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立花宗茂の兜は関ケ原では輝かない、かも?

2024/10/17

前回、「立花宗茂の兜は、太陽の下で見るに限る(個人の感想です)」と、思い出をふりかえりながら、熱くオススメしました。

武将は展示室で兜をかぶったんじゃない!
戦場でかぶっているんだ!






今年は、立花家史料館公式キャラクター「立花宗茂と誾千代姫」が屋外イベントに出演する機会が例年より多くなっています。

  • 10/14(月・祝) 柳川戦国パークin御賑会@福岡県柳川市【終了】
  • 10/19(土) 関ケ原合戦祭り2024 @岐阜県関ケ原町
  • 11/9(土) 大野川合戦まつり@大分県大分市
  • 11/10(日) 臼杵市歴史資料館@ 大分県臼杵市

11月10日 臼杵市歴史資料館にてレプリカ兜の着装体験ができます
この機会にぜひ、鉄と漆でつくられた兜の重みを実感してほしい



しかし、レプリカであっても、 立花宗茂の兜を太陽の下で見るための条件は厳しく、何より天候に左右されます。


10/14(月・祝) 柳川戦国パークin御賑会@福岡県柳川市 で、宗茂さんと誾千代さんが、「立花宗茂と誾千代」NHK大河ドラマ招致委員会や豊後大友宗麟鉄砲隊などの方々と、大河招致を願って勝鬨を上げたときは、 秋晴れの一日でしたが、太陽をギラギラと反射する時間帯を過ぎてました。



10/19(土) 関ケ原合戦祭り2024 @岐阜県関ケ原町 ではどうでしょうか?

二人は闘志はギラギラしていますが、当日の太陽は……


そこで朗報です!!

翌日の10/20(日) に、関ケ原からJR東海道本線で1駅の岐阜県垂井町で開催される、歴史講演会「立花宗茂と島津義弘~垂井にいた西軍最強武将~」@垂井町文化会館 のオープニングアクトに立花家史料館公式キャラクター「立花宗茂と誾千代姫」が登場、講演前後と中休みには会場ホワイエでのグリーティングも予定しています。
屋内ですが、自然光がはいる垂井町文化会館ホワイエにて、月輪脇立兜をかぶった宗茂さんと出会えるかもしれません。

気になる方は必ずコチラでご確認ください。






もちろんメインは、戦国島津の代表的な研究者である歴史作家の桐野作人氏と、当館の植野かおり館長の講演と対談。

それぞれの講演で関ケ原合戦前後における立花宗茂と島津義弘の動向などが語られた後、「もし立花宗茂が関ケ原の本戦に参戦していたら?」をテーマに2人が対談します。
準備中の植野館長をチラ見してますが、垂井の地で、桐野さんとご一緒するからこその話になりそうで、わたしも非常に気になっています。

申込みはコチラから



もし太陽に恵まれなくとも、この花押を見たら心は晴れる!かも。

こちらの花押は当館オリジナルグッズにもデザインされています。

〚CM〛 立花家史料館グッズを “関ケ原合戦祭り2024 ” で販売
日時:10月19日(土)・20日(日)  10:00~16:00
会場:役場駐車場・ふれあいセンター北駐車場
戦国グッズ店が出張開店する戦国グッズマーケットに「立花宗茂と誾千代」NHK大河ドラマ招致柳川委員会が出店、当館グッズも販売します。



わたしのイチオシ

左:立花宗茂が使った杏葉紋に、実際の書状に残る花押をあわせたオーロラ缶バッジ

右:誾千代が受け継いだ可能性がある立花家始祖の杏葉紋に、大友宗麟書状の「誾千世(代)」の文字をあわせたオーロラ缶バッジ

この機会に関ケ原でGET‼️

下は、左:宗茂のつぶやき付箋 右:立花家の家紋付箋 
当館所蔵の立花宗茂の肖像画をイラスト化しました。いつみても素敵なもみあげ。

付箋はオンラインストアでもご購入できます





立花宗茂の兜は輝かなくとも、立花家史料館の諸々が関ケ原でキラキラと輝くことを願っています。


立花家史料館 植野館長が語る “立花宗茂と誾千代” 

第1話 近世大名立花氏の誕生と戸次道雪
第2話 女城主・誾千代と立花宗茂―立花城時代
第3話 柳川城主となった立花宗茂
第4話 関ケ原合戦後の立花宗茂
第5話 立花宗茂、柳川藩主への復活
第6話 再封後の宗茂と晩年の活躍

