
立花家史料館でも新しい戦国武将ライダーを考案してみました。

   仮面ライダーソーモ

変身前の姿

[あらすじ]
高橋家の長男である主人公は、父の同僚である戸次家の養子となる。

立派な青年に成長し戦乱の世に身を投じた主人公は
ひょんなことから仮面ライダーソーモに変身してしまう。
二人の父を失いながらも、ソーモとして活躍を続ける主人公。
やがて権力者に認められ、大きな町を統治する立場となったが
天下分け目のライダー合戦に負け、町を追われてしまう。
流浪の日々を送る主人公に、果たして明るい未来はくるのか。

回を追うごとに主人公の名前が変わっていくところも、見どころのひとつ。

[名前の由来]
「ソーモ」の名は、主人公の最後の名前「立斎宗茂(りっさいそうも)」から付けられた。

立斎宗茂時代の花押

[鎧と兜]

「ムーンリングアームズ」

鉄皺革包月輪文最上胴具足

主人公が「統虎」「宗虎」「正成」と名乗っていた頃の装備。
月の輪を表した胸の赤いリングは、友達の加藤君のと似てる。

「ブッダボディアームズ」

伊予札縫延栗色革包仏丸胴具足

主人公が「親成」「政高」「尚政」と名乗っていた頃の装備。
ソーモはブッダボディアームズに変身して、天下分け目のライダー合戦を戦ったが
味方側が負け、町を追い出されることになった。

[武器]

「ナガミツソード」

剣 銘 長光

主人公が養子として戸次家に行くときに
お父さんのジョーウンからもらったもの。
いつも大切に持っている。

「雷切丸」

脇指 無名(雷切丸)

 
もとは戸次のお父さん・ドーセツのものだった。
このソードで斬られた雷神が、ときどきリベンジしにやってきて
ちょっと面倒くさい。

「スミナワ砲」

火縄銃 銘 墨縄

ご近所の黒田君とちょっとした勝負をしたときの戦利品。
玉がとても真っ直ぐ飛ぶので、この名前がついた。

[脚力]

蹴鞠免許「紫組之冠懸」

主人公は脚力があり、キックの精度も高い。
爆弾マリを使って敵を倒すこともできる。

[乗り物]

「ギョーヨーサドル」

銀杏葉紋鞍

これを馬に乗せると、馬の性能が格段にアップする。
友達の加藤君にもらった。

「ブラックロッド」

黒漆塗籐巻鞭

ギョーヨーサドルによって格段に性能が上がった馬が
さらに早く走る。
これは加藤君からもらったものではない。

[指揮具]

「クロワッサン扇」

金地三日月図軍扇

共に戦う仲間を鼓舞するのに使う、 おしゃれなデザインの扇。

「マンダラ扇」

日月梵字軍扇

共に戦う仲間を鼓舞するのに使う、宗教的なデザインの扇。
秘密の書物に書かれている通りに作った自信作。

[憩いのひとときの道具]

「笛」

一節切(ひとよぎり)

ときには戦いに明け暮れる日々に疲れるときもある。
そんなときには笛を吹くと、心が穏やかになる。

[ガレージ]

柳河旧城図(中野春翠筆)

大きな町を統治していた頃、主人公が本拠地としていた「城」。
流浪の日々を送っていた主人公は、20年ぶりにこの「城」に戻ってくることとなる。

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史料室スタッフが八代にやって来た

2013/11/21

熊本県八代市にある、八代市立博物館未来の森ミュージアムでは
10月25日から12月1日まで
平成25年度秋季特別展覧会「秀吉が八代にやって来た」を開催しています。

この展覧会に、立花家史料館からは
伊予札縫延栗色革包仏丸胴具足・金地三日月図軍扇
日月梵字軍配・豊臣秀吉書状
の4点を出品しています。
また福厳寺からは
戸次道雪像・立花宗茂像
が出品されています。

そういうことですので、会期もそろそろ終盤の11月20日
史料室スタッフ3人で、八代へ行ってきました。

八代インターからナビの示す道通りしばらく走り、八代市博に到着。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

丘の上に立つ不思議な建物。
1991年に開館したこちらの建物は、伊東豊雄建築設計事務所が手掛けました。
伊東氏にとって初めての公共建築だそうです。
1階の展示室は、緑の丘の中に隠れています。

 

 

 

 

 

 

 

 

丘を登ってエントランスへ。
展覧会は、まず2階が第1会場、階段を降りて1階が第2会場になっています。

八代が、さまざまな権力の支配を経て
豊臣政権に取り込まれるまでの過程を見ることができます。

第一会場入ってすぐのところには「学習ワークシート」が置いてあります。
名前欄に「 学校 年 組」とありますが、
大人が楽しんでもいいそうですのでやってみました。
全問正解すると、こんなバッジがもらえます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八代城主バッジ。渋い。

