2017/10/23
いろんな事が目まぐるしく動き出した2017年の春。
そのひとつに、当館で公式イメージキャラクターを利用した教育普及活動の開始があります。
正直、踏み切るには迷うところありましたが、柳川市の勢いと将来への布石を考えて思い切ってスタートをきりました。博物館の教育普及が目的ですので、観光PRとは少し違ったものになりますが、地域の歴史やそこから生まれ語りづがれる物語を、観光や地域振興に役立てていただけるのは本望です。
手探り状態ですが、当館のミッションに向かう道筋は外さないよう、当館にしか出来ないことを考えつつやってゆく所存です。どうか、暖かい目で見守ってやって下さい。
今月から本格的に動き出したのですが、現在HP上での情報発信については準備中です。12月からはサイト上で活動情報を得ることが出来るよう整えてゆきたいと思っておりますので、それまでは、五月雨式に当館のSNSを通じてお知らせをいたします。
というわけで、
早速、10月7日は奥州棚倉藩評定での「無双の花」朗読舞台デビューです。どうなることか、ドキドキしていたのは私だけでした…。殿がどれ程本番に強いか、よーくわかりました。そして、力強い助っ人の朗読組は、もう3回目となる熊本城おもてなし武将隊の面々。
ひとりじゃないって、素敵なこと…。殿の表情も明るかった。
終わってからの弾丸、大返しで九州へとってかえして、(島津義弘さんと一緒というのが運命的です)
翌8日は三柱神社でのイベントと御神幸行列。公式イメージキャラクター「宗茂と誾千代」初陣を飾りました。
小川福岡県知事と金子柳川市長に挟まれて紹介をいただく、戦国最強の夫婦。皆さんニコニコとよいムード。
周辺自治体からの期待も大変熱いものがあり、私共も強い決意で取り組まねばならないと意をあらたにしました。大分からは、大友宗麟鉄砲隊の方々が宗茂と誾千代の初陣のために、と駆けつけていただき、鉄砲演武をご披露下さいました。とても心強い援軍です。
そして、御神幸行列では騎馬でパレードをして、宗茂と誾千代のお披露目。
沿道の方から沢山の声援をいただき、殿と姫も笑顔で手を振ってくれましたが、なかなか凛々しいお姿でした。
一週間後、14日15日、今度は大分駅前広場で開催された宗麟公まつりに、こちらから宗茂と誾千代が出陣しました。
大友のお膝元、大分にはあちこちに杏葉紋が翻っていて、なんだかテンションが上がりますね。県外という感じがしません。ホームに戻ったよう。
福島県棚倉町での朗読舞台から、10月の立て続くご出馬、そして
17日は柳川商工会議所創立70周年記念式典で、「無双の花」朗読舞台での柳川デビュー。
朗読舞台では、熊本の熊本城おもてなし武将隊の皆さまが舞台を盛り上げて下さいました。
ひきつづき、お世話になり感謝いたします。
殿は当館イメージキャラクターの宗茂として活動を始めて、2ヶ月足らず。
朗読舞台のために、熊城隊朗読組の皆さまと何度も稽古を重ねてまいりましたが、その成果があらわれたよい舞台でした。
一般公開の舞台ではありませんでしたので、ごく一部をこちらからご覧下さい。
宗茂、誾千代との別れ
宗茂、雪下との別れ
宗茂、柳川復帰の日
柳川でのイメージキャラクター宗茂と誾千代は、二人でスタートしたばかり、
来年以降も継続をしてゆくためには、今まで以上に沢山の皆さまからの応援が必要です。どうぞよろしくお願い申し上げます。
http://www.tachibana-museum.jp/membership/index.html
http://www.tachibana-foundation.jp/support.html
準備が整いましたら、殿と姫からのご挨拶もアップいたしますが、
特別展「立花宗茂と柳川の武士たち」でも、活躍の予定です。そして、二人にとって、頼もしくて可愛い助っ人もその頃登場することになる予定ですので、当館の公式SNSを時々覗いてみて下さいね。
では、皆さまとお会いできることを楽しみにしています。
タグ: 大河ドラマ, 武将隊, 葉室麟氏
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2017/9/2
館長の植野から秋のご挨拶です。
さまざまな新しい風が吹き込む季節です。
吹き寄せのように近況とかこれからの事とかブログで少しお話ししたいと思います。
今年は何かが起こる年(なにしろ立花宗茂生誕450年ですから)と予感がありましたが、
ホップ・ステップを省略して大河ドラマ招致キャンぺーンが始まってしまいました。
春頃から少しづつ動き出しておりましたが、いよいよ本格始動。
復活の武将をテーマにした不死鳥のロゴマーク
沢山の組織や大勢の力が集まって大きな動きになっているのですが、その中でも