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【スタッフに聞きました】大河ドラマ妄想キャスト2021

2022/2/14

柳川藩主立花邸 御花スタッフと立花財団スタッフへのアンケートシリーズ第2弾は

「大河ドラマ妄想キャスト2021」

大河ドラマ「立花宗茂と誾千代」が実現したら、どんなキャストに演じてもらいたいかを、自由に妄想してもらいました。

(2022年でないのは、アンケートをとったのが昨年だったからです。)

それでは早速みていきましょう。
ブログを彩るイラストは大久保ヤマトさんによるものです。
(以下、主に敬称略)

【立花宗茂】

 

 

 

 

 

綾野剛
(理由)アクションできるし、戦いのシーンがかっこよく決まりそうということと、私の中ではほかの武将のイメージや漫画のキャラが定着しているということもなさそうだったので選びました。宗茂は人望に厚く、城主を追われても慕う部下が大勢いたと聞いたので、綾野剛さんのイメージが出てきました。

池松壮亮
(理由)肖像画の丸顔がなので。福岡県出身でおばあちゃん家が大川にある。

坂口健太郎
(理由)朝ドラで『俺達の菅波』と視聴者から人気大!

福士蒼汰
(理由)カッコ良いから可愛いまで演じられそう

藤原竜也
(理由)肖像画の顔が丸いから

田中圭

小関裕太
(理由)高身長で、育ちのよさそうな雰囲気がある。

 

【誾千代】

 

 

 

 

 

土屋太鳳
川口春奈
戸田恵梨香
(理由)立花家のお姫様は「御姫様」というイメージではなくて、運動ができて、ハートが強くて、さっぱりしたところが素敵なイメージが勝手にあるため選びました。イメージする人がいろいろ出てきて選べませんでした・・・・

広瀬すず
(理由)誾千代がキリッとしたイメージで、広瀬すずさんもキリッとしてそうなので。

大久保ヤマトさんも広瀬すずさんに演じていただきたいそうです。

武井咲
(理由)芯がしっかりしてそう

高畑充希
(理由)もしくは八千子でも

橋本愛
(理由)冷たそうで笑顔が可愛い

小松菜奈

清野菜名

浜辺美波

沢尻エリカ
(理由)視聴率とれそう

杉咲花

久保田紗友
(理由)きりっとした顔立ちがいい

 

【戸次道雪】

 

 

 

 

 

大沢たかお
(理由)大きくて強そう

市川海老蔵
(理由)力強そうな目が肖像画と重なるので
(理由)目のインパクトで!!

渡辺謙
(理由)似合いそう

佐藤浩市
(理由)目力がある

 

【高橋紹運】

 

 

 

 

 

役所広司
(理由)大きくて強そう

中井貴一
(理由)中井貴一さんと坂口健太郎さん親子を観てみたい
(理由)個人的に好き

唐沢寿明
(理由)歳はあいませんが、イメージです

鈴木亮平
(理由)鈴木亮平さんが好きなので

竹中直人

 

 

【豊臣秀吉】

 

 

 

 

 

柄本明

 

【加藤清正】

 

 

 

 

 

オダギリジョー

 

【黒田長政】

妻夫木聡
(理由)童顔なので、官兵衛より長政かなぁ

 

【大友宗麟】

 

 

 

 

 

陣内孝則

伊武雅刀

 

【宋雲院】

 

 

 

 

 

小泉今日子

 

【八千子】

 

 

 

 

 

吉岡里帆

今田美桜

 

以上です。

以前、同じように「立花宗茂がドラマ化された場合、どなたに演じてほしいですか」というアンケートをとったことがありました。
2013年4月に「葉室麟 トークライブ」が開催されたときのことです。

そのときの結果はこちらのブログでご覧いただきたいのですが
見比べてみると、いくつかの共通点があることがわかります。

 

①朝ドラの影響力

2013年の宗茂1位に松坂桃李さんがあがっていたのは、前年に放映された「梅ちゃん先生」で人気が爆発していたことからでした。
今回は「おかえりモネ」から、俺たちの菅波がランクイン。

 

②道雪のキャスティングのポイント

ずばり「目力」。

 

③宋雲院のキャスティング

2013年の2021年も小泉今日子さん。
これはもう決まりですね。

 

④柳川にゆかりのある役者さん

陣内孝則さん、妻夫木聡さん、今田美桜さんなど。

 

一方、前回との相違点もいくつか。

①誾千代のキャスティング

誾千代は若くして亡くなったということもあってか、2013年からはだいぶ変化がありました。

 

②ジャニーズがいない

今回はアンケート回答者の範囲が限られていたせいもあると思います。

 

いずれまた、もっと広くみなさんにご回答いただけるような
妄想キャストアンケートを実施する機会を設けたいと思っています。

そのときまでに、みなさんもぜひ、妄想力を全開にして
「立花宗茂と誾千代」大河ドラマのキャストやシナリオを考えておいてください。

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【スタッフに聞きました】立花氏庭園のここがおススメ!