またエントランスには、段ボール甲冑と八代市博スタッフ手作り陣羽織があり
着装して写真を撮ることができます。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな感じです。

陣羽織に隠れてしまいましたが
甲冑のモデルは都城島津邸所蔵の「鉄錆地南蛮胴具足」。
鯨の髭の脇立のついた兜が特徴的です。

陣羽織のモデルは大阪城天守閣所蔵の
「緋羅紗地木瓜紋付桐模様陣羽織」(だと思います)。
家紋部分はホックで付け外しができるようになっていて便利。

他にも陣羽織を着たくまもんとか、妙見祭のガメかぶり物とか
一緒に記念撮影できるあらゆるものが揃った八代市博エントランスなのでした。

 

館内のカフェ「花鳥風月」で一休みした後は
博物館のお向かいにある国指定名勝 松濱軒へ。

横断歩道を渡ろうとしたところ
西日を背負った秀吉さんが見送ってくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに道の反対側では、週末に開催される
国指定重要無形民俗文化財・八代妙見祭の馬が歩いていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

街のあちこちに提灯も出ており
今週末の八代は熱くなりそうです。

 

そうこうするうちに、あっという間に到着。
なにしろ博物館の目の前ですので。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここにも妙見祭の提灯が。

松濱軒(しょうひんけん)は、元禄元年、八代城主3代松井直之が
生母の為に建てた御茶屋だそうです。
当時は辺りに松が茂り、八代海を見渡せる浜であったことから
松濱軒と名付けられたとか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

敷地内には展示ゾーンもあり、素晴らしいお茶道具などを拝見することができました。

ここのお庭は大きな池の周囲を散策する池泉回遊式庭園。
大名家の庭に多い形式の庭です。
松井家は熊本藩主・細川家の家老ですが、3万石の八代城主であり、大名格なのです。

 

山を越え、橋を渡り、林をぬけ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時折眺望が開けたり、池が垣間見えたり。
地泉回遊式庭園では、いろんな庭の表情を楽しめます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近なんだか蘇鉄が気になる史料室スタッフは
散策路の途中でかわいい蘇鉄を発見しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

楽しい展覧会と素敵なお庭を堪能できた八代行きでした。

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スジャータ戦国武将コンプリート、再び

2013/11/7

スジャータ(戦国武将シリーズ)。

それは「褐色の恋人」でおなじみのコーヒーフレッシュ・スジャータの上蓋に
戦国武将60種の肖像画と略歴がプリントされたもの。
60人の中には立花宗茂も含まれています。

2年前に発売されたときには50個×8袋を購入し、宗茂の人生を振り返ったのちに
専用台紙にコンプリートしたのでした。
(それは現在も保存してあります)

 

そのスジャータ(戦国武将シリーズ)が、この夏再び発売されると聞いたのですが
一度集め終わったものに、それほど興味もなく
なんとなくといった感じで、発売元であるめいらくのサイトをのぞいてみたのでした。

すると、今回は台紙が違う。
日本地図形。4枚を貼り合わせるタイプ 。

これは……買うよね。

こうして、すっかりめいらくの罠にはまった我らは
再び50個×8袋=400個を購入。
(通販では8袋が最少単位でした)
せっかくなので今度は、合戦ごっこなどしてみたりして。
褐色の恋人としてだけではなく
いろいろな楽しみ方のある、スジャータ(戦国武将シリーズ)なのです。

その後専用台紙をダウンロード。
武将コンプリートを目指す夏が始まったのでした。

 

それから3ヶ月。
もうまもなく立冬を迎えるという頃になり、とうとうやりました。
2回目のコンプリート。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほとんどは室長が、たまに館長も使ったスジャータの蓋たち。
地道に貼り続けた60枚。

って、あれ?
1枚空いてますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実は黒田長政だけいなかったのです。
400個のスジャータを、3回ぐらいひっくり返して探したのですが
遂に出ませんでした。
竹中半兵衛が匿ったままなのか、長政。
そんなわけで、厳密にはコンプリートとは言えないのでした。 残念。

 

なお今回の400個のうち立花宗茂スジャータは4個(前回は5個)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仲良しの人達と一緒の宗茂。楽しそう。

 

[大量のスジャータ(戦国武将シリーズ)のその後]
史料室で褐色の恋人として使ったほか
社内の他部署に配ったり
資料借用にみえた他館の学芸員さんに差し上げたりしました。

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