もちろん当館は極めて頑張らなければならない立場なのは言うまでもありません。
こういった動きを受けて、
新しいイメージキャラクターとしての立花統虎(宗茂)が立ち上がったのも
驚くべきことです。(これには涙ぐましい裏方の努力があり)
突然ですが、柳川の殿の設定集から一部をご紹介します。
例えて言えば、当館を劇場とすると、史料館監修の舞台劇「宗茂と誾千代の物語」(つまり史実に基づくフィクション!です)で超ロングラン公演中の主役であるというイメージ。
ビジュアルの設定年齢は21~25歳ですが、知識と記憶の設定では宗茂の全人生について熟知しており、
宗茂が現代を生きていれば、このように振舞うであろうという説得力を持たせたいところです。その本務はあくまでも史料館の教育普及事業です。
正式の名前は、名乗り口上でもご披露しましたように「立花左近将監源統虎」あらため「立花宗茂」。
その性格は、
… ここからは長くなるので、何かの機会で披露できればと思います。きっと立花宗茂を通じて当館へ親しんでいただいている皆さまの心の中にあるイメージに近いのではないかと思っています。
…辛口スッキリの見た目ですが、けっこう天然系です…柳川の殿がですよ。
さらに、イメージキャラクターは現代に生きる男子だけでなく、イラストも制作が進行中。
このイラストが、これがよいのです。見せたい!!でもまだ見せられない、のがじれったい。
と言っていたら、作者のご厚意で、まだ準備中の沢山のイラストから一部をご披露。誾千代姫になってどんな殿が現れるか、一緒にドギマギして待ちましょう。
完成した物語を乞うご期待。
もちろん、本資料の写真もかっこいいものを準備したいと企画検討中です。
3種類の媒体を縦横に行き来した教育普及活動を展開してゆきますので、親しみを持って迎えていただければと願うばかりです。
そのステージは、
当館公式の新しいインスタグラム、そして宗茂と誾千代大河招致キャンペーンのポータルサイト、です。
どちらも10月から始動を目指して準備中です。頑張ってます。
新しい風と皆さまのご支援が当館の支えとなります。
タグ: 大河ドラマ
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2017/6/12
館長の植野です。
今年が立花宗茂生誕450年なのは、こちらのブログでは言うまでもありませんが、その年に降ってわいたような…「立花宗茂と誾千代を大河ドラマへ」招致運動へ柳川市が手を上げました、という話題。
もちろん、柳川市も突然思い付いてのことではなく、以前より少しづつ少しづつそういった気運はありました。が、満を持して今年からの急展開ではあります。
私共の財団の重要なミッションのひとつは、武家文化の発信ですし、史料館の取り組みのひとつに立花宗茂とそれに関わる歴史を広く知って親しんでいただく、ということがありますので、
招致に向けて行政と民間がひとつになって教育普及を核としたキャンペーンを展開して取り組むことそのものに大きな意義があると思っています。大河ドラマになるかどうかは、その後からついてくることですね。
結果よりも過程が重要ということで、皆が楽しい!ワクワクする! というようなことをやりたい!と思っています。
まず、5月8日の県庁訪問のすべりだしから金子市長の意気込みが熱い、そしてチャーミングです。
実はこれにはこんな裏話が、
もともとはイメージキャラクター的な方々に宗茂と誾千代に扮していただいて、一緒に県知事訪問をしてもらっては、という希望があったのですが、諸事情によりそれが出来ないことになり…
GW直前のある日、柳川市の某氏より連絡がありました。しかも極秘の、とのこと。
一体何が…とおそるおそる聞くと
某氏「金子市長自ら宗茂に扮することになりました」
植野「エッ!? Σ(゚Д゚)」(そしてなぜ極秘事項…)
某氏「このことは、同行のメンバーにも秘密にして当日サプライズでびっくりさせたいので」
そして、この秘密のプロジェクトの全面支援をすることになりました。
市長はGWの間、口上の練習をして、さらにダイエットまでされたとか。
この様子はこちらでご覧下さい。とても上手だったのにも驚きましたが、何よりやや緊迫した場の空気が一気に和んだのは良かったです。皆さん笑顔に。
こうやって、柳川らしい明るい招致キャンペーンがスタートしたわけです。
私たちは、常に正門を叩いて行こう!と思っています。
その後も様々に計画が進行中。それはまたこちらのブログで最新情報を発信してゆきますので、お楽しみに。
タグ: 大河ドラマ
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