2021/9/18

秋の連休シーズンが到来しました。

今はお家で過ごしてるけど、状況が落ち着いたらどこに行こうかな、とお考えのあなた
福岡県柳川市にあります、国指定名勝「立花氏庭園」をぜひ候補に入れてください。

立花氏庭園は、約7,000坪の敷地の中に歴史と安らぎと感動がぎゅっと詰まった
一粒で何度でもおいしい魅惑の地です。

いつかみなさまが訪れた折に、より深くお楽しみいただけるよう
立花氏庭園のことをよく知る柳川藩主立花邸 御花(公財)立花財団 立花家史料館のスタッフに
おすすめの場所や景色を教えてもらいましたのでご紹介します。

 


E(御花フロント)のおすすめ

[東庭園の木]

木の真下から見上げてほしい
水面にうつる木々と夏の雲も美しいです

Eさん提供

 

 

 

 

 

 

 

Eさん提供

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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写真に写っているのは、江戸時代のおもかげを残す東庭園の池の端にある大きな木。
水辺に腰かけて、大木を眺めながら風の音を聞けば
悠久の時の流れを感じることができます。

 

 

(御花ブライダル)のおすすめ

[西洋館2階 旧男性控室]

日の光が差し込む雰囲気が好きです

kさん提供

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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建物を正面からみたときに、入り口の上に飛び出た部屋。
ここが旧男性控室、またの名を喫煙室といいます。

特にきれいに光が差し込むのは、午後の時間帯でしょうか。

 

ちなみにこちらの部屋は、映画「坂道のアポロン」の撮影で
Hey! Say! JUMPの知念侑李さん演じる西見薫の自室として使われました。

 

さて西洋館からはもう一件。

 

yuri(立花家史料館受付)のおすすめ

[西洋館2階の広間]

重厚な建物と趣のある装飾、広間の空間はその当時の方々が楽しそうに語らったり、ダンスなどもされたのかな?と想像が膨らむ歴史を感じられる場所です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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明治43年に建てられ、110年以上の歴史を持つ西洋館。
様々な人々が集い、楽しい時を過ごしたことでしょう。
かつてのざわめきが聞こえてきそうな空間で
しばしタイムスリップ気分を味わってみてください。

天井の漆喰装飾や暖炉のタイルにも、ぜひご注目。

 

立花健太郎(御花ゼネラルマネージャー)のおすすめ

[東庭園の三柱神社]

歴史のある場所でもあるので、もう少し手を加えてゲストが気軽に参拝できる環境にできればな~という願いをこめて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[対月館2Fテラスからの眺め]

全体を見渡せる場所であることに加え、風通しが良く気持ち良い
イスなどをおいてリラックススペースにできないかな~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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東庭園の三柱神社は竹林に囲まれた、静謐な雰囲気のある神社で
明治時代からこの場所にあります。

対月館は敷地の西の端にある建物で
2階テラスからは、東の端にある東庭園までを広く見渡すことができます。

どちらもこれから徐々に整備されていくようですので、どうぞおたのしみに。

 

N(庭園入口)のおすすめ

[雪景色の松濤園]

Nさん提供

 

 

 

 

 

 

 

Nさん提供(鴨の声が入っています)

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柳川では雪が降ること、特に積もるほど降ることは年に数えるほどしかありません。
だからこそ雪で白く覆われた松濤園の姿は、貴重な景色といえます。

松濤園の雪景色は、ほかにもおすすめするスタッフがいました。 

 

御花スタッフ(御花フロント)のおすすめ

[雪化粧した松濤園]

御花スタッフさん提供

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ときには雪が降らないまでも、池の水が凍ることがあります。
このときには飛来している鴨が凍った水面をぺたぺたと歩くかわいい姿が見られます。

 

さらに松濤園をより楽しめる天気をおすすめしてくれるスタッフがいました。

 

のりこ(立花家史料館受付)のおすすめ

[雨の日の松濤園]

お客様が「雨が降っているからまた今度来る」と言われる事があるのですが、雨の日の松濤園は緑が濃く見えたり、池に雨のしずくがポツポツ落ちるところと雨音が聞こえて、雨の日も絶好の見学日和だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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松濤園は松で構成された、緑のお庭です。
緑がいつも以上にいきいきとして見える雨の日は、実は絶好の見学日和。

大広間の縁側に座って庭を眺めながら、時間を忘れるひとときをお過ごしください。

 

空写真愛好家(御花フロント)のおすすめ

[いろいろな空と建造物]

空写真愛好家さん提供

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

空写真愛好家さん提供

 

 

 

 

 

 

 

 

空写真愛好家さん提供

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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立花氏庭園には多くのフォトジェニックな建物があります。
加えて周りに大きな建物がないので、空が広く見えるのも特長です。

晴れた空、曇り空、夕焼け空。

あらゆる空に、建物たちというスパイスを加えれば
素敵な空写真となることでしょう。

 


立花氏庭園は、どんな季節であってもどんな天気であっても、いつも魅力的で
何回訪れても、そのときごとに違う印象を見せてくれる場所です。

部屋でゆったりするもよし
景色を味わうもよし
建物探検をするもよし

スタッフのおすすめを参考に
みなさん独自の立花氏庭園時間をお過ごしいただけたら幸いです。

 

なお柳川藩主立花邸 御花のInstagramでは
立花氏庭園や柳川を美しく切り取った写真が投稿されています。
ぜひフォローして柳川の季節のうつろいを写真を通しておたのしみください。

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車でのお出かけは立花家史料館へ

2020/3/25

【ご案内】
このブログは3月25日現在の情報です。
立花家史料館は4月6日から5月6日まで臨時休館しております。
今後も延長の可能性がありますので、おしらせの最新情報をご確認くださいますようお願いいたします。

 

福岡近郊や熊本付近から車で行けるどこかをお探しの方
ぜひ立花家史料館へお越しください。

九州自動車道経由なら、みやま柳川ICでおりて、そこから約25分。
国指定名勝立花氏庭園の中にあります。
カーナビの目的地が「立花家史料館」で出ないときは
「柳川藩主立花邸御花」に設定してみましょう。

駐車場は近隣の柳川パーキングセンターをご利用ください。
入館料が割り引きされます。

柳川パーキングセンター入口はこちら

 

 

 

 

 

 

 

館内は、他のお客様と十分な距離を保ちつつご観覧いただける混み具合です。
平日ですと、特にゆったりと快適にご観覧できる時間帯もあります。

平日の午後3時

 

 

 

 

 

 

 

ただし3月31日までは
平日の閉館時間が午後5時(入館は午後4時30分まで)となっておりますので
どうぞご注意ください。
土日祝は通常通り午後6時閉館(入館は午後5時30分まで)です。

 

 

 

 

 

 

 

旅の思い出に、ミュージアムグッズをお求めになってはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

おすすめは手ぬぐいとトートバッグです。
最近は紙クリップも人気があります。
どれも軽くてかさばりませんので、いくつ買っても荷物にはなりません。

 

立花家史料館で購入したチケットで
柳川藩主立花邸御花の伯爵邸も見学することができます。
伯爵邸の家政局ではお雛さまとさげもんがずらりと並んで
みなさまのお越しを待っています。

 

 

 

 

 

 

 

さて、柳川では4月3日まで柳川雛祭りさげもんめぐりを開催しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水上パレード等のイベントは中止になりましたが
市内のさげもん展示は、いくつかを除いて、通常通りの展示がされています。
詳しくは、柳川市観光協会のサイトをご覧ください。

 

立花氏庭園の近くをぶらぶらと歩いているだけでも
楽しいお雛さまに出会うことができます。
たとえば古着屋西海岸の巨大雛段。
ふらりと飛んできたカラスも興味津々です。

 

 

 

 

 

 

 

 

立花家史料館の現在の展示「花らんまん」は、4月6日まで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

咲きほこる花を描いた絵画や能装束、様々な技法で可憐な花をあらわした工芸品
華やかな宴を彩る酒器や茶弁当、艶やかな花のような美人画
姫さまたちの豪華な婚礼調度などを」見ながら
展示室でぜいたくな花見の宴気分をお楽しみください。

 

ちなみに立花氏庭園の桜の開花状況はこのような感じです。

3月25日現在

 

 

 

 

 

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今年は何の年

2020/1/2

あけましておめでとうございます。
2020年を迎えました。

 

 

 

 

 

 

さて2020年といえば何の年でしょうか。

違う!そう!(「いだてん」参照)
「立花宗茂 旧領復帰400年」の年です。

 

1600年の関ヶ原合戦で領地を失った宗茂が
大番頭役や奥州南郷の地を経て
旧領柳川へ再封されることが決まったのが1620年のことでした。

中野春翠「柳河旧城図」

 

 

 

 

 

 

それからちょうど400年。
記念の年ということで、当館でも何かしらのナニをアレしたいと思っています。
情報は公式サイトで公開しますので、ときどきのぞいてみてください。

 

さらに今年は「立花宗茂」の名を
全国のお茶の間に広める一年にしたいとも思っています。

旧領復帰400年を迎えた復活の人、立花宗茂をどうぞよろしくお願いいたします。

フェニックス宗茂

 

 

 

 

 

 

 

 

 
そして立花家史料館も、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

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記録頼みで振り返る夏と秋の出来事

2019/11/27

夏の記憶がありません。

はっと気がついたら、寒い季節に突入していました。

 

記憶はありませんが記録はありましたので
今年の夏と秋を駆け足で振り返ります。

 

 

まずは前回のブログで参加者特典だけ紹介した

立花家史料館友の会・公益財団法人立花財団賛助会 会員特典イベント
「旧柳川藩主・立花家のお盆」を特別体験
イベントの内容は次のようなものでした。

立花家の菩提寺である福厳寺に響く独特な黄檗宗のお経

 

 

 

 

 

 

立花家歴代のお墓参り

 

 

 

 

 

 

立花氏庭園に戻り、普段は非公開である立花家の御仏間でお参り

 

 

 

 

 

 

 
総位牌もご覧いただきました。

 

 

 

 

 

そして歴代藩主レクチャー

 

 

 

 

 

 

さらに立花家17代の兄弟3人を囲んだ夕食会

 

 

 

 

 

 

最後は燃えさかる精霊船を花火と共にお見送り

 

 

 

 

 

 

盛りだくさんな夏の午後でした。

 

 

夏から秋にかけての展覧会シーズンには
当館からの資料貸出ラッシュもありました。

これらの他に「博物館 明治村」も

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

展覧会シーズンが落ち着いた現在は、返却ラッシュのまっただ中です。

 

 

9月のとある雨の日。
史料館の外に突如大量のカエルが現れピョンコピョンコと大騒ぎ。
主に騒いだのは人間の方でしたが。
翌日には影も形もなくなっていた、あのカエルたちは
いったいどこから現れ、そしてどこに去っていったのか。
まあ大方は史料館横の堀でしょうけれども。

 

 

10月17日は誾千代の命日。
この日にあわせてYouTubeの立花家史料館公式チャンネル
「誾千代ってどんな人」を公開しました。

肖像画や文書などの資料と、これまでに撮りだめていた写真を駆使した動画です。
ラストは神々しくしてみました。
できればこれからもこのような動画を増やしていきたいと思っていますので
みなさまチャンネル登録をぜひともお願いします。

 

 

10月22日、即位礼正殿の儀の様子を見ていた学芸員が
「この風景見たことある」と、突然のデジャヴ発言。
平成のときのことを言ってるのかと思ったら
いやいや、うちの資料の中で見たと。
収蔵品のデータベースを検索してみたところ
大正天皇の御大典図がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは確かにデジャヴを感じる光景。
数千点ある資料の中の一枚(しかもこれまで展示したことはない)を
よくぞ覚えていたもんだと
早速収蔵庫から出してきて、アップで撮影し、twitterに投稿しました。

 

10月26日には第5回九州大名家資料研究会を
侍展開催中(当時)の福岡市博物館で開催しました。

 

 

 

 

 

過去の研究会の様子はこここことをご覧ください。
今年は「実戦期の伝来資料 -勝利への願い」をテーマに
4件の報告がありました
・細川忠興所用黒糸威二枚胴具足のレプリカ製作について
・柳川藩主立花家伝来の軍書と武具-軍書の仕様どおりに作られた武具類-
・戦国武将毛利元就の軍略と祈り-毛利家伝来資料から見た-
・実戦期における甲冑の様式変遷

九州のみならず中国四国地方の研究者も参加され
とても有意義な会になりました。
(その後の懇親会も含めて)

 

木の葉を散らす冷たい風が吹き、松濤園では鴨が群れ遊ぶ季節となりました。
世間は年末に近付きつつありますが、立花財団は12月から新年度となります。

次年度の展示スケジュールはこちらでご覧ください。
刀剣展がいつもとちょっとだけ違うことになりそうです。

 

「記録って大事だな」とは
歴史でご飯を食べている身として常々思っていましたが
今回改めてひしひしと感じたことでした。
これからは記憶喪失に気を付けます。

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立花家の令和コンビ

2019/4/23

5月1日からの新元号が「令和」と発表されて
3週間と少し経ちました。

今年のゴールデンウィークは長いお休みだし
令和ゆかりの地めぐりでもしてみようか
という方もいらっしゃるでしょう。

全国各地に令和ゆかりの地があるようですが
その中でも今人気が高いのは太宰府でしょうか。
新元号が発表されてからというもの
人々が押し寄せているとの噂を聞きました。

太宰府天満宮(立花家の古写真より)

 

 

 

 

 

 

 

 

令和にゆかりがなくてもいいけど
なんとなく令和が感じられる場所に行きたいな、という方に
ぜひおすすめしたい場所があります。
それはここ、柳川です。

 

 

 

 

 

 

実は歴代立花家当主の中に「なんとなく令和な」コンビを見出しました。

 

 

さて、ここでまずは新元号「令和」の出典をみてみましょう。

初春令月
気淑風和
梅披鏡前之粉
欄薫珮後之香

『万葉集』の「梅花の歌三十二首」の序だそうです。
この中で注目したいのが
初春の令「月」と白粉のような「梅」です。

 

立花家で「月」といえば、立花宗茂(立花家2代)。

 

 

 

 

 

 

 

 
月輪モチーフの甲冑を身に着けた戦国武将です。

鉄皺革包月輪文最上胴具足

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして「梅」といえば、戸次道雪(立花家初代)。

福厳寺蔵

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
戒名は「福厳寺殿梅岳道雪大居士」。
葬られた立花山養孝院は後に梅岳寺と改名されています。

 

 

 

 

 

 

 

つまり立花家の初代と2代は、なんとなく令和なコンビなのです。

令和コンビの2人

 

 

 

 

 

 

 

立花家の令和コンビにゆかりのものを見ることができるのが
柳川にある「立花家史料館」です。

7月15日まで開催している特集展示「刀を見る、伝来を知る 柳川藩主立花家伝来の刀剣」では
二人にゆかりのある刀剣を紹介しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは「梅」担当、戸次道雪ゆかりのこちら。

脇指 無銘(雷切丸)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

戸次道雪が雷を切ったと伝わる刀です。
梅担当武将は、実は雷担当武将としての方が有名だったりします。

 

次に「月」担当、立花宗茂ゆかりがこちら。

【重要文化財】剣 銘 長光

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実父高橋紹運から譲り受けた剣です。
ほかにも、ずばり月モチーフの兜も展示しております。

伊予札縫延栗色革包仏丸胴具足

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「令和」とは特につながりませんが
なんだかおめでたい気分になる国宝もおすすめです。

【国宝】短刀 銘 吉光

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

令和ゆかりの地・太宰府から、令和コンビゆかりの地・柳川までは、西鉄電車が便利です。
太宰府観光列車「旅人」や、柳川観光列車「水都」で、素敵な旅をお楽しみください。

 

まもなく始まるゴールデンウィークには、「なんとなく令和」を感じる立花家史料館へ。
令和コンビゆかりの刀剣たちが、みなさまのご来館をお待ち申し上げております。

 

[おまけ]
毎年、館長の誕生日にオーダーするオリジナルケーキ。
今年は令和ケーキにしてみました。
宗茂の金地三日月図軍扇に梅の花が一輪。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

柳川藩士の末裔であるパティシエに作っていただきました。

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伯爵の方の立花家

2019/2/9

去年9月に始まった、朝ドラ「まんぷく」で
安藤サクラさん演じる主人公の名前は立花福子。
この朝ドラ効果により、どうやら現在のところ一番勢いのある立花家は
萬平さんと福ちゃんの立花家のようです。

そこで今回は、他にこんな立花家もありますよというアピールとして
江戸時代には柳川藩主であった、伯爵の方の立花家を紹介してまいります。

 

伯爵の方の立花家で最初に伯爵になったのはこの人

 

 

 

 

 

 

 

 

 

立花寛治(たちばな ともはる)、立花家14代当主です。

農業で地元や国に貢献するという志を持ち
私財で柳川に農事試験場を開きました。

農事試験場で栽培されたブドウ

 

 

 

 

 

 

 

 

農事試験場では種苗交換会や農産物品評会を行い
農事の発展につとめました。

柿の出荷準備

 

 

 

 

 

 

 

 

東京にある屋敷を、上京した学生のための寄宿舎にしたりと
教育・育英事業の分野に力を入れたりもしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

悪いものは体に入れない主義で
お酒や煙草は口にしなかったそうです。

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに、伯爵の方の立花家は犬が好きなので
この後の写真にも頻繁に犬が登場します。

 

寛治の次の伯爵はこの人

 

 

 

 

 

 

 

立ち姿が渋い、立花鑑徳(たちばな あきのり)
立花家15代当主です。

 

伯爵の方の立花家は、ラーメンではなく蜜柑を作っていました。

 

 

 

 

 

 

 

鑑徳が開墾した広大な蜜柑園「橘香園(きっこうえん)」では
あの千疋屋でも取り扱われるような優良な蜜柑を育てていました。
橘香園は、現在も立花家の手によって運営されています。

橘香園開墾の様子

 

 

 

 

 

 

 

鑑徳の妻、艶子は田安徳川家の出身。

田安徳川家家族写真 後列右端が艶子

 

 

 

 

 

 

 

 

艶子の父は田安徳川家9代当主、徳川達孝。
徳川宗家16代、徳川家達の実弟にあたります。

 

鑑徳と艶子の娘、文子は明治43年に生まれました。
萬平さんのモデルとなった安藤百福さんが生まれたのと同じ年です。

右が文子 左は寛治の妻・鍈子、手前はスーちゃん(犬)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伯爵の方の立花家の一人娘はスポーツが得意。

 

 

 

 

 

 

 

家に作ってもらったテニスコートで練習に励み
昭和8年には全日本女子テニス選手権大会のダブルスで優勝しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな文子の元に、婿としてやってきたのが島村和雄。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

元帥 島村速雄の次男です。

島村家家族写真 左端が和雄

 

 

 

 

 

 

 

和雄も文子と同じくスポーツが得意で
スキーは共通の趣味でした。

後列右端が和雄、その隣が文子

 

 

 

 

 

 

 

朝ドラの福ちゃんたちも克子姉ちゃんの香田家や真一さんと行き来がありますが
伯爵の方の立花家にも、親戚が遊びに来ます。

 

 

 

 

 

 

 

このときに来たのは、和雄の弟妹たちと文子の従姉妹。
みんなで海水浴や釣りを楽しむ様子を写したフィルムが残っています。

 

伯爵の方の立花家は塩は作りませんが、潮干狩りは好きです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

有明海の干潟で潮干狩りを楽しみます。
伯爵夫人も着物の裾をからげ、足袋着用で張り切って貝を探します。

右が伯爵夫人・艶子

 

 

 

 

 

 

 

和雄と文子に長男が生まれたのが昭和12年のこと。

初節句

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ご先祖の戦国武将・立花宗茂の宗と、鑑徳の鑑をとって
宗鑑と名付けられました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

華族制度の廃止により
伯爵の方の立花家が、元伯爵の方の立花家になったのは
宗鑑が小学生の頃のことでした。

 

そして戦後の立花家は、既成概念をぶち壊す発想で困難を乗り越え
今の立花家へと続いていくのですが
それはまたの機会にでも。

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女優カレンダーで華やか学芸室

2018/12/30

もうすぐ新しい年を迎えますが
みなさんのお家ではカレンダーの準備はととのいましたか。

当館学芸室ではこれまで、収蔵資料画像ご利用の成果物としてお送りいただいた
甲冑カレンダーや刀剣カレンダーを愛用しておりました。

甲冑も刀剣も全国の選りすぐりの作品が月替わりで登場し、とても楽しみなのですが
毎年当館の収蔵品が採用されるわけではなく
各人が手元の卓上カレンダーで済ませる年もありました。

 

そんな一昨年の暮れ、突然華やかなカレンダーが送られてきたのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東宝の女優さんカレンダー。

一昨年に開催したイベント時に衣装をお借りした
高津装飾美術株式会社が送ってくださいました。

表紙は長澤まさみさん。
さらに各月を名だたる女優さんが彩ります。

 

早速学芸室のドアにかけてみたところ
殺風景な部屋が華麗に変身。

 

 

 

 

 

 

 

 

 
さすがは長澤まさみさん。
無骨なヘルメットにも負けず、輝いています。
華やかさをもたらすこの素敵カレンダーには
学芸室ドアの主となっていただくことにしました。

毎日幾度となく開け閉めするドアですが
そのたびに目に入るのが素敵カレンダーだと、気持ちも華やぎます。
ただ、なんとなくめくらないうちに日々が流れてゆき
結局一年間、表紙の長澤さんを眺めて過ごしました。

 

そして今年の12月、またまたやってきたのです。
あの素敵カレンダーが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年版東宝カレンダー。
またまた表紙は長澤まさみさん。
なんでも15年間も東宝カレンダーの表紙を飾っておいでだそうです。
2018年とは雰囲気の違う髪型に、赤い服もよくお似合いです。

 

○月の女優さんは誰でしょうクイズをしたり
2018年カレンダーと女優さんラインナップを比べたりと
みんなでひと通り楽しんだ後
またまた学芸室のドアに鎮座していただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年も学芸室を華やかにしてくださることでしょう。
せっかくいろんな女優さんが出演していらっしゃるので
来年こそは月が変わる度にめくろうと思います。

 

これから先、甲冑や刀剣のカレンダーへ当館収蔵品が採用された際に実現するであろう
かっこいいカレンダーと素敵カレンダーとの競演が楽しみです。

 

さて、2018年も間もなく幕を閉じようとしていますが
立花家史料館は年末年始も休まず開館しています。
28日からは新春テーマ展「めでたづくし」が始まりました。
多種多様な「おめでたい」デザインの作品をあつめてきた展示室で、皆さまの新春を寿ぎます。
太宰府へ初詣においでの折は、ちょっと足をのばして
ぜひ柳川へもお越しください。

 

 

 

 

 

 

 

まもなく来る年がいい年でありますように。

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山口旅行記5 ~萩の町、そして余裕の帰路~

2018/12/5

立花財団スタッフ・財団元スタッフ・御花スタッフの山口旅行記。

これまでのお話はこちらです

第1回 計画と出発

 

 

 

 

 

 

 

第2回 たどりつかない山口

 

 

 

 

 

 

 

第3回 夕暮れの角島

 

 

 

 

 

 

 

第4回 水上からの萩

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水上からの萩を楽しんだ後は、陸上から萩を楽しみます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明治維新150年ということで
今年は萩でもいろいろな催しがあったようです。

 

さてそんな萩の町観光の、最初の目的地はこちら。

 

 

 

 

 

 

菊屋家住宅です。

道路沿いに張り出してあった案内板によると
こちらは萩藩の御用を務めた豪商の家で
現存する大型の町家として最古に属し、建築史上極めて貴重ということから
主屋や蔵、釜場などの5棟が国の重要文化財に指定されているとのことです。

 

 

 

 

 

 

 

 

見上げると古い雨樋が残っていました。
立花邸にもちょっと似た雨樋があります。

立花邸大広間の雨樋

 

 

 

 

 

 

 

 

受付を経てお座敷にあがると、手入れの行き届いたお庭に迎えられました。

 

 

 

 

 

 

見学中は知識の豊富なガイドさんがついてくださり
細かい質問にも的確にお答えいただけます。
おしゃれなポロシャツも印象的でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

立花家にはないけれど、ときどき見かけることのある
歴代当主の集合写真的な掛け軸、毛利家バージョン。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

古い電話室。
アルファベットの記述が「TELEPHONE」ではなく
「DENWA」なのがおもしろい。
電話番号は5番。

 

屋敷内では他にも、菊屋家でかつて使われていた道具類や部屋
さらに貴重な絵画、古文書類を見学できます。

このとき展示されていた絵画は鳥の絵が多く
菊屋家版の「いろトリどりの宝モノ」を堪能することができました。
ちなみに次回の立花家の「いろトリどりの宝モノ」は2019年7月19日からです。

 

そしてここで、この旅一番の蘇鉄に出会いました。

 

 

 

 

 

 

 

ダンスグループのフォーメーションを思わせるシルエット。
すっきりとしていて、それでいてボリューム感もあるフォルム。
さすがは藩の御用宅に借り上げられることしばしばというお家の蘇鉄。
貫禄と気品を感じました。

 

さて次の目的地は、菊屋家住宅を出てすぐにある御茶処 惺々庵です。

 

 

 

 

 

 

 

丁寧に点てられたお抹茶を、萩焼のお茶碗でいただきます。
暑い日で(既にお忘れかもしれませんが7月の話です)大量に汗をかいた後だったこともあり
体にしみこんで行くような一服でした。
突然大人数で訪れたにも関わらず、快くご対応いただきありがとうございました。

 

さて、夕方までに筑後地方へ帰り着く必要のある(第4回参照)我々の旅は
高速道路の開通状況や混雑具合を鑑みると
そろそろ帰路につかなければなりません。
萩の町に別れを告げ、高速道路をひた走り
壇之浦PAで休憩。

 

 

 

 

 

 

ここで、通行止め全線解除のニュースを得ます。
ということは一般道におりる必要はなくなり、高速一直線で帰ることができます。
お昼は車中で軽く、のつもりでしたが
時間に余裕ができたので
もう少し進んだところでゆっくり食べることにしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

一蘭も入っている古賀SA(下り)で昼食休憩。
時間に余裕ができたら、気持ちにもお腹にも余裕ができ
ソフトクリームまで食べてしまいました。

古賀SAを出発し「宗茂トラックとすれ違わないかな」などと話しながらどんどん南下。
時間にまだ余裕があったので、基山PAでも休憩。
気持ちにもまだ余裕はありましたが、もう何も食べませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

休憩を重ねたことで、最終的にちょうどいい時間に到着。
解散となりました。

 

今回の旅は研修の意味合いは全くない旅だったので
立花家に関係しそうな場所や毛利家の歴史的な何かなどは訪れていません。
そばを食べて観光地をいくつかめぐり、蘇鉄を撮るという普通の観光旅行でした。

旅先ではついつい歴史に関する場所や美術館・博物館に行きがちな私たちですが
立花氏庭園という観光地内に位置する館のスタッフとしては
観光のための旅行というのもよい経験となりました。

 

以上、ずいぶん長くかかってしまいましたが、これで山口の旅の記録はおしまいです。
年を越さなくてよかった。